7月2014
長屋の引戸錠交換
昭島市、江戸街道沿いの廃業スナック、古い長屋の引戸です。オーナーさんが鍵をなくしたので、一人で開けといて、と言われました。解錠するときだけは立ち会ってもらわないと行けない旨説明して、不動産屋さんが合流します。MIWAの引違戸錠、U4でしょうか、古いタイプなので、すぐに開きました。不動産屋さんが引き揚げ、交換作業開始となります。枠が曲がっていて、引戸の上側は隙間が10mm空く。 今までの中で、建付け最悪レベルです。建付け悪いなりの状態で、内障子も外障子も、4mmずらすべく追加加工です。穴が露出するので、飾り座で隠します。私見ですが、駐車禁止厳罰化以降、このような街道添いのスナックは、集客力ガタ落ちなんじゃないでしょうか。引戸錠交換はしましたが、このご時勢テナントはおそらく入らないでしょう。引違錠の新規取り付け
あまりにも古い貸家の木製引戸、この錠の名称は何かと調べたら、NIKKANA 両面捻締錠という錠でした。廃盤ではないですが、時代遅れの使いづらい錠なので、引違錠にチェンジします。悪い建付の状態に合わせて、位置決めします。内障子、外障子とも長方形切り欠きを加工します。 大量の木粉が作業服に付いた後に、小雨で濡れるので、不快でした。予算と子鍵の本数から、alphaの引違戸錠を取付けました。家賃が安くて、玄関引戸ごと交換できるほどの利益が出ないのでしょう。