10月2014

ぼったくり鍵開けの実情を知る

アパート玄関ドア

アパート玄関

久しぶりの早朝出動、国分寺市、アパート玄関、鍵開け。解錠作業をしながら、お客さんと会話します。2年前にも、夜中に鍵屋を呼んで解錠料金が\30,000だったことを聞きました。見事なぼったくりです。今回の料金の2倍以上です。このような簡単な鍵開けでも、請求額\50,000というケースも耳にしたことがあります。上には上がいるものです。このぼったくりは地元の個人鍵屋で、ロックセキュリティ協同組合にも加盟しています。組合加盟といっても、料金まで規制できるわけじゃないので、業者の道徳心次第です。大手チェーンでも、個人でも、ボッタクリ鍵屋はいます。数年前から、問い合わせでも料金を探るだけの電話が増えています。エンドユーザーとしても、ぼったくられた経験があると、猜疑心が強くなるのも無理はありません。まあ、鍵屋もそういう電話ばかりでテンションは下がります。悲しいかな、相互不信社会になりつつあるのかも知れません。

VWキーシリンダー修理

VWドアハンドル

VWドアハンドル

1960年代のVWのドアハンドルが持ち込まれました。鍵穴のシャッターがきちんと動かない状態です。入手した別のハンドルからキーシャッターを移植してほしいとの依頼です。キーは変則ピッチの9枚タンブラーのはずです。フェイスキャップを外すのに苦労しました。
VWキーシリンダー

VWキーシリンダー

シャッターのキックバネが案の定折れていました。もう一つのドアハンドルを分解してシャッターを移植しました。フェイスキャップをかしめる際に、薄いステンレスの劣化を意識しないと、亀裂が入ることがわかりました。慎重に作業して、修理完了です。

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