9月2010

クリッパーのカギ作成

日産クリッパー
日産クリッパーのカギ紛失作成です。日産の軽自動車は、すべてOEMです。確かクリッパーは三菱ミニキャブだったかと思います。町田の現場でその外観を見て間違いないと分かりました。三菱の配列ルールにも合致していたので、サクサクと完了です。
クリッパーのイグ
イグニションで作成したキーを確認。鍵を抜くときACCの位置で押しながら左回し。この動きが渋く、OFFの位置まで回すのに若干のコツがいる。かみ合わせがちょっと悪くなっていますね。3連休ということもあり、帰りの道のりは、あちこちで流れが遅い。9月も後半に入るというのに、まだまだ暑い。

hondaジョグ鍵紛失

JOGタンク
バイクの鍵はイグニションとタンク、シートで違うとのこと。ヤマハJOGのシート鍵穴は、本来7枚タンブラー用のブランクであるM408が使われていたはず。しかし、燃料タンクとシートは先端5枚分しかない。したがって、ブランクはM306を使う。さくっと完了。
hondaイグ
イグニションシリンダーはバイク屋さんに交換してもらったという。ブランクはM408・・じゃない。ヤマハのブランクがすべて入らない。どういうこと?スズキのブランクも入らない。わけがわからなくなってきた。まさか、ホンダのブランクが・・・入ってしまった。理由は不明だけど、バイク屋さんが他メーカーのイグニションシリンダーで取り替えてしまったんですね。作成した鍵は、OFFからONに問題なく廻る。でも、OFFからハンドルロックに回すにはコツがいる。ハンドルを左に旋回させておいて、鍵でシリンダーを一度沈める。そして押し込まずに左回しする。鍵は正解なのに、この操作がわからず、キー先端をカットするのか?などと余計な時間を随分費やしてしまいました。作業中お客さんが現場にいないので、一人であれこれと試行錯誤してしまいました。通常のハンドルロック操作ができないわけだから、随分無茶なシリンダー交換といえます。

scoopyインロック

scoopy
ホンダのスクーター鍵閉じ込み。シート下の鍵穴がないので「鍵を作って開けるんですよね?」」と言われる。なぜ知っているのかと聞いてみたら、先日も問い合わせたという。全然憶えていない。「また電話します」とか「検討します」と言われた場合、95%以上の確率で2度と電話は来ない。だから珍しいケースです。さて、現場のscoopyはシャッターが閉まっている。磁極をチェックして、マグネットキーでシャッターを開けた後に、鍵を作ってシートopenです。今回もそうですが、最近は黒髪の若者を見かけることが少ない。たいてい茶髪やら金髪に染めている。正直違和感がある。白人に対する憧れ?三流のアメリカ人にでもなりたいのか?こんな疑問を知り合いにぶつけると、「あんたは考え方が古い」と言われました。古い新しいの問題か?とにかく髪を染める真意がわからない・・日本人なのに、なぜ黒髪を嫌がるのだろう。

新日軽浴室錠交換

腐食した玉座小平市、戸建賃貸の浴室ドア。おそらく20年くらい使ってきた浴室錠が、腐食しまくってスピンドルが折れました。入居者の方、ラッチが引っ込まず、浴室ドアを開けられないので、驚いたようです。先日、現場調査の際、再発を防ぐため、錠ケースだけ抜きました。フロント幅が21で、外ノブは非常解錠装置。さすがにこれは取り寄せ部材です。alphaの刻印だ、と問屋さんに聞くと、「ああ、それは新日軽だね。」と即答。さすが、錠前の生き字引と言われるだけある。
新日軽浴室錠
本日、錠セットを交換。玉座固定ビスは室外側にあります。なるほど、トラブル時のことをきちんと考えられた製品です。通常は、固定するビスは室内側にあります。室外玉座は中心部分を10円玉で回せば、デッドボルトを引っ込めることができます。

CLOVER引出錠カギ作

ショーケース
「ショーケースのカギ」と言われたときは、外付けのスライディングロックを想像していました。物流会社の倉庫に到着して現物を見ると、立派な家具です。貴金属や腕時計を展示するショーケースのようです。同一キーのシリンダーが4箇所あります。鍵穴部分には、CLOVERという刻印はあるけど、キーナンバー刻印はない。お客さんがメーカーに問い合わせても、キーナンバー不明なので、埒が明かないとのこと。4ピンですが、キーウェイからしてディンプルキーになります。スライディングロックなら、ディンプルでも最悪破錠、交換すればいいと考えていました。しかし、4箇所とも解錠・交換となると最初に伝えた料金とかけ離れてしまいます。CLOVER引出錠
ディンプルキーの紛失作成は、刻みキーよりやっかいで、というより通常できません。これは、一般の人に説明しても、なかなか理解してもらえません。お客さんは、通常のギザギザだったと言いますが、100%ディンプルです。素人のうろ覚えは、まったく意味がない。とりあえず小さなF版ブランクを加工して、幅・長さ・厚みを鍵穴に一致させます。精度の高くない4ピンだったので、目見当で少しずつ、ディンプルを掘り進めながら、何とか廻る鍵を完成させました。意外と楽しい作業でした。自転車もディンプルキー採用が多くなっています。これくらいの簡素なディンプルキーなら、今後現場で作成することが増えるかも知れません。

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