2月2011

クラウンインロックat立川

クラウンTOY40P大雪が止んだ早朝、クラウンのインロックは立川市。久々に内溝ロングに出くわしました。楽をするためにセルシオピックを使ってみる。すぐに開いた。ラッキー。このジグ、鍵屋さんによって、解錠確率が違いますね。カギスターは経験上80%くらいあります。でも30%くらいしかないという人もいます。車種によって違うのか、単に運の良し悪しなのか。
続いて、ライフのインロックは、これもウェーブキー。八王子インターチェンジ手前では、中央道の事故の影響か、八王子方面への国道が渋滞しています。到着したガソリンスタンドでは、車内でポメラニアンがキャンキャン騒いでいます。犬が車内で暴れて、ロックボタンを押したとのこと。少し手こずったので、楽しめました。
ライフHON66P予想通り、雪が降る中、そして降り止んでからトラブルが連発しました。昨夜の玄関開けは、大雪警報が出た八王子の山を切り崩した坂道の住宅地。現場付近では15cmくらい雪が積もっていました。上り坂でホイールスピンしている車や、路上に乗り捨てたと思われる車もあり。なんと往復3時間かかりました。片道10kmなのに作業は10分、運転は170分。大渋滞、というより道路封鎖に近い状況の原因は、片道1車線で大型トラックが坂を上れなくなったのが原因だと、帰り道に発覚。ルートを変えてよかった。プロのドライバーなのに、チェーンを持っていなかったのかなあ。変更ルート上の八王子バイパスでは、大型トラックが、路上でチェーンを巻く姿があちこちで見られました。ために、時速20kmほどのトロトロペース。とにかく無事に帰り着いてほっとしました。強くブレーキを踏むと、車体がスーと流れるのは楽しくもあり、怖くもあり、といった心境です。

U9合鍵が抜けないat昭島

MIWA LVF昭島、築2年ほどのアパート。地元の大手合鍵チェーン店からの依頼。U9の合鍵が抜けなくなっています。ぱっと見たところ、LAかと思わせます。でも、シリンダー外径とデザインがどうも違う。MIWA防犯建物部品のLVF鎌デッドでした。スイッチサムターンが標準。MIWAのLVやRVHの官民合同会議仕様、多摩西部でも時々みかけるようになりました。過去に一度U9 LV破錠で手こずったことがあります。ここまで破錠対策する必要あるのか、というぐらい堅牢なシリンダーです。何とか無破壊解錠をマスターしなければならない。
防犯建物部品シリンダーを分解していき、キーが抜けました。状態がさらに悪ければ、キーヘッドを削り、コア取り外しになったでしょう。原因は?2枚目3枚目のカットが浅い。内筒を一度でも回転させると、ロッキングバーが食い込み、上がらなくなる。そのために、キーが抜けなくなっていました。チェーン店だと、数年で社員が入れ替わる。今回は経験の浅い人がカットしたのかな。ちょうど吹雪のような天候状態、指がかじかむ。冷たい指にホウホウと息を吹きかける。このとき、リンク先ブログ「ねずきちのひとりごと」の本日記事を思い出しました。雪中での稽古、かじかむ手に息を吹きかけただけで、怒鳴られ、雪の中に頭をねじ込まれた、後の総理大臣。やれ人権だと騒ぎすぎる現代日本人とはかけ離れた、厳しすぎるしつけです。明治時代の日本人の精神は、本当に強靭だなあと尊敬せざるを得ません。

プレジデント空錠交換

kodaiプレジデント八王子市の店舗併設の玄関ドア、35年もの。室内サムラッチハンドルが壊れて、取り外したまま5年が経過。よくぞ5年間も我慢したものです。ラッチがないドアは、すごく不便だと思います。セパレートになったプレジデント本締錠は問題ありません。KODAIサムラッチ空錠のニュープレジデント、納期が2週間かかりました。すでに売れ筋製品ではないので、受注件数がたまると随時生産しているそうです。「そろそろ廃盤になるんじゃないの?」と問屋さんが言っていました。
サムラッチ空錠案の定、交換しただけで仕事は完了しません。傾いた木製ドア、建て付けが悪く、ドア下部が床に擦れます。さらに、ラッチボルトがストライクに入りません。ドア下部はベルトサンダーで削ります。ストライクは位置をずらします。ドア室内面は光沢があるのですが、室外面はかなり色あせていますね。かなり交通量の激しい交差点にあるという立地条件が原因なのでしょうか。単にニスや塗装を怠っているだけでしょうか。

