8月2011

スナック戸先鎌破錠at青梅

MIWA戸先鎌錠
21時過ぎ、青梅は場末のスナック入り口。店舗引戸の解錠依頼です。鍵をなくしたのかと思ったら、スナックのママが持っています。「鍵が入らない」状態になっています。異物は入っていません。鍵穴を覗きながらタンブラーを押す。いや、押せない。あーこれは接着剤を注入されましたね。こんなことして何が楽しい?接着剤はがしをチュルチュル注入していきますが、やはりタンブラーが動くようにはなりません。勝手口ドアはありません。窓ガラスが一つ、これは格子を取り外せないとわかりました。部材を即交換できない破錠はしたくないのですが、仕方ありません。開店時間がすでに1時間以上遅れているそうです。常連客などのギャラリーも集まっています。なんだか、この状況を楽しんでいる、愉快な人たちです。MIWAディスク内筒をくりぬきました。引戸錠随分古い戸先鎌錠のメーカーや品番は不明。カタログにも掲載なし、廃盤でしょう。1枚引戸を開けると戸袋に収まる格好のドアです。面付錠取付が厳しい。見た目が近い戸先鎌錠を取り寄せて、何とか取り付けるしかないですね。戸先鎌の破錠は初めてでした。MIWAディスクの破錠用先端も、何年ぶりに使ったでしょうか。しばらくの間、外側からマイナスドライバーだけで、施錠解錠できてしまう状態。お店の人、かまわないといいます。掛け金を在庫しておくべきでした。一時的な対応として、掛け金+南京錠が必要になる状況もありますね。

suzuki原付イグ鍵抜き

suzukiセピア原付バイクの折れた鍵がイグニション鍵穴に残っているそうです。メーカーがスズキと聞いて一安心。hondaだとダブルホイールになっていることが多い。手前のホイールで引っかかり、なかなか抜けないことがあります。2時間格闘してギブアップした経験あり。折れた鍵を抜く作業は、鍵の折れ方や鍵穴の状態によって作業時間がピンキリです。武蔵村山の職場においてあるスクーター、車種はセピア?かな。根元の深いカット位置できれいに折れています。折れた鍵がよじれていないので、良い状態です。ミーリングにばっちり隙間があります。苦闘しない予感。5分で抜けました、ツイテル。
純正キー折れ
配列を読み、コードカットでカギを作成します。車中、ラジオで民主党代表戦の会見が聞こえます。まさに素人集団政党、気分悪い。マスゴミの節操のなさにもあきれること大。自民党政権時には、選挙を経ずに総理大臣を交代することの是非を執拗に叩いていました。しかし、マスゴミは民主党支持メディアなので、今回まったくスルーです。財務省の飼い犬、野田氏が代表になれば増税、日本経済の崩落。感情が先走りする前原氏ならばアメリカにTPP参加を調子こいて約束し、日本の雇用がさらに悪化する。それから、あとは目くそ鼻くその比較。国家観が欠如したクズ政治家ばかり。まもなく刑事被告人になる小沢一郎の動向を伺う愚劣さの極み。日本社会に垂れ込める暗雲があと2年も続くと思うと、暗澹たる気分になります。

WESTプッシュプル錠現調

WEST902
常連の不動産屋さんが購入した戸建、練馬区。鍵を受け取ったときに、WESTのキーだとわかり、在庫品で即交換はできないだろうと感じました。到着して玄関ドア確認。驚き。プッシュプル錠のバーハンドルがない、折れている。尋常でない力を加えたの?防犯用のステッカーが玄関ドア上部にべたべた。何かひと悶着あった物件かも知れない。不動産屋さんに電話連絡すると、よく分かっていない様子。物件を一度も見ずに購入したの?問屋さんに確認すると、このプッシュプル錠は廃盤に近い。受注ロットが300たまるまで、生産体制に入らないそうです。シリンダー交換以前の問題になりました。WESTプッシュプル錠とりあえず切欠含めて、一通り寸法を図り退却です。MIWA PGやらGOAL PXなどのグリップハンドルに変更するには無理があるなあ。車に乗り込んだと同時に雨が降りはじめました。段々強くなる雨は数分でゲリラ豪雨になりました。渋滞の度合いも激しくなりましたが、雨風しのげる車内は快適です。今日もツイテル。

