オプナスMMX故障

オプナスMMX大東建託の物件の多くで使用されているオプナスMMX。シリンダー交換不要が謳い文句ですが、鍵が廻らなくなったそうです。ブルーのヘッドが個別キー、イエローヘッドがチェンジキーです。チェンジキーは一度だけ廻ったそうですが、その後は個別キーもチェンジキーも廻らない。異物が入ったのかも知れませんが、メーカーの指示は分解厳禁。以前、引き取ったMMXを分解したことがあります。U9同様、ロッキングバー方式で、タンブラーとチェンジ用のタンブラー、そしてガイドが13セットありました。組み立て直すのは至難、というより不可能に近い。チェンジ用タンブラーの位置が変わってしまう。なにより裏蓋さえ元に戻せませんでした。U9シリンダーに交換して、現物をメーカーに送付します。
LSPサムターン
さて、MMXのLSPシリンダーは、ボディからオネジが出ており、サムターン側からパイプ状のメネジで固定します。U9シリンダーに交換の場合、M5で長さ45以上、そしてビス頭の小さいビスが必要です。LSPシリンダーを固定するビスが必要になるなんてことは初めて。通常のM5ビスだと、皿ねじでも、鍋ねじでも頭が大きく、サムターンの回転を妨げてしまいます。皿ねじの頭の径を加工して小さくしました。

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