6月2011

キーレックス22204取付

keylex補助錠オフィス入り口ドアは、MIWAディスクの玉座が付いています。先日見積もりを行った際、玉座を交換して耐ピッキング性能を高めるか、補助錠を取り付けるかという相談になりました。ほとんどの玉座は、ピッキングには強くても、破壊には弱い。最上階の事務所なので、暴力破壊による事務所荒らしも考慮した方がいい。破錠対策まで考慮された玉座というと、V18やらkabaリプレイスノブになります。料金的には、補助錠を取り付けるのと変わらないか、kabaより補助錠がリーズナブルになります。利便性も求めているとなると、やはりキーレックスです。ほとんどの場合shortデッドを即取付ますが、今回は内開きドアなのでlongデッド選択。longだと常時在庫でないので、取り寄せました。内開きドアバックセット40の位置でデッドくわえ込み20。ストライクの掘り込み位置に鉄板があります。鉄板2mm厚の奥は、木でした。かなり得した気分です。彫れども彫れども鉄板だったり、モルタルが入っていると、手間が大分増えます。それに、こういうオフィスビルは、音の反響がすごい。ので、振動ドリルやらタガネを使う状況にならないほうが嬉しいです。キー式補助錠の取付需要はさっぱりありませんが、キーレックスはちょこちょこと依頼があります。例年6月は売上げが落ち込みます。最近はやたら電話が少ないですね。

クローザM602PS取付

RYOBI REGNO学習塾の入り口ドア。15年以上使用してきたRYOBIのドアクローザは油漏れが激しい。RYOBIのREGNOというドアクローザーはビスの露出がない、スクエアボディ。本体ビスの上下ピッチを調べたら44でびっくり。今まで全て19でした。メーカーに聞くと、REGNOはすでに廃盤。交換用プレート付きの1000シリーズで取り寄せると、納期が3週間かかる。さらに万能取替えクローザより断然高い。今回は初めてMIWAの取替用クローザを使ってみます。見た目がすっきりしてていいね。アームブラケットも本体ブラケットも既存のビス穴は使えないので、新規取付と同じ作業です。幸い、既存のビス穴は全て隠れるので安心しました。MIWA M602PS取付後に、動作確認です。ドアを開けるとき、アーム連結ボルトの頭が上枠に若干こすれます。アームブラケットにライナー4mm厚を挟んでいるのですが、さらに2mm厚のワッシャーを挟み込み、解消します。日暮れ時、子供たちがやってきました。今時の子供たちは忙しいね。公立学校の教育レベルが下がってきているのも日教組のせいです。塾に通わないと、偏差値の高い学校に行けない。親の経済レベルが子供の学力レベルに影響するような、格差固定社会が出来つつあるといわれています。結果は不平等でいいけれども、チャンスは平等でなくちゃいけない。

9年前のU9 HPD30LS

HPD30LS立川市、築古アパート、不動産屋さんから交換依頼。初めて来るアパートだな、と思いながら玄関ドア前で記憶が甦る。これは・・・随分昔、自分が取り付けた気がする。ドアクローザもない薄い木扉、円筒錠から面付箱錠に変更したのは9年前でした。今では廃盤になったHPD30LS、とても重宝した部材だったのに、今では入手できません。円筒錠の付いているドアが、随分少なくなったから?さて、HPD30用の短いシリンダーはないので10mm長い40KJシリンダーで交換します。見た目の違いだけだよね、と思いました。U9 HPD40KJシルでも交換した後、鍵穴が飛び出す分、破錠しやすくなるかな、などと考えてしまいます。交換する前に気付いた不具合が1点。錠ケースの3点ビスがゆるゆるで、本体が5mm浮いています。当時新米のカギスターはいい加減な取り付けをしたのだなあ、と思ったら違う。ドア枠に隙間を埋めるスポンジが貼られています。なるほど、ぼろいドアだから(失礼)、前の住人が隙間風を遮断しようと貼り付けたんですね。で、収まりが悪くなったラッチを解消するため、錠本体ビスをゆるゆるにしたのも前住人でしょう。ビスをきちんと締めてみます。勢いよくドアを閉めないと、ラッチがストライクに入りません。これを見逃すわけにもいかず、ストライク位置をずらして、対処しました。

廃業商店のウチダ金庫

ウチダ金庫瀬戸物屋さん、個人商店です。老夫婦で経営していたようです。先日ご主人が亡くなられ、金庫の中身を司法書士立会いで、奥様と親族が確認したばかり。そして奥様が体調急変で亡くなられたとのこと。奥様が持っていた、ダイヤル番号表も鍵も見当たらないようです。親族の方が言うには、ダイヤルは揃っているはず。ピックしてみると、どうもダイヤルが揃っていない。誰かが少しでも触ったか、振動で座が動いたか。ダイヤル探りのために鍵作を行います。ダイヤルが揃っていない状態での鍵作は、苦手意識があります。シリンダーの種類にもよりますが、内筒の傾きがあまりないとはまります。今回はそのケースでした。刻印から配列はすぐ分かりますが、4ピンのピッチが大きいので、いつもより長いブランクを使います。探りが上手くいかないので、ぶるぶるっとやって鍵を強く回しました。uchidaホームsafeやはり、鍵の精度がよくなかったようです。ウチダの金庫といっても年代によってシリンダーの刻印が違いますね。どうやら金庫を親族の方が引き取るようです。駆り出した軽トラック荷台へ運びます。店内の大量の商品を、バーゲンセールで処分しています。生前からお付き合いのあったご近所さんが、次から次へと訪れては、セトモノを見ながら談話しています。残念ながらこのお店には、お子さんがいなかったようですので、後を継ぐ人もおりません。個人商店がまた、消え去ろうとしているのを目前にして、少し悲しい気持ちになります。

ホンダFIT鍵作製at所沢

ホンダFIT所沢市22:30到着。正直問い合わせ電話では、あまり印象がよくなかった。「本当にそれ以上かからないんですか?」「出張料金や技術料金やら別にかかるんじゃないですか?」何度も聞いてくる。依頼する気がないパターンだと思っていたので、もう電話を切る口実を考えていました。ところが予想外に県境の多摩湖を越えて、鍵作することになりました。hondaフィットH14年はウェーブキーです。初期型と違い、助手席とハッチに鍵穴はありません。H20くらいからイモビが標準だったかな。ドアキーを作成、さらにイグニションで追加分をカット。HONDA MT-7女の子に鍵を渡してクレジット手続きをする際に、過去の経験を聞いて疑心暗鬼の理由がわかりました。以前にもFITの鍵を紛失して、作成したときになんと13万以上取られたといいます。電話での横柄な回答では7万くらいだと言われたのに、現場では解錠料金別途3万だの、追加タンブラーで別途2万円だの。。。唖然とする追加明細になすすべなくぼったくられたトラウマがあったんですね。一般キーでなくウェーブキーとはいえ、7万という料金がすでに相場を大きく越えています。さらに、鍵作するのだから解錠料金という項目自体が不要。イグニションで追加タンブラーがあるから追加料金なんて、素人に言うかね。その鍵屋グループの名前はもう忘れたそうです。有名なキーワードを冠したグループだった記憶があると言っていました。ALOAのメールマガジンを見ても、鍵屋ぼったくりはアメリカでも増えているようです。GHOST locksmithという、実在しない鍵屋の大量広告も問題視しています。あちこちに問い合わせて料金比較をする人が増えたのは、こういうことが要因でもあるわけですね。悪徳業者のせいで、懐疑的な問い合わせ客を増やしています。

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