出張合鍵作成atあきる野

NAGASAWAディンプル「ディンプルっていうのかな、これ合鍵作れますか?」こういう質問を時々受けます。キーを見ないと分かりません。ディンプルキーと言っても、何10種類もあり、複製できるものもあれば、メーカーに子カギ発注するしかないキーもあります。メーカー注文するキーといえば、MIWA PR,MIWA PS,ALPHA FBロック,GOAL GRAND Vなど。純正キーを見ればメーカーは分かります。が、一般の人がキーを見て、その種類が分かることはまずないでしょう。だから、電話での回答で気安く出来る、と言えません。今回出張したのは、あきる野にある会社。向かいのホームセンターにお願いして、2本とも合鍵が出来ないと言われたそうです。1本目はNAGASAWAのディンプル。短いキー、これは社内の室内錠に使われています。ちょうどブランクキーを在庫していました。左右2方向ピン、カットの手間は楽です。
デスクキーもう1本がデスクの刻みキー。刻印は”WT”。裏面には数字3ケタ。見たことない。キー厚1.6、薄いな。made in JAPANか?デスクに何かしらラベルはないかと探しても、メーカー不明。オフィス系の場数が半端ではない師匠に聞いてみる。知らないようだ。リバーシブルキー、鍵穴覗くと片側6枚。made in CHINAやKorea、徐々に増えていると聞く。でもブランクが市場に出ていない。手持ちのオフィス系ブランク、すべて合わない。加工して代用できそうなものもない。外車ブランクを、だめもとで比較してみる。ハーレーのブランクとミーリングがほぼ合致。こういう発見が嬉しい。幅と厚みが違うが、これを加工してコピー。鍵穴に差し込める合鍵が出来た。キー回転時、片側のキーヘッドが鍵穴上のひさしにぶつかる。よく見ると、キーヘッドは左右対称ではない。ぶつかる方をちょい削る。たかが合鍵でも、現場合わせじゃないと、上手くいかないケースが増えるかも知れない。

コメント

コメントをお寄せください。

コメントの投稿

* コメントフィード

トラックバックURL: http://kagistar.com/blog/wp/wp-trackback.php?p=2453