CB400イモビキー作成

HONDA CB400
府中市、自衛隊官舎。ホンダCB400のイモビライザーキー紛失現場。メーターパネルにHISS(Honda Ignition Security Sysytem)、つまりイモビライザー搭載の証あり。赤ランプが点滅しています。今日は、イモビスペシャリストの藤嶋防犯さんに了承を得て、イモビ紛失作成現場の見学をさせて頂きました。バイクのイモビライザーキー合鍵が出来る鍵屋はたくさんあります。しかし現時点で紛失キー作成が出来る鍵屋さんは、日本でも数人じゃないでしょうか。イモビライザーコンピューターの取り外し、チップの取り出し、eepROMライターでのデータ書き込み、など一連の流れがよく理解できました。登録したイモビキーで赤ランプ消滅、エンジンかかり、少し感動。藤嶋さんの探究心と向上心に拍手。でも、自分がここまで投資、研究する気は現在ない。どうしても、費用対効果を考えちゃうんですよね。でも、そういう人はイモビの世界ではずっと後発組になるのも分かる。イモビの世界では、費用対効果なんて考えずに、まず投資、また投資。100万くらい平気でぶっこむくらいでないといけない。元を取れるかなんて、考えてはいけない。性格的な問題もありますね。
HISS自衛官殿の日々の業務を労った後、最近の民主党の言論弾圧はどうなのか、伺ってみた。「ま、影響があるのは市谷だからねー・・・」一介の鍵師に遠慮などしなくていいのですよ。自衛官の士気に影響がなければいいが。自衛隊行事での言論統制、どうも黒幕は安住 淳議員でしたね。テレビに出演しているときから、かなり胡散臭いやつだと思っていた。頭の中は、シナ共産党の全体主義に近いじゃないか。おそるべきファシストを次回は落選させなければならない。そしてこれをまったく報じないTVメディアも早く崩壊してほしい。

オプナスMMX玄関開け

オプナスMMX例年2月は最低売上げ、暇な空気が漂う。下請け依頼の電話が鳴る。「昨日、別の鍵屋がギブアップした」らしい。築浅の大東建託、よくある2F建メゾネットタイプ。(ひょっとして、最近増えてきたというスウィングサムターンか?)そんなの、少なくとも関東では、開けられるのは師匠しかいないんじゃないの?不安を抱えながら、現場に到着。お決まりのオプナスMMX。通常サムターンに拍子抜け、難なく解錠。お客さんに昨夜起きた経緯をじっくり聞かせて頂く。作業報告書控えも拝見し、またこの業者か、と理解する。ネット検索して表示された、キーワード広告をクリック。大手鍵屋を呼んだらしい。このパターン、本当に多くなっている。無破壊で開けられない理由を聞かされ、破錠交換で5万円コース、もしくはガラス破壊交換で8万円コースの二者択一の話になった。当然お客さんは拒否、キャンセル料金\6,300を支払い、ヘボ鍵屋には撤収してもらったという。ここでカギスター、恐ろしい法則に気付く。技術レベルが低いほど、単価がupするの法則。無破壊で開けられる鍵屋より、破壊して交換する鍵屋の方が断然高い報酬を得るって、どういうことだ?おかしいよね。しかも、開けられなかったくせに、\6,300を頂戴するとは何事だ。鍵屋は原則成功報酬の商売。開けられないなら、深夜だろうが1円ももらわずに帰れ!ただし、鍵穴に接着剤が詰められたり、故障しているならば、話は別。資金力のある大手が、多額のキーワード広告で個人客を釣る。個人鍵屋と違い、日本全国に下請けを抱えていれば、どの地域でも仕事を振れる。広告料金を無駄なく売上げに結び付けられる。若いのに人間のできたお客さん、「まあ、勉強代ですかね」と言っている。しかし、現場で拒否せずにぼったくられるケースも多いのではないか。カギのトラブルなんて一生に一度あるかどうかの人も多い。金額も10万円以下だし、消費者センターなどに相談する人も稀でしょう。法外な金額でヘボ鍵屋を派遣するシステム、どうにかならないの?本当にカギ業界、おかしくなっている。

htmlコンテンツ