8月2024

フォークリフト上交換

事務所ドア玉座

事務所ドア玉座

フォークリフト作業で事務所ドアの玉座が壊れたとの入電、現場を確認すると、2Fドア外部には床面がありません。フォークリフトのパレット上で作業することになりました。まずは衝撃で曲がった丁番を工具で修正です。玉座は145HMでドア厚25、内外ノブともに破損ですが、錠ケースは使えます。スピンドルは薄扉用なので流用もしくは加工で対応です。
145HM

145HM

室内はサウナ状態でいい汗かけます。毎日このドアを開けて、荷物をフォークリフトで上げ下げするそうです。このような現場は初めてでした。

ハンガードア錠メンテ

U9 POSTE

U9 POSTE

介護事務所の引き戸はハンガードアです。MIWA POSTE錠は初めてです。鍵が空回りするという症状は、キーシリンダーの取付状態が悪くなっているためでした。施錠してロッドをトッシュさせても、引き戸がスライドしてしまいます。原因はロッドの突出が短くなっているためでした。固定プレートが曲がり、ロッドが回転できる状態になっており、左回しを繰り返した挙げ句、ロッド突出が短くなり、施錠できなくなったことがわかりました。
ハンガードア

ハンガードア

固定板を修正して、ロッドを右回しして突出寸法を10mm増すと、きちんと施錠できることを確認しました。

QD200インロック

クイックデリバリー

クイックデリバリー

ヤマト運輸車両のインロックは、年間10件くらいは出動します。ISUZU車は3割くらい、残りはTOYOTAダイナやHINOデュトロ、旧型M382タイプです。使用頻度が激しく、30年落ちともなると、ハーフタンブラーや劣化しており、ニュートラル状態でもハーフタンブラーがずっこけそうな状態のものがあります。無理してピックすると、タンブラーがこけたまま鍵穴から回復できないので、最悪シリンダー取り外して分解という、リスクある作業になります。このリスクはハーフタンブラーの高さがHighであると高くなり、緊張します。今回のTOYOTAクイックデリバリーもそうだったのですが、ピックする過程で30度内筒回転し、ハーフタンブラーを完全に押し込めない状態でも、解錠状態となっており、これは幸運でした。リスクを抑えるには鍵作解錠となるのですが、ロードサービスの料金では割に合わず、またオペレーターに説明したところで、素人に理解してもらえるはずがないというのも、面倒だなと感じる依頼です。早朝インロックの時間帯には、皆さん汗を流して荷物の仕分けや積み込み作業をしています。ご苦労さまです。

U1をB5と認識違い

スイッチサムU1

スイッチサムU1

八王子のマンション玄関開けは、家賃滞納でなく安否確認です。築浅の玄関ドアはプッシュプル錠2ロックで上下とも施錠、MIWAスイッチサムターンです。上のサムターンは時間かからずに回転できました。下部のサムターンは時間がかかってしまいました。U1なのにB5サムターンと認識し、B5用先端を使い続けたのが原因です。B5だとスイッチ部位が窪んでおり、工具を左右に振れば中心へずれてくれるはずですが、その感覚がない。さらにB5用先端だと、サムを咥えるのが難しく、感覚がシビアです。U1の方はサムを咥えるのが簡単なので、距離が合致していれば、それほど苦労することはない。ドアスコープからの距離が長くなるほど、精度の高い工具と作業が求められます。旧型サムか現行か、きっちり確認しておくべきでした。

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