ikonサムターン故障at東大和

デザイン交番建設会社より見積依頼を受けた現場は、モノレール某駅の交番です。バブルの時代に建築された独特なデザインの交番だそうです。ドアになぜかツァイス・イコンの錠が付いており、不具合があると聞いています。駅前ロータリーに車を停めます。いつもなら、パーキングを探すか、駐車禁止をかなり気にすることでしょう。おまわりさんの目の前なので、安心安心。おまわりさん曰く「これ、2回転もまわさなきゃならないので、面倒なんですよ」仰るとおり、利便性を無視したデザイナーのせいです。ikonのキーをまわすとサムターンが同時に回転する。でも、サムターン単独では回らない。どうやらサムターンのクラッチ機構が壊れている模様。錠ケースの故障でないことを確認するため、ユーロプロファイルのシリンダーを取り外したい。
ツァイス・イコンキーを挿して少し回転させた状態でサムターン側から引き抜くようです。ところがキーヘッドがぶつかり抜けません。見積もりの段階でキーヘッドを削るわけにはいかず、長さを測り終了。後ほど、問屋さんに聞いたら、サムターン固定のピンを抜くこともできると言われました。それにしても、おそろしく値段の高いシリンダーです。おまけに欠品のため納期一月かかるそうです。ユーロプロファイルなんだから、何も同じイコンを選択する必要もないと思います。マルティロックやEVVAなら安いし納期も早い。まあ、警察署だから、同じものにしろと言われそうです。

コメント

コメントをお寄せください。

コメントの投稿

* コメントフィード

トラックバックURL: http://kagistar.com/blog/wp/wp-trackback.php?p=2625