9月2010
大東建託の物件の多くで使用されているオプナスMMX。シリンダー交換不要が謳い文句ですが、鍵が廻らなくなったそうです。ブルーのヘッドが個別キー、イエローヘッドがチェンジキーです。チェンジキーは一度だけ廻ったそうですが、その後は個別キーもチェンジキーも廻らない。異物が入ったのかも知れませんが、メーカーの指示は分解厳禁。以前、引き取ったMMXを分解したことがあります。U9同様、ロッキングバー方式で、タンブラーとチェンジ用のタンブラー、そしてガイドが13セットありました。組み立て直すのは至難、というより不可能に近い。チェンジ用タンブラーの位置が変わってしまう。なにより裏蓋さえ元に戻せませんでした。U9シリンダーに交換して、現物をメーカーに送付します。
さて、MMXのLSPシリンダーは、ボディからオネジが出ており、サムターン側からパイプ状のメネジで固定します。U9シリンダーに交換の場合、M5で長さ45以上、そしてビス頭の小さいビスが必要です。LSPシリンダーを固定するビスが必要になるなんてことは初めて。通常のM5ビスだと、皿ねじでも、鍋ねじでも頭が大きく、サムターンの回転を妨げてしまいます。皿ねじの頭の径を加工して小さくしました。
9月 30, 2010 7:42 PM|
カテゴリー:住宅|
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八王子の広大な建設現場。メーカーの工場です。プレハブ小屋にある、リースのロッカーは、今日までの契約らしい。1箇所だけ鍵をなくしたので、早急に作成してほしいそうです。久々のオフィス家具の鍵作です。以前は月に2,3件やっていたように記憶しています。やはり激安通販が伸びているのか、月平均1件もない状況になっています。「今日中に」開ける、作るといった緊急でないと、どうも需要がありません。
ナイキのロッカーはA版、6枚、リバーシブル。コードは分からないが、素読みで段差がはっきり出ている。オフィス家具の鍵もリバーシブルが増えてきました。比較的新しいと、タンブラー枚数も6枚以上です。ピッチも厳しいものがあり、作成に手間のかかるキーもあります。
9月 29, 2010 7:22 PM|
カテゴリー:オフィス系|
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インロックではない。バッテリーが上がってしまったために、リモコンが反応しないという。おまけに運転席ドアしか鍵穴がなく、壁との隙間がないので、開けられないそうです。集中ドアロック解除が効かないので、普段乗り込む左側ドアも開かない状態です。いつもはロードサービスから依頼の来ないエリアなので、「他の鍵屋にキャンセルされました?」と聞くと、その通りです。急遽、事務所に眠っている差し金類を車載する。
鍵穴から勝負できないというのはつらい。運転席ドアは10cmほど開く。この隙間から工具を差込み、紆余曲折を経て、助手席ロックボタンを倒す。トヨタのロックボタンは曲面だらけで、工具先端が滑るように、よく考えられている。最後にジャンピング作業をして、エンジンをかけます。鍵がなく、運転席も開いていない状態だったら?助手席ドアからロックボタンを攻めるとなれば、もっと時間を要したでしょう。今時のドアは、ウインドウとの隙間が非常にタイト、工具の挿入は容易ではない。工具が引っかかり、取り出すのに1時間かかったこともある。サイドエアバッグも増えた今、リスクが高く極力やりたくない。ロックボタンはつるつる滑る。いずれにしろ、不要だと思っていた差し金類は、やはり車載が必要だ。暴力破壊が多いので、左ドアの鍵穴がない車が標準になりつつあります。しかし、車メーカーはこういうトラブルのことまでは考えていない。
9月 28, 2010 8:11 PM|
カテゴリー:車|
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立川市、飲食店、4枚引戸。引違戸錠が2箇所あるのですが、交換するのは片方だけでいいとのこと。内側は上下スライドでなく、ねじこみまわしで施錠解錠するタイプ。かなり年月を経ているWEST引戸錠だと思います。引戸の上部を見上げると、外障子すれすれにシャッターがある。室外側に出っ張りのある引違戸錠は使えない。そういえば、同じ部材の在庫があるはず。6年くらい眠っていた部材が今、現場で活躍する。
外障子は固定されていて、スライドしない。内障子を外して、室外錠を交換します。室内つまみは今まで同様ねじ込みですが、使わないので構わないとのこと。この引違戸錠は、万能取替え用と違い、錠自体を固定するビス穴がない。挟み込むビスだけなので、がっちり締め付けても、建て付けずれの影響を受けやすいか。若干心配になる。
9月 27, 2010 8:46 PM|
カテゴリー:事務所|
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鍵が折れ、破片が鍵穴に残っているそうです。交換をお願いしたいとのこと。深夜、鍵屋さんに玄関ドアを開けてもらったらしい。ならば、その鍵屋に交換を依頼すればいいのに、なぜ昼間カギスターを呼ぶのか?多摩市のマンションに到着、お客さんに経緯を聞いて、理由がよくわかりました。大手鍵屋ネットワークと知らず、公衆電話にあるタウンページで探し、深夜に依頼。解錠で\28,000支払ったとのこと。これはカギスターの2倍です。相場料金より随分高いんじゃないかと感じ始めたお客さん、これ以上搾取されるのをためらい、交換は断ったとのこと。その後、kagistar.comのコラムを読んで、真実を知るに至った。さらに、LDの交換方法をネットで情報収集してTRYすること1時間、ギブアップ。
折れた鍵も入らない状態ですから、そりゃあ、素人にねじ込み式シリンダーは外せませんよ。テールをつぶして、シリンダー取り外し完了。G1ですが、5分ほどで完了です。素人が交換するとき、フロントのイモネジをなめてしまうことが時々あるようです。たまに、自分で交換中に上手くいかないと、ヘルプの電話が来ます。電話で指導を受けながら、交換したいと言うのです。これはご勘弁願いたい。まったく遠方なので、せめて地元の鍵屋さんへ電話してください。取り付けるときも、新しいキーを差し込んで、時計回りでねじこみます。メンテナンス性の悪い錠ケースだ。
9月 26, 2010 9:53 PM|
カテゴリー:住宅|
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