オフィス系

宅配box鍵作開け

宅配box

宅配box

アパートのエントランスにある、宅配boxの解錠依頼が入りました。オーナーが鍵を持っておらず、入居者からのクレームで早急に開けなければならないそうです。宅配boxは特殊なキーシリンダーが使われていることが多く、最悪破綻でも良いと管理会社に言われます。宅配boxのメーカーはNASTA,6個全て施錠状態、別物件の同じnastaのキーを営業マンに見せてもらうと、MIWA刻印、ディスクタンブラー6枚です。ピックしても近年のオフィス家具同様、テンションがテールに伝わっておらず、ピッキング解錠は無理とわかります。適当なA版ブランクで合致するものがあり、サンプルとなる別物件の刻みキーからデータを拾い、鍵作開けできました。
nastaキーシリンダー

nastaキーシリンダー

このタイプのmiwaキーにはディンプルキーもあるようで、ディンプルだったなら、出来たとしても数倍の時間がかかったでしょう。ラッキーな現場でした。

ポストのカムロック交換

ポスト錠あきる野市、不動産屋さんがリフォームする物件です。先週は、玄関や勝手口のキーシリンダー交換を行いました。今週後半の引渡しまでにポスト錠も交換する必要があります。alphaのカムロックは180度回転するタイプです。問屋さんに聞くと、納期が間に合わない。在庫があるという90度回転タイプを仕入れて現場に臨みました。新しいカムロックをあてがってみて、これでは機能しないことが判明。90度回転タイプだとカギは1点抜きになり、施錠状態でしかキーが抜けない。しかも施錠状態ではカムが今までのように下向きにならず横向きになる。
alphaカムロック既存のカムロック180度回転タイプをばらして見ると、違いはシリンダー裏側の部品1枚だけだと分かります。写真中央、下が90度回転用部品、上が180度回転用。この部品で内筒の回転角度が90度か180度かを決めているんですね。というわけで新品カムロックの、この部品だけ古いカムロックから移植します。新しいキーで、施錠でも開錠でもキーが抜けます。カムの向きも正しい。

US公衆電話エースキー

USA公衆電話アメリカ製の公衆電話についているシリンダーはエースキーです。解錠してパネルを開け、通電させたいとのことです。近々のイベントで展示するそうです。お客さんが「機械屋」と言う事務所の中は、ボール盤や電動工具、電気材料などがあります。昨日呼んだ鍵屋は「壊さないと無理」と言って10秒で引き揚げたと聞きました。借り物なので、どうしても壊さずに開けなければいけない・・専用のエースキーピックで30分以上もがきます。内筒は回転しません。お客さんもかなりの機械通なので、専用解錠工具の存在に少し驚いています。
エースキーシリンダーさすが職人、エースキーの構造をネット情報で理解し、さらにyoutubeで解錠の動画を見て勉強したそうです。自作の解錠工具を作ることまで考えたようです。動画では簡単に開いているからといって、すべてが解錠できるわけではありません。エースキーピックは経験上、sentryの金庫についているエースキーは楽々解錠出来ます。でもalpha製のエースキーは開きません。ピンによってスプリングの強さを変えています。一種のピッキング対策です。この公衆電話も産業用機器なので、ピンがノーマルでなくスプールピンでも入っているのかな?今度はブランクベースで自作した解錠工具で再度ピックに挑戦してみます。やはりダメでした。1時間ほどで見切りを付けました。売上は、差し入れの缶コーヒー1本です。

tajimaポスト錠交換

tajimaポスト錠地元不動産より依頼、昭島市マンション。ポストダイヤルの番号に関係なく自由に開いてしまう不具合を確認します。確かに暗証番号位置でなくてもラッチが引っ込みます。老朽化でおかしくなっているようです。tajimaポストダイヤル錠、なぜか在庫していました。ポスト錠なんて3年に一度あるかの需要なのに・・とにかくラッキー、即交換。取り外したポストダイヤル錠を不動産屋さんに届けます。ポストダイヤル錠
いつもの景気の話から始まって、政治談議になってしまいます。TV、新聞の論調と同じく、ご主人は「増税は仕方ない」「民主党には消極的賛成」のご意見。聞こえのよいマスゴミ論調に洗脳されているようです。ちょうど私の親世代だと、少年期にGHQから強烈な自虐史観を植えつけられた被害者ともいえます。事務所にはアカヒ新聞、捏造偏向オンパレード朝鮮メディアを長年愛読してきたのですね。人類史上、復興のために増税などという愚策はかつてなかったこと、増税すると税収は落ちることを話してみました。さらには民主党がなりすまし日本人の巣窟であること、話が広がり、日本が併合する前の朝鮮は土人国家であったことなど。ネットから情報を得ず、人口が多く投票率も高い世代がこうだから、売国民主党政権が誕生してしまったのです。それでも日本の緩やかな没落を少し感じてはいるようです。他人の思想を変えることは出来ない。しかし、思想はあくまでも正しい情報に基づかなければいけない。TV新聞のゴミ情報でなく、真実を知った上での左翼思想であれば、私は何も言いません。

TSA002スーツケース鍵作

スーツケースもうすぐ海外旅行で使用するスーツケースの鍵をなくしたそうです。玄関に置かれた、初めて出くわすTSAロック。鍵屋さんのブログを見ると、TSA002以外に001や003もあり、同じTSA002でもキーウェイはいろいろ違うみたいです。TSA用ブランクも市販されてないんですね。この鍵穴は随分幅広い。師匠に経験があるか聞いてみました。「多分左半分のスペースに鍵を挿す」「右半分にはマスターキーを持った空港職員が差し込んで開錠する」「適当なブランクを加工してリバーシブルキーを作った」これだけの情報が入手できました。
TSA002オフィス系でフィットするブランクがようやく見つかりました。でも片側刻みです。SPが大きいのでストッパーを削って4枚ディスクのピッチを取ります。ピックおよびインプレッションで作成するのは、難易度の低い作業です。普段使っている旦那さんはおらず、立ち会った奥さまが「開け閉めできる鍵があればそれでいいのよ」と言います。元々リバーシブルキーだったのかどうか、正解が分からず消化不良気味。M版で小さいブランクも一通り確認してみればよかった。話の流れで、奥さんのお言葉に甘える格好になってしまう。少しモヤモヤ感が残りました。

htmlコンテンツ