general金庫カギ作成

立川市、会社事務所。ダイヤル番号表はあり、カギをなくしたらしい。最近は、まずはネットで情報収集する人が多い。オフィス家具や金庫の子カギの通販サイトを見つけて、安くキーを入手する人が増えているようです。おかげさまで、今年はオフィス系の仕事、激減です。お客さんも、当初は金庫屋さんに問いあわせた模様。納期が結構かかるので、あきらめたそうです。金庫屋は鍵屋のように、現場で鍵穴を覗きながら、カギを削りながら作る技術はありません。メーカーから取り寄せるだけです。、金庫ドアのラベルgeneralがメーカーだと思っていたが、違うんですね、と言われる。ラベルはメーカーでなくブランドであることが多いです。generalはエーコーの廉価版ブランドだったかな。
金庫genaralまずはダイヤル操作で座の切欠を揃える。フロアに置かれたホームセーフ、うつ伏せになって鍵穴を覗くスペースはない。ピックして開けてドアを外すか。刻印を見ると、配列そのままのラッキーなパターンです。とりあえずピッチ取り。よく使うブランクだと4ピン目が下り坂の位置。少しブレードの長いブランクを選択。車に戻ってマシンでカットするのも面倒になり、高速手彫りを実施。勢いあまって、ヤスリの先端がズボンを破って、膝あたりにブスっと刺さる。イデデ!アドレナリンを抑えろ・・デプスデータを持っているので、一気に目標デプスまで彫るか。インプもやってみる。明確なキズが出る。また彫る。楽しいね、ずっと続けたいね。10分ほどで完成、スルスルとシリンダー廻る。もう楽しめなくなってしまった。車に戻り、キーマシンできれいにキーをもう1本カットして完了です。

浴室円筒錠の腐食

浴室錠取付板
昭島市の戸建、浴室錠の動きが悪いという現場は、30年以上使用している円筒錠でした。ラッチがほとんど動かない。30年以上使えたこともすごいが、この状態でCRC-556を吹きかけながら1ヶ月ほど使用したお客さんもすごい。入浴中に開けられなくなるような事態にならなくて、幸いだ。いつもの手順で円筒錠室内ノブが外せない。サビついていても、時間をかければ、取れなかったことはない。しかし、今回はダメ。グラインダーを用意、室内ノブを切断します。ローズを外すと、取付板が見えます。なんじゃこりゃあ・・・今まで見た中で、腐食度No.1。下のビスはもうプラス溝がなく、サビの塊に埋もれている。ドリルで破壊。それでもスムーズに取れない。取付板と本体がサビで一体化しているのか、板をグニャグニャ曲げながら、手前にスライド。ようやく円筒錠本体が抜けました。
GOAL ULW-4Eストライクもビスがバカになっており、これも破壊。新しいトロヨケをつけるにも、追加加工が必要でした。ビス穴もゆるゆるなので1サイズ大きいM5タップで取付。交換料金を先に伝えたのですが、作業時間の大半は破壊と加工です。交換というよりも、破壊がメインの作業となりました。純粋な交換作業のみなら10分ですが、合計1時間かかりました。通常は交換料金のみというわけにはいかないところ。でも、とても感じの良い一家、ドラ焼きも頂いたし、料金はもうこのままでいいやという気持ちになりました。こういう気遣いをするお客さんに限って、労ってくれます。さらに「最初に言った料金じゃ悪いわよね?」と言ってくださいます。もういいのです、その気持ちだけで。日曜日の昼下がり、一家団欒がほほえましい家族でした。