ムーヴ紛失鍵作成at福生市

ムーブ
朝一入電、ムーブの鍵をなくした現場は福生市。8月は車鍵作がもっとも多い月。5年前なら月間20台はこなしていたかな。今年は随分少ないです。雨が強い。少しU2。作業を開始すると、雨が一段と強くなる。普段の行いが悪い?鍵穴のぞく。H12年くらい、幸運なことにタンブラー6枚のM386楽勝タイプ。ピックと読みで2分。コードカットして、キーを挿す。一箇所キズが出たので、もう1段階カット、10分で終了。やはり普段の行いが良いのです。高年式のM357だと、だいぶ服が濡れたことでしょう。
ダイハツM386
過去に、ゲリラ豪雨の中で軽バンの鍵作を行った記憶が甦ります。あまりに雨が強いので、せめて数時間後にしてとお願いしました。お客さんは、どうしても仕事で早急に使いたいと言います。スコールのような雨では、視界を確保できず、鍵穴を覗くどころではありません。びしょ濡れになりながら、ハッチのシリンダーを外しました。全身ずぶぬれになり、完了時にえらくお客さんに感謝されたことを思い出します。タオルを何枚も頂いたはずです。最近の乗用車だと鍵穴は運転席のみだし、こういうわけにはいきません。あまりにも雨が強いと、現在はお断りします。昔はガムシャラさがあったなあと振り返ってしまいます。

kwikset交換見積り

クイックセット 2ロック
武蔵村山市の洋風住宅が並ぶ一帯は、どの玄関もkwiksetのサムラッチ錠です。クイックセット街ですね。中古販売する不動産屋さんから、交換見積もりの依頼を受けました。kwikset玄関錠の2ロックは初めて見ます。調べてみるとgibsonというデザイン。主錠の室内玉座にはサムターンが付いています。ラッチボルトにはトリガーがあります。円筒錠と同じ機構です。鍵がなくても施錠できます。サムターンを回してドアを閉めれば鍵閉じ込みとなります。アメリカでは今もこれが主流なんでしょうか?玄関ドアのインロックが多く発生しないのかな。ハンドルもチューブラ錠も、塗装が落ちてみすぼらしくなっています。湿度が高い日本の気候を考慮されていないと思われます。不動産屋さんは販売するにあたり、このハンドルとチューブラ錠の見栄えをよくしたいとのこと。
kwikset装飾錠錠セットで交換することになります。KODAIのセパレート取替え錠だと、エスカッションプレートを取り付けるので、これが嫌な様子。アメリカ製チューブラ錠の切欠穴はやたらとでかい。kodaiチューブラ交換は無理か・・・問屋さんに聞いてみました。どうやらこのデザインは廃盤です。kwiksetで交換するなら出筋のチェルシーやアーリントンの1ロック+サムラッチ空錠に換えるしかなさそうです。ハンドル形状が変わるので、現在隠れているドア表面の塗装が他の部分と変わります。露出するドア表面は適当に塗装することになります。ここまでお伝えすると、「検討する」との回答が返ってきました。「検討する」とは「もう電話はしない」と同義語です。電話の冒頭から「見積もりは無料か?」と聞かれたので、あまり脈はないと思っていましたが、予想通りの結果となりました。ホームセンターの下請けを行っている鍵屋さんに聞くと、無料見積りばかりで全然受注にならない、もうやめようと思っている、てな実情を聞きました。これに比べればカギスターは全然少ないです。とはいえ、今後見積り無料のスタンスをどうしたものか、考えてしまいます。

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