MIWA FDGコア交換
日の出町、築4年の戸建。立ち会った不動産屋さんが言うには、住友林業の家なので、グレードが高い。玄関ドアは三協立山アルミ、ドア面から出っ張りのないMIWA PSシリンダー。最近良く見かけるようになりましたが、交換は初めてです。フロント刻印がMIWA FDGとあるように、自動ドアに使われるDGシリンダーと同じようなメカニズムの本締錠だと分かります。シリンダーボディごと交換すると定価約\30,000、値段の張る製品です。同業鍵屋さんのブログを拝見してコア交換できることは知っています。手持ちのPSシリンダーのコアで置き換えられることを確認します。
このDGタイプの玄関シリンダーには、GOALのD9とV18もあります。V18だと定価約\50,000のびっくりプライス。在庫したところで、お客さんが躊躇してしてまう金額ですね。当然、MIWA PS同様コア交換できるかと思ったら、そうじゃない。すでに経験済みの鍵屋さんに聞きました。その鍵屋さんの採った方法は、V18のピン全てを移植したそうです。面倒くさそう・・ボディもコアも新品にはならない。でもお客さんにとっては安くなるし、新しい子鍵がちゃんと5本付属する点は変わりません。鍵屋にとっても現場一回で終わるというのはありがたいものです。それにしても戸建のシリンダーは種類が増えすぎた上に、製品ライフサイクルが随分短くなりました。5年前の出筋在庫が、築浅の物件には、もう使えない。色違いもカラーー違いもすべてを在庫しようものなら、仕事車が2tトラックになってしまう。コア交換で対処できないものは、ある程度在庫を増やすしかありません。