MIWA PS交換キャンセル

TOSTEM玄関ドアほぼ新築、八王子の戸建玄関ドア。昨年、室内錠を取り付けたお客さんが、玄関のカギを失くしたと言う。第3者にカギが渡ってしまった可能性を心配しています。MIWAではPSと呼ぶけど、TOSTEMではDNキーと呼んでいるタイプ。ロックメーカーとサッシメーカーでなぜか呼び名が違う。鍵穴にシャッター付きの上下2個シリンダー。最近の戸建PSシリンダーはシャッター付きが多い。ゴミ埃に弱いからでしょうか。さて、車に在庫しているPSシリンダーには、シャッターなしがある。シャッター付きのシリンダーに移植できるかを確認してみる。鍵穴の口金径は同じ。ボディ形状は少し違うけど、きちんと3点ビスで固定できる。シリンダーカラーはほぼ新品なので、ボディ移植だけでも十分でしょう。
MIWA PSシャッター付(シリンダーボディ移植なら、今すぐ交換できるし、少し安く出来る)ことを伝えました。こういうと、たいていGOサインが出るのですが、今回は違いました。「料金が高くなってもいいからカラーもセットで交換したい」との回答。同一品を取り寄せることになりました。その後、「カギが見つかりました」との連絡を受けます。意味のない現場調査となりました。緊急でなくても、一定の確率でキャンセルのある商売です。丁重に断られれば、まあ仕方ないかと思えます。お客さんからすれば、結果的にはすぐに交換しなくてよかったことになります。交換した直後にカギが見つかれば、ショックでしょう。鍵屋としては、(ある程度カギを探して、見つからなかった時点で鍵屋を呼んで欲しい)と思うことが結構あります。でも、カギは水周りやガラスという業種よりもさらに緊急性が求められるし、冷静になって後にカギが見つかることもある。キャンセルは避けられない。キャンセル料やら出張料をもらいに行くのも面倒です。とはいえ、緊急出動で過去に「カギが見つかったから、もう来なくていいよ」と言われたときには、さすがに頭に来て、出張料金をもらいに行きましたね。こちらだって、感情の動物なのです。

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