シエンタの助手席ドア開け

シエンタインロックではない。バッテリーが上がってしまったために、リモコンが反応しないという。おまけに運転席ドアしか鍵穴がなく、壁との隙間がないので、開けられないそうです。集中ドアロック解除が効かないので、普段乗り込む左側ドアも開かない状態です。いつもはロードサービスから依頼の来ないエリアなので、「他の鍵屋にキャンセルされました?」と聞くと、その通りです。急遽、事務所に眠っている差し金類を車載する。
運転席ドアdeadlock
鍵穴から勝負できないというのはつらい。運転席ドアは10cmほど開く。この隙間から工具を差込み、紆余曲折を経て、助手席ロックボタンを倒す。トヨタのロックボタンは曲面だらけで、工具先端が滑るように、よく考えられている。最後にジャンピング作業をして、エンジンをかけます。鍵がなく、運転席も開いていない状態だったら?助手席ドアからロックボタンを攻めるとなれば、もっと時間を要したでしょう。今時のドアは、ウインドウとの隙間が非常にタイト、工具の挿入は容易ではない。工具が引っかかり、取り出すのに1時間かかったこともある。サイドエアバッグも増えた今、リスクが高く極力やりたくない。ロックボタンはつるつる滑る。いずれにしろ、不要だと思っていた差し金類は、やはり車載が必要だ。暴力破壊が多いので、左ドアの鍵穴がない車が標準になりつつあります。しかし、車メーカーはこういうトラブルのことまでは考えていない。

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