鎌デッドのドア建付

u-shin SLA

u-shin SLA

あきる野市の戸建て貸家、玄関ドア鍵交換の現場です。交換は5分で終了ですが、建付けが非常に悪く、これに時間を要しました。錠はu-shin SLAなので、玄関ドアは近年交換しているようですが、ドア丁番側が沈み、戸先の上部が枠と擦れて、ドアを開けるのに強い力が必要です。躯体自体の変形なのか、ドア取付施工時の不良と思われます。まずは丁番おこしで、調整して、ドア擦れを解消します。しかし、デッドボルトがストライクに入らないので、鍵での施錠開錠ができません。鎌デッドがストライクプレート上部にぶつかる状態でした。
ストライク修正

ストライク修正

ストライクとトロよけを外し、切り欠きを上側に2mm拡張します。さらにドアと枠のチリが大きいため、ストライクを2mm浮かすべく、ワッシャーを挟み込みました。防犯性を高めるため、鎌形状のデッドボルトの錠が多くなりましたが、こういう錠は建付けのズレの影響を受けやすいです。精度が低い施工、あるいは地震の影響で施錠開錠がスムーズに動作しないケースも増えてくると思います。

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