PRシリンダー分解洗浄

MIWA PGF703「カギが廻らず玄関ドアを開けられない」との緊急依頼。昭島の築4年分譲マンション、到着してみると、不動産売買業者さんでした。MIWA PGF703、PRシリンダーの下側鍵穴は確かにキーを挿しても廻りません。鍵穴には白いパウダーがたっぷり。「専用の潤滑剤?を何度吹いてもダメなんだよねえ・・・」このパウダー、何度も吹き付けると鍵穴にたまって、状態は一向に改善しません。パーツクリーナーで洗い流すと、一応鍵が廻るようになりました。しかし、しばらくするとまた廻らなくなる。ゴミ埃がたまっているのかも知れません。PRシリンダーを分解して完全に洗浄することにします。不動産屋さんは時間がないので、現場を離れ、次の仕事先へ向かうことに。作業が終了したら、電話報告してキーボックスに入れるように指示されます。何10回とやっている作業、わかりきった作業だと油断したつもりはありません。ただ本日、日陰の体感気温は5度くらい、寒いので集中力が落ちていたんでしょうか?プッシュプル錠2ロック下側の本締錠DAFから取り外すときにトラブルが発生しました。
本締錠DAFシリンダーを固定するかんざしの片方のツメをマイナスで浮かすときに、ツメが見事にポキっと折れました。あーれー・・・・こんなこと初めてだ。ツメが曲がったことは何度もあるけど、これはひどい。引っ掛ける部分がなくなったので、なかなか抜くことができない。駐車禁止が気になる。スイッチサムターンを外して、室内切欠穴から見える一部分をスライドさせようとしても無理。10分以上かかったか、なんとか抜くことができて、ようやく安堵。ストックしている新しいカンザシで置き換えます。あとはいつもどおりの作業で完了、カギの回転もスムーズになりました。このとき一流のカギ職人が言っていた教訓を思い出しました。「どんなに場数を踏んでも現場をなめてはいけない。恐れろ、しかし怖気るな!」肝に命じたい。

モコ鍵穴故障at多摩市

日産モコ鍵がイグニッションに入らないという。いつもはロードサービスから依頼の来ないエリア、多くの鍵屋が断ったに違いない。多摩市の商業ビル地下Pに到着19:30。確かに、キーが先端部分しか入らない。H15年くらいのモコ、つまりスズキMRワゴン。このタイプはハーフ382を使用している。経年劣化で鍵が廻らなくなるトラブルが起きるので、開発したトヨタも現在は採用していない。最初はタンブラーの洗浄で直るレベルかと思っていました。クリーナを吹いても、状況変わらず。鍵穴見ると、手前のハーフがずっこけている。解消できないレベルのずっこけ方だというイメージ。ピックしたのではないのに、通常使用でハーフタンブラーが、しかもイグでこけている。こんなこと、あるんだなあ。
M382イグずっこけ解消用ブランクを挿す。キーは奥まで入るようになった。しかし廻らない。よくよく鍵穴を見ると、手前ハーフの左側は視界にはない。伸びきった右側ハーフはゆるゆる、スプリングが効いていない状態。最悪。すでに左側のハーフは外筒にまで飛んでいるのか。右側ハーフをめいっぱい横方向に押す。ひたすらこれを繰り返す。左側ハーフは降りて来ない。シャッターをスライドさせた状態で、覗きながらピック持つ作業。シャッターがなければ、あるいは手がもう1本あれば、という気分。執着心で2時間ほど続けた。結論から言うと、見極めが悪かった。ギブアップ。高さ制限のある地下P、レッカーが入れないようなら破錠か。イグニションの破錠もけっこう体力勝負。あまりやりたくない。幸い、レッカー手配できたようなので、撤収。これがドアなら内張り剥がして分解できる。イグだとACCまで回せない以上、どうしようもない。根性と執着心だけでは、解決できないこともある。時間の見えない作業で、ひたすらお客さんを待たせるのもよくない。こういう依頼、5分かかるか5時間かかるか分からない。報われないこともあるもんだ、と意気消沈。

競売戸建の強制執行

TOSTEMシャッター立川市の築3年戸建、競売物件。すでに配送トラックが数台、積み込み部隊のバイトの人たちが10人以上います。前回11月の催告では、1Fシャッターが開いていたので、掃きだし窓を何とか開けました。今日は、1Fはすべてclosed,腰高窓、掃きだし窓すべてのシャッターが降ろされています。こうなると、要塞だね。住人が