11月2012
立川市:店舗引き戸の鍵交換
寒がりなので、この冬初めてドカジャンを羽織りました。ドカジャンって土方が語源なんですが、もう少しカジュアルです。テナント入居に伴うガラス引き戸錠の交換です。現場が旧立川市役所の向かい。目の前に車を停めて作業できるので一安心。引違錠の交換頻度がぐんと落ちています。戸建の引き戸もどんどん少なくなってますからね。今回もalphaのLP4056で取り替えます。一番は要求されるコストの問題、2番目に鍵穴側に出っ張りのない部材が個人的に好きなこと、ですね。未だにMIWA U6SL02が在庫で余っているので、PSキータイプは使ったことがありません。 立川駅近辺の一等地でも、テナントの空きがちらほらあります。帰りにカギを渡した不動産屋さん曰く、テナント契約が少し増えたそうです。日本経済と社会の破壊集団ミンス党によって、トコトン傷めつけられた日本経済も、ようやく底をうったんでしょうか。もう少しで日本がダークサイドに陥るところでした。マクロ経済をきちんと理解している安倍新政権に期待です。府中市:競売マンション開錠施錠
日差しは温かいけど、寒風吹きすさぶ。マンション通路はビル風が強く、冬将軍が来たようです。府中の10年落ち競売マンションはGOAL V18 PXだけど、鍵穴が上部のみ。初期型PXなんでしょうか。不在を確認して、執行官の指示で玄関ドア鍵開け作業に入ります。開錠してドアを引いたら、ドアガードがロック状態。誰かいる・・・?「ナイフを持ってるかもしれないから気をつけて」執行官さんの経験談ですか?そんな怖いセリフが出てきたので、急におそるおそるの作業になりました。同業者が昔、開錠工具を室内側の入居者からへし折られた経験談を聞いてびっくりしたことがあります。問題なくドアガード開錠、ドアを完全開放して、立会人皆が入るときに「誰ですか?」と入居者が出てきました。どうやら寝ていたようです。鍵屋は用済みなので、外で日向ぼっこしながら、30分の話し合いを待ちました。マンション鍵の分解洗浄
PRキーシリンダーが回らなくなり、分解洗浄します。定番仕事ですね。ホームセンターで購入したと思われるパウダー状の潤滑剤が大量に付いています。吹きつけすぎると、タンブラーの動きが悪くなります。分解して洗い流しました。キーの抜き差し時のゴリゴリ感が解消出来ない。シリンダー内部のキックバネがヘタっているんでしょうか。これが限界かな、という気がします。気温が10度を下回ると肌寒い。これからもっともっと寒くなります。東村山:競売マンション鍵開け
競売メインの不動産屋さんが落札したマンションの開錠作業。過去に2度開錠しています。別の不動産屋さんから同じマンションの開錠依頼とは奇遇です。PR DAFの2ロックで、上部だけスイッチサムターンなんですよー・・・と不動産屋さんに言っても分からないか。距離がそれぞれ365と725、最初に725の通常サムターンをすこんと回しました。スイッチサムターンはこれほど距離が短いと感触がとてもつかみやすい。DA本締錠であったことも、短時間で出来た原因でしょう。久々に少しドーパミンが出ました。下部本締錠もスイッチだったら、ギブアップしたか?開けられたか?空錠のプレートハンドルがすごく邪魔になるはずです。距離が長くても、師匠のようにサムターンと会話できるレベルになりたい。師匠に報告したら、MIWAのスイッチは4種類出くわしただとか、オプナスのパタンテも攻略しているだとか、相変わらず異次元領域の鍵開けやってます。暫定中古シリンダーに取り替えて、逆マスター対応キーシリンダーを発注します。帰り道、不動産屋さんと一緒に、向かいにある八坂神社にお参りしました。不動産屋さんは物件がなんとか年内にさばけますように・・・私はトラブルだらけの厄年が早く終わりますように・・・