八王子アパート、玄関解錠。電話では「古いアパートで簡単な鍵」との回答。「簡単な鍵」というのはよく耳にするセリフ。ピックが簡単な鍵ということなのか、見た目がシンプルなキーということなのか、毎度分からない。早めに到着、現在製作中の工具作りをしながらお客さんを待ちます。玄関ドア錠はshowa516、簡単とはいえないね。たとえば、WESTなら古いシリンダーでもピックの難易度は相当高い。鍵屋ならWEST6ピン見て、たいていため息が出る。GOAL5350もそうだけど、この鍵穴横向きのピンシリンダーはピックが決まった成功体験がない。そういえば、showa516の玄関ドアはいつも同じデザインだと気付きます。ドアスコープ穴の下にドアチャイム、ドアポストあり。ハウスメーカーの規格ドアでしょうか。ピンの色が真鍮なので、近年交換はしていないね。とりあえずピックしてみる。パチパチ音が4回。何回トライしても、4ピン決めるのが限界かな。6ピン用の自作バンプキーがある。今時showa6ピンとキーウェイが同じ。しばらくして、見事解錠方向に廻りました。最近、自前のバンプキーコレクションが役に立っている。ただ、バンプ音は夜間、音の響く環境だと使用をためらいます。ピックガンより断然うるさい。
さて、お客さんは電車にバッグを忘れたようです。警察に拾得物確認を行いましたが、まだ届出はないそうです。バッグには鍵、免許証、ATMカードなど貴重なものが沢山あったといいます。つい最近仙台から単身赴任で来られたようで、震災の話も少し聞きました。住所変更をまだ行っていないので、免許証やカード類の再発行手続きが大変なようです。解錠の際にには、賃貸契約書を確認させてもらいました。電車に忘れた貴重品が、ちゃんと戻ってくる国というのは、日本ぐらいのものだという外国人の手記を読んだことがあります。でも、最近の日本はどうなのかな・・置き引きやひったくり被害が理由で鍵交換するケースに何度も遭遇しているカギスター。外国人が増えている昨今、犯罪者が日本人とは限りません。でも日本の道徳規範レベルも海外と同じくフツーの国に近づいている印象を受けます。なんとか見つかればよいですね。私は同情することしかできません。
5月 26, 2011 7:59 PM|
カテゴリー:住宅|
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立川市、開業前クリニックの裏口ドア。新築ドアにMIWAレバーハンドル錠LAが付いていました。本日はLAから自動施錠の暗証番号錠、キーレックス4000に変更します。追加の加工穴を表裏とも10発開けます。keylex4000は2010年発売された新製品。本体を取り外すことなく、キーもしくはコインで暗証番号を変更できるのが売りです。今までは、自動施錠できるkeylexは全て本体を取り外す必要がありました。kagistarとしても、新製品を取り付けるとのことで、楽しみにしています。ちょうど4000用の化粧プレートも発売されたので、良いタイミング。プレートがないと、室内側はサムターン穴が露出します。本体長さはキーレックス1100や2100よりも長い。化粧プレートの下部は、無駄に長い。カットしましょうかと、お客さんに訊いてみました。このままでよいとの回答。
今回取り付けたモデルは、デッドロック機能なし、キーで暗証番号変更する機種。室内上部カバーを開けると、FreeとAutoLockの切り替えつまみ、そして番号変更用の鍵穴があります。keylex4000には、デッドロック機能付き、他社シリンダー組み込み、暗証番号変更方法をキーにするかコインにするか、などいろんなモデルがあります。1100シリーズの後継機種になるのかな。当初の問い合わせでは、ネットで情報入手したお客さんの方が詳しい、という状態でした。新製品の存在を知ってはいましたが、商品知識を迅速にブラッシュアップしないといけないと感じさせられます。
5月 24, 2011 5:15 PM|
カテゴリー:事務所|
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ホンダの中古車ディーラー、オートテラスさんの展示場です。「成約した車の運転席ドアで、キーが廻らない」とのお話を伺っています。すでにEKワゴンのシリンダーを取り外してくれています。H16年式、中古で仕入れた車だそうです。事故による板金でシリンダーも交換したために、別鍵になっているんじゃないでしょうか、と返答をしています。タンブラー組替のつもりで、やって来ました。でも純正キーの刻印と、シリンダーボディの刻印が同じ。交換しているわけじゃないね。じゃあ車上荒らしによる故障、破損?外観上はまったく問題ありません。クリーナーを吹いても解決しません。鍵穴を覗くと、ガチガチで動かないタンブラーがある。これをピックしろと言われても不可能な状態。
