棒鍵ケースロック見積

旧型PMKたまに仕事をくれる工務店さんから、見積もり依頼。ノブの下にてるてる坊主があると聞きました。玉座ではない?何を言っているのか理解できないので、片道20km、調布の公団マンションへ出動します。昭和40年築、棟の名称がイロハ二ホヘト・・・・とあるのがすごい。玄関ドア錠は、旧型PMK、これは自分たちで交換するんでしょう。誰でも交換できるカギ交換は自分たちで行う。鍵屋に依頼するのは、自分たちで手に負えないか、わからない錠だけですから。ベランダにある公団規格の鉄扉についてある錠は、なんとSHOWA2250と刻印のある棒鍵錠でした・・・当然廃盤。この鍵穴をてるてる坊主と表現したんですね。
SHOWA棒鍵棒鍵と言ってくれれば、通常の価格帯とはぜんぜん違うと回答できたのに。一通り採寸しながら、玉座のHMに交換するイメージ見積もりを行います。業者さんとはいえ、いろいろな加工を考えると\30,000が最低ラインですね。安くあげるなら棒鍵の鍵作を行う手もあります。が、結構作業がやっかいだし、錠ケース寿命が近いようなので、故障でクレームになるかも知れない。加工取付けできちんと見積もったところで、おそらく決まらない。工務店に概算を伝えて、エンドユーザの反応が良ければ、きちんと見積りを出す旨伝えました。うなだれながら帰りのドライブを始めます。今後は、取引先であっても現場写真を取ってもらうようにしよう。鍵交換いくら?という質問は、車を買いたいんだけどいくら?と車屋に質問するのに等しい。でもこれは一般客にも業者さんにも理解してもらえない。無駄足見積もりばかりが続きます。

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