6月2011

wishバッテリーあがり

トヨタwish八王子、トヨタwish。運転席ドアが壁にべったりとは聞いていないよ。高年式なので鍵穴は運転席のみ、ああblue。バッテリーがあがって、リモコンが反応しない。いずれにしろジャンピングが必要なので、ドアを開けられなくても、ボンネットを開けられればいい。お客さん、知り合いの板金屋を呼び、ボンネット開けにトライしてもらったけど、出来なかったといいます。仕方ないので、久しぶりに差し金攻撃を開始します。ウインドウ越えツールは挿入すること自体不可能です。障害となるプレートがウインドウ下に入っています。ドア内部も差し金対策が進化しています。手口変更、ドア枠をあおります。工具の先端がロックボタンに接触しても、unlockまで倒せない。曲面だらけのロックボタン、トヨタはこういう解錠方法まで想定しているの。工具先端がグリップせず、ツルツル滑ってしまいます。グリップする材料を先端にはめ込んでみました。30分経過、何とかロックボタンを倒すことが出来ました。鍵穴があれば3分以内に終わるのに。。今後ずっとこういう駐車をするなら、助手席ドアを施錠しない、もしくはボンネットを開けておくか、考えないとダメでしょう。作業終了後、数分してスコールのようなどしゃぶりになりました。ツイテル。

WEST本締504鍵作

WEST504現場が立川駅前ビル8F、と聞きました。正直嬉しくないロケーション。パーキングを探す手間、パーキング代もかかる。車と現場の往復も時間がかかる。ビル8Fの店舗は雀荘でした。学生時代よく行っていたなあ、と懐かしく思います。卓は30%くらいしか埋まっていません。マージャン人口も随分減っているとの記事を読んだことがあります。「ピンヅモのみ!」なんとも懐かしい響き。さて、入り口ドアはWESTの本締504。サムターンが360度回転するタイプ、過去に一度遭遇したことがあります。鍵が1本もないので、鍵作することになりました。交換と言われても、こんなレアなシリンダー在庫してません。シリンダーを取り外して、車に持って行きます。4ピンなので、すぐ終わるかと高をくくっていました。ところが、随分苦労しました。H727WESTシムがなかなか入らない。30分かけてようやく2ピンまで入り込む。それ以上はもう無理。WESTのシアラインはタイトだ。ピックしてみるが、これも苦戦。フルインプで作成すると時間がかかるので嫌だ。即席でバンプキーを作って、バンバン叩く。内筒が廻ったけど、ピンの動きがおかしくなりました。やはりやりすぎは危険です。電動ピックガンを長時間打つようなものです。いやバンプの場合、左右方向にも力を入れるので、スプリングに過大な負荷をかけてしまう。ばらしてみたところ、スプリングがグニャリとなっていました。4ピンともスプリングを入れ替えて、鍵作完了です。完璧に作成した鍵なのに、なぜか回転が重い。H727ブランクの背のメッキと角を削ると、スムーズになりました。ブランクが完全に正解ではなかったようです。

ドアガード解錠交換at日野

ドアガードドアガードという言葉は、一般の人はまず知らない。依頼の電話は勤務中のご主人のようです。「鍵の上についてて、ガチャッと倒すやつが勝手に倒れて・・・」「ドアチェーンみたいな?U字型の?」このやりとりで古いドアガードが、ドアを閉めた衝撃で倒れたのだと分かります。よくあるトラブルです。日野市マンション現場では、お母さんが乳児を抱いています。どうやら受け金具がずれているようで、当初ドアがまったく開かない。力ずくで引っ張ると、50mmくらいはドアが開くようになりました。一安心、即解錠。短時間の作業でも、汗がまつ毛の上に乗っかる季節になりました。日差しが強いので、お母さんと赤ん坊は、階段踊り場の日陰で待機してもらいます。室外画像を取り忘れましたが、シリンダーを覆うロックツーロックが付いています。ガードプレートはsuperG、さらにサムターンカバー。すべてご主人がDIYで取り付けたとのお話。防犯意識高いですね、素晴らしい。このままだと確実に、トラブルが再発します。古いドアガードを取り外したら、スプリングとクリックボールが飛び出しました。新しいドアガードに交換して、終了です。危険なのは、小さい子供を室内に残したまま、親御さんがドアを閉めてドアガードが倒れるトラブルです。過去にそういうケースがありました。ドアガードの操作を理解できない乳児だと、ドアの隙間から見えるお母さんが外に立ったまま、しきりに話しかけるのが不安なんでしょうね。わんわん泣いていました。

らくらくロック取付

keidenカードキー夜間出動、八王子マンション。「鍵が空回りしている」ので、施錠して外出できないそうです。現場に到着、想定外のkeidenカードキー。通常のシリンダー錠じゃない、ぐらい言って欲しかった。カードを差し込んで回してもデッドボルトが出ません。奥まで差し込んだ際のカチッ音がなくなっているとのこと。ケイデンスミスの鍵屋さんに聞いてみます。カードを差し込むときにも固いので、異物が入っている可能性があるらしい。解消方法を聞きながらトライしますが、不具合は直りません。分解するには、ケイデンスミスが持っている専用工具がないと危険らしい。keidenカードキーなら、個別キーの可能性はほぼない、システム組した代理店があるはずとのこと。分解するならリスクのある作業だし、交換するなら、管理会社への確認が必要だと言われます。
らくらくロックとにかく勝手に分解やら行うと、管理会社からのクレームも考えられると聞きましたので、撤収することにします。お客さん、何でもいいからとにかく施錠しないと外出できない、と言います。車内にらくらくロックがあることを思い出しました。錠前が故障したりして、即交換できない場合などに、暫定的な処置として何度も使ってきました。中古品ですが、これを販売取付して、事態収束です。管理会社でマスター対応新品をストックしていなければ、交換するのにも数日かかるでしょう。磁気カードなので、トラブルのないカードシリンダーだと思っていました。keidenスミスいわく、まれにこういうトラブルはあるそうです。

PR PGF703解錠未遂

PR PGF703東村山市、築4年のマンション、競売物件。いつものように仲介の不動産屋さんが立ち会います。毎回同行する担当者でなく、本日は部下の営業マンでした。担当者の人は長年顔なじみですが、支店長に昇格されたそうです。会社での地位も上がり、忙しくなったのでしょう。私のような自営業だと、昇進もなく、変化もないものです。リーマンショック前、融資基準が甘い時代に住宅ローンを組んで、払えなくなったパターン。平成19年前後の築浅マンションの競売は、こういうパターンが多いそうです。5年くらい前までは、頭金なしでもマンションが買えると営業マンが攻勢をかけていた時代です。頭金も用意できない人間が、新築マンションを購入すれば、こうなる確率は高い。PR LAさて、玄関プッシュプル錠はMIWA PR PGF703、刻印は02。高い確率でスイッチサムターンでしょう。ようやく改良した工具の戦闘力を試す時が来た!と思ったら、玄関ドア横に勝手口ドアがありました。おそらく同一キーのPR LAです。心情的には玄関ドア解錠にチャレンジしたい。でも、勝手口であれば確実に短時間で、かつ安い料金で解錠できることが確実。必然的に勝手口から開けることになります。解錠した後は、暫定的なシリンダー交換を行います。逆マスター対応のPRシリンダーは約3週間後に入荷するでしょう。やはりスイッチサムターンでした、残念。

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