1月2024

H15フィット鍵作

フィット

フィット

久々の遠方出動は相模湖の少し先、中央道使って40分ほどで到着です。ホンダFITの年式はH15.3でギリギリイモビライザー搭載前のモデルのようです。後部窓ガラスのイモビマークもありません。MT-7の鍵作が10年ぶりくらい、運転席での配列読みを2回間違えました。助手席鍵穴をピックして読むと、右下5-1-4でなく4-1-5でした。運転席のタンブラー摩耗具合が影響しているのかと思います。高年式だと助手席鍵穴はないわけなので、助かりました。
ウェーブキー

ウェーブキー

というか、今時の鍵屋としてはデプスキーを使って手動ミーリングマシンで鍵作するのは少数派なのかも知れません。イモビライザー対応している鍵屋さんなら、ほとんどコンピューターマシンを使って短時間でカットできるでしょう。どうやらお客さんは昨晩にも問い合わせしており、鍵作料金50,00-70,000くらいと聞いて高いと躊躇していたそうです。当方は安く請けたので出動依頼となったようです。

ポストダイヤル錠

ポストダイヤル錠

ポストダイヤル錠の開け締めが出来ない、とのことで現場調査すると、なんと裏側のパーツがありません。仕入れたことのない部材でメーカーもわかりません。最初はリンタツかと思い、調べていくと少しサイズと外観が違います。手持ちの錠カタログには載っておらず、ネット調査でコーワソニアだと判明しました。
コーワソニア

コーワソニア

ポスト錠は生産量によってなのか、卸価格が非常に高いものがあり、ディンプルキーシリンダー並です。しかし、玄関鍵交換ほど料金はもらえない感じがあり、あまり商売的には利益が出ません。本日現場アパートのポストにダイヤル錠を取り付けました。

鍵穴木片充填抜き

鍵穴異物

鍵穴異物

日没時の入電は、戸建て玄関鍵穴に異物が入って抜きたいとの依頼でした。鍵を持たないお子さんが木片などを詰めて開けようとする、何度も経験した状況です。窓が開いていたので依頼者は、そこから家に入れたようです。lixil刻印のPSシリンダー内部を覗くと、木片がぎちぎちに圧縮充填されています。何とか木片を全部抜いてシリンダー機能を回復させることができました。

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