オフィス家具
ポストダイヤル錠交換
練馬区のアパート、ポストのダイヤル錠をまとめて交換です。よくあるtajimaのダイヤルは経年劣化なのか、文字盤が消えかかっていて、数字が見えづらくなっています。管理会社さんからの依頼で、6個交換です。ポスト錠をまとめて交換というのは初めてです。既存の暗証番号を確認できなかったので、逐一さぐり解錠をしてからの交換となり、余計に時間がかかりました。マンションポスト錠取付け
立川駅近くの繁華街、築30年ほどのマンション、ポストの鍵が1本もないそうです。マンション前の路上に車を停めて、駐禁を気にしながらの作業となります。最初は鍵を作るということで大体の見積もりを回答していました。鍵穴を除くと普通のシリンダー錠ではない。上下にタンブラーが4枚ずつありますが、上下に動くタンブラーではありません。手前のタンブラーを押すと、全体が前後にスライドします。びっくりです。メーカーはタキゲンあたりで出来合いキーじゃないかと思いました。とりあえず裏側のカムを外して解錠、カムロックを外して問屋さんに持ち込みます。メーカーも不明、廃盤じゃないのかと言われました。こういう金物は、名の知れていないメーカーが一時期製造していて、すでに倒産しているというケースも多くあります。肝心なのはカラーからカムまでの距離です。ダメ元で寸法の近いカムロックを2つほど仕入れてみました。この距離がぴったり合うカムロックがありました。でもシリンダー外径が大きいので、穴を広げる加工をします。ヤスリの切削音が、ギーコギーコと、マンションロビーに反響します。不快だけど、これを乗り越えないと取付け出来ません。鍵屋13年でポストカムロックの加工取付けというのは初めてでした。
昭島市:ロッカー鍵開け
スポーツジムの更衣室、納品されたばかりの新品ロッカー。利用者が暗証番号を忘れたために、荷物を取り出せない状態だとのこと。全ロッカーを開錠できるマスターキーはメーカーが作成中で後日送付されるようです。初めて見るダイヤル付きのロッカー、メーカーはNAIKIでした。とりあえず4ピンのキーシリンダーをピックする、内筒回る。でもつまみをopenに回せない。回転方向が違う?鍵を作れば事態は変わる?同業者に一手間必要だと教えてもらいました。「鍵穴は回したけど、開きません」とお客さんに伝えても、売上は0。ここが成功報酬の厳しい所です。新作かと思えば、数年前から市場に出ているそうです。利用者は、好きな番号に回しCLOSEにすれば、それが暗証番号になる。毎回暗証番号がリセットされ変更されます。操作方法を知らない人が、暗証番号の設定を理解しないまま、ダイヤルを回してしまうケースが結構出てくるんじゃないでしょうか?マスターキーがない状態での運用はよろしくないと思います。昭島市:ロッカー解錠
職場で使用しているロッカーの鍵を紛失したそうです。鍵開けのみ、作成はしなくてよいとのこと。オフィス家具の依頼は随分減りました。理由は、鍵作通販などがあるからでしょうか。新しいブランクを追いかける気もしません。以前は月に3件くらい、今じゃ2月に1件くらいですね。久々にピンシリンダーをピックしてみます。玄関開けでも、ピックすることが滅多になくなったので、感覚が鈍っています。ピックガンを使わずに4ピンをピックしました。女性のお客さん、針金状のもので引っ掻いてみたそうです。簡単な鍵に見えるので、チャレンジしたと言います。いくら引っ掻いても、テンションかけなきゃ意味ないんですが・・・