原因を探るためにフェイスキャップを外して、分解しましょう。専用工具を使うとはいえ、慎重にやらないと薄いスチールのキャップ端に切れ目が入ります。かなり力を入れるので、レザーグローブをはめます。素手だと確実に指の皮膚がめくれます。ようやく内筒を抜き取りました。動かないタンブラーにはクリーム色の固着物があります。固着物を、内筒のあちこちに発見できました。グリスが劣化して、カチカチに固くなっています。これではタンブラー君が動けません。固着物をすべて取り除き、ブレーキクリーナで洗い流します。最後にグリスを少量塗ります。前ユーザーは、リモコンだけで解錠施錠を行っていたんでしょう。鍵穴をまったく使わないと、こうなりやすいということかな。
5月 23, 2011 7:52 PM|
カテゴリー:車|
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立川市のアパート、ルーチンワークのような玄関シリンダー交換。入り口の集合住宅用ポストに鍵屋のステッカー。商売柄、自然に目が留まります。この文言は新しいパターン、最近貼られた模様。帰宅後調べてみたけど、事務所の実体があるのか分かりません。組織的な鍵屋なのかも知れません。開業時、この広告をやろうかと悩んだけど、てっきり忘れていました。なので、ちょくちょく見かける、ポストに貼り付けられたステッカー広告、効果のほどは分かりません。2000年以前であれば、鍵屋の広告媒体といえば、すべてアナログです。104,タウンページ、チラシ、ステッカー。逆に言うと、これらを制していれば、安泰だったんでしょうか。ネットと違い、変化の遅い媒体なので持続サイクルも長い。でも今や紙媒体の広告効果の凋落ぶりはすさまじい。こういうステッカーを見かけた人がいても、即電話につながる時代ではない気がします。ステッカーの場合、効果以前にモラル的な問題があります。了承を取って貼り付けているわけではないでしょう。オーナーさんや管理会社から、クレーム電話が来ることもあると聞きます。そういえば、過去にチラシのポスティングを行った分譲マンションから長ーいクレーム電話を受けたことがあります。監視カメラ画像を見て、ポスティング行為を即制止する管理人もいました。紙媒体の没落とともに、ポスティングそれ自体が忌み嫌われる風潮にあります。さて先日、タウンページ広告更新の営業電話がかかってきました。毎年、営業マンが訪問して来ます。なんと今年から、電話と郵送で更新手続きを行うと言われました。営業マンの人件費さえカットしないといけない台所事情なんでしょうか。更新熱が一気に下がりました。広告費をかろうじてペイしない程度の効果なので、ここで打ち切る方針です。とはいえ、皆がネットだネットだと騒ぐ、その流れとは逆方向に光明が見えることもあるだろうと考えます。コンサルタント本の影響でしょうか。
先日契約した、地域バスの時刻表への広告、ようやく配布されたようです。営業マンいわく、自治体が運営する福祉目的の意味合いが強い小さなバスの運用が増えているそうです。ターゲットは年配の方になります。ネットと違い、あちこちに電話して料金比較する客層ではないでしょう。電話が少なくても、成約率は高いと期待して、しばらく試してみます。次回は、大手に荒らされ、誰も見たくなくなる、いびつな鍵業界のタウンページについて考察します。
5月 22, 2011 12:00 AM|
カテゴリー:日記|
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ヤマハ シグナスX 125ccスクーターのカギ紛失。バイクの鍵作はご無沙汰している。4月からとんと少なくなっていました。カギがシートの中にあるかも知れないので、バイク屋さんに持ち込んだそうです。シートは開いています。鍵穴でなく、ワイヤーを引っ張る開け方、手順を一通り聞いたことはあります。でも鍵師としては、そういう開け方を覚える気はありません。現場でそんな作業を見せるということは、泥棒の手口を見せることでもあります。スタイルのかっこいいスクーターだと思いながら、作業開始。
幸いなことにシャッターキー形状が一致する、一体型のブランクがあります。いつもは、メカキーとシャッターキーをセパレートで作ります。日本製の一体型だと、部材が高いので、仕入れていません。在庫している輸入物レプリカだと、ブレードが一致しても、シャッターキー形状がいつも異なりました。一体型キーをお渡しできて、お客さんも嬉しいし、私も嬉しい。今日は夏のような暑さですが、バイクが屋根下だったので、助かりました。涼しい上に、鍵穴に直射日光が当たりません。作業が終わったところで、GMCのインロックが入りました。今日は好循環、作業が終わると次の緊急というサイクル。入れ食い状態の一日でした。トラブル系鍵屋の醍醐味を味わえました。
5月 21, 2011 7:45 PM|
カテゴリー:バイク|
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