オフィス系

PLUSデスクワゴン解錠

オフィスビルオフィス家具のインロック。多摩市の駅前、オフィスビル。中小より大企業の方が、コスト感覚が厳しいと感じます。問い合わせの段階でも「その料金は総額か?」「解錠出来なくても出張料金は取るのか?」「上司に確認します。少し待ってください」といった質問、応対が続きました。車を路駐しても、ダッシュで駆け上がれば、10分で戻って来れるか・・・と少し葛藤します。路上の看板に「放置駐車取締り重点地区」とあり。潔く、コインパーキングに停める。入り口ドアでICカードをあてがい、某大企業のオフィスのブースに入る。デスクワゴンの引き出しを閉めただけでオールロックとなること、たまにあります。子鍵は引き出しの中にあるそうです。ディスクタンブラーが見えたので、「すぐに開きますよ」といいけかて、セリフを飲み込む。P****、6枚ディスク、てことは比較的新しい。メーカーは?プラスらしい。レーキングしても覗きながらでも、内筒回転せず。あー・・・またピックできないパターンかな。
デスクワゴン師匠にお伺いを立てる。鍵作した方が圧倒的に速いらしい。KOKUYOのDRやら、**やらxxやら、ピックが物理的にかなり厳しいタイプが増えているそうです。車に戻ってA版リバーシブルのブランクを調達。ピッチ取りして、ブランクキーを削り込む。スコンと廻りました。このご時世、オフィス系でも、「すぐ開きますよ」と迂闊に言えない。こういう現場、正味の作業は5分でも移動やら手続きやらで合計30分はかかるので、あまり好きではありません。パーキング代も自腹になるのが、ネックです。鍵作開けになる場合は、\2,100追加とさせて頂きます。師匠のようにピック不可能パターンのブランクを工具箱に詰め込んでおくのもありですね。

alpha南京錠切断at昭島

都営団地玄関昭島市の都営団地、玄関開けはすぐに完了。ポストに付けた南京錠のカギも落としたというので、1Fに降りる。見た目新しいalphaの南京錠をピックしながら、おばあちゃんの体験した東京大空襲の話を聞く。若い頃は千代田区に住んでいたそうです。こういう話を聞ける先人がどんどん減っていくのだなあ。思ったよりも時間がかかるので、シムを使ってみる。差し込めない。グラインダを持ってきて、シャックルを切断する。玄関開けの3倍時間がかかりました。新しいchina製の安い南京錠をプレゼントします。悔しいので、切断した南京錠を持ち帰り、分解してみました。上ピンはスプール。ピックできないわけだ。さらに、シムの侵入を防ぐシールド部品が見つかります。今後は南京錠も破壊することが増えるでしょう。
ポスト南京錠おばあさんのお話は、作業終了後も続きます。団地の治安が悪い、もう団地から出て行きたいとのこと。ポストの破壊、自転車盗難、などが頻繁に起きているそうです。南京錠も何度か買い換えたといいます。南京錠を取り付ける金具が歪んでいます。日本人の若者の道徳退廃もあるでしょう。団地には、外国人、特にシナ人が増えているそうです。証拠がない以上、犯人がシナ人だとは言えません。しかし、シナ人が増えた団地やアパートが、治安が悪くなったという例は、住人に直接何度も聞いています。治安の悪化が嫌になり、交換したカギを元に戻して出て行く、という奥さんも過去にいました。ルーピー鳩山が言った日本列島は日本人だけのものではない地域社会があちこちに出来つつあります。日本領土の主人である日本人が、なぜ引越しをしないといけない?もちろん、シナ人にも善良な市民はいるでしょう。しかし、その比率は日本人とはまったく逆だと考えたほうが良い。シナ人の増殖、人口侵略は全国各地で起きています。日本社会の未来に、暗澹たる気持ちになります。

出張合鍵作成atあきる野

NAGASAWAディンプル「ディンプルっていうのかな、これ合鍵作れますか?」こういう質問を時々受けます。キーを見ないと分かりません。ディンプルキーと言っても、何10種類もあり、複製できるものもあれば、メーカーに子カギ発注するしかないキーもあります。メーカー注文するキーといえば、MIWA PR,MIWA PS,ALPHA FBロック,GOAL GRAND Vなど。純正キーを見ればメーカーは分かります。が、一般の人がキーを見て、その種類が分かることはまずないでしょう。だから、電話での回答で気安く出来る、と言えません。今回出張したのは、あきる野にある会社。向かいのホームセンターにお願いして、2本とも合鍵が出来ないと言われたそうです。1本目はNAGASAWAのディンプル。短いキー、これは社内の室内錠に使われています。ちょうどブランクキーを在庫していました。左右2方向ピン、カットの手間は楽です。
デスクキーもう1本がデスクの刻みキー。刻印は”WT”。裏面には数字3ケタ。見たことない。キー厚1.6、薄いな。made in JAPANか?デスクに何かしらラベルはないかと探しても、メーカー不明。オフィス系の場数が半端ではない師匠に聞いてみる。知らないようだ。リバーシブルキー、鍵穴覗くと片側6枚。made in CHINAやKorea、徐々に増えていると聞く。でもブランクが市場に出ていない。手持ちのオフィス系ブランク、すべて合わない。加工して代用できそうなものもない。外車ブランクを、だめもとで比較してみる。ハーレーのブランクとミーリングがほぼ合致。こういう発見が嬉しい。幅と厚みが違うが、これを加工してコピー。鍵穴に差し込める合鍵が出来た。キー回転時、片側のキーヘッドが鍵穴上のひさしにぶつかる。よく見ると、キーヘッドは左右対称ではない。ぶつかる方をちょい削る。たかが合鍵でも、現場合わせじゃないと、上手くいかないケースが増えるかも知れない。

NAIKIロッカー鍵作

建設現場
八王子の広大な建設現場。メーカーの工場です。プレハブ小屋にある、リースのロッカーは、今日までの契約らしい。1箇所だけ鍵をなくしたので、早急に作成してほしいそうです。久々のオフィス家具の鍵作です。以前は月に2,3件やっていたように記憶しています。やはり激安通販が伸びているのか、月平均1件もない状況になっています。「今日中に」開ける、作るといった緊急でないと、どうも需要がありません。
NAIKIロッカー
ナイキのロッカーはA版、6枚、リバーシブル。コードは分からないが、素読みで段差がはっきり出ている。オフィス家具の鍵もリバーシブルが増えてきました。比較的新しいと、タンブラー枚数も6枚以上です。ピッチも厳しいものがあり、作成に手間のかかるキーもあります。

CLOVER引出錠カギ作

ショーケース
「ショーケースのカギ」と言われたときは、外付けのスライディングロックを想像していました。物流会社の倉庫に到着して現物を見ると、立派な家具です。貴金属や腕時計を展示するショーケースのようです。同一キーのシリンダーが4箇所あります。鍵穴部分には、CLOVERという刻印はあるけど、キーナンバー刻印はない。お客さんがメーカーに問い合わせても、キーナンバー不明なので、埒が明かないとのこと。4ピンですが、キーウェイからしてディンプルキーになります。スライディングロックなら、ディンプルでも最悪破錠、交換すればいいと考えていました。しかし、4箇所とも解錠・交換となると最初に伝えた料金とかけ離れてしまいます。CLOVER引出錠
ディンプルキーの紛失作成は、刻みキーよりやっかいで、というより通常できません。これは、一般の人に説明しても、なかなか理解してもらえません。お客さんは、通常のギザギザだったと言いますが、100%ディンプルです。素人のうろ覚えは、まったく意味がない。とりあえず小さなF版ブランクを加工して、幅・長さ・厚みを鍵穴に一致させます。精度の高くない4ピンだったので、目見当で少しずつ、ディンプルを掘り進めながら、何とか廻る鍵を完成させました。意外と楽しい作業でした。自転車もディンプルキー採用が多くなっています。これくらいの簡素なディンプルキーなら、今後現場で作成することが増えるかも知れません。

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