4月2013

グレモン錠の故障

グレモン錠故障

グレモン錠故障

昭島市の古い賃貸マンション、1Fの玄関ドアです。内からも外からも開錠できず、ドアを開けられないと聞きました。管理会社からは自己負担で解決するように、またお抱えの鍵屋を手配するこても出来るとの回答らしい。現場で一見してグレモン錠とわかり、こりゃ大変かも知れないと感じます。横田基地が周囲にある昭島は、賃貸物件で時々防音ドア仕様のグレモン錠を見かけます。サムターンも45度しか回らず、負荷を感じられない。錠ケースの故障だと思います。とにかく破壊しながらドアを開けなければ型式も確認出来ません。バックセットとスペーシング寸法からすると、現行カタログには載っていない。廃盤かも知れない。錠ケースはOEMでシブタニだったりする場合があります。なので、錠ケースのみ交換で済むか、ロッドの交換も必要か、さらに加工が必要かドア着脱が必要か、ドアを開けないことには正確に見積もれません。料金も3~8万円くらいまで大きく幅があると思います。外出するには、ベランダの高さ130cmほどのフェンスを超えなきゃいけない、大変な状態です。不機嫌な奥様、管理会社と料金負担で折り合いがつかない模様。検討するとのことで引き揚げました。誰が払うのかが宙に浮くと、やる気が0になります。解錠しても、グレモン錠は取り寄せ品なので、ドアを施錠出来ません。暫定的に補助錠を取り付けるなどの処置が必要です。築年数は古そうですが、故障した原因は、建て付けのズレなどによりロッドかデッドに負担が長年かかったんでしょう。ということは、グレモン錠取り付け以外に修正が必要かも知れません。この玄関が2F以上だったら、本当に悲惨な状態です。賃貸物件でグレモン錠故障となると、料金回収も含めて、厄介そうです。

2F掃出窓の解錠

スコープなし

スコープなし

小平市のアパート、玄関鍵開け依頼で出動です。ディンプルキーとは聞いていましたが、時節柄、鍵穴から開けることは少ないので、あまり関係ない。学生さんが実家に鍵を忘れて、一人暮らしの自宅に戻ってきた状況でした。玄関ドアを見て、がっくり。ドアスコープがありません。グレードの低いアパートで、たまにあります。ツイてない・・キーは多分家研のDu-H75、10年前ならピックした記憶がありますが、今時アンチピックピンが入ってないはずもない。通路に面した小窓を攻撃。工具挿入不可能。
ベランダ

ベランダ

このまま売上0で帰るのもしゃくなので、掃出窓を攻めることにしました。伸縮ハシゴでよじ登ります。おそらく掃出窓は開いている、と言われましたが、クレセントはかかってます。工具も入らない構造です。クレセントの引っ掛かりが少しなので、一度降りてきて別の工具を持ってきます。なんとか引っかかりを外せました。最近ハシゴが連続して活躍しています。少し息が上がっているのは、運動不足だからでしょうか。30代ならこんなことはなかったはずです。。

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