アクトレバーハンドル錠

WESTアクト
依頼主のアパートに到着したときに、panaHOMEの看板が見えました。WESTかなと思い、玄関ドアを見ると、やはりアクトレバーハンドル錠でした。外出時に鍵を抜くのを忘れてしまったそうです。帰宅時にも鍵が刺さっていたので、一安心・・・とはいかず、誰かにコピーされたかも知れない、キーナンバーを控えられたかも知れない、というわけです。こういった理由で鍵交換をする人が時々います。一昔前より、防犯意識の高まりを感じます。
WCY65
既存シリンダーは、なぜだか鍵穴が奥まっていて、エスカッション側から固定するビスもない。本来アクトレバーハンドル用が適合するシリンダーですが、アクト握り玉用シリンダーを取り付けています。握り玉用だと、ビス穴がないので、若干エスカッションががたつきます。以前交換した鍵屋が、在庫がなくて、機能上は問題ないからいいや、と妥協したんでしょう。職人としてのプロ意識レベルが低いと言える仕事ですね。素直に事情を説明してお客さんが納得した上での取り付けでもないようです。神経質な人なら、クレームになる作業でしょう。せめて、ビス穴を加工して、シリンダー長さを伸ばす細工をした努力の跡を見たかった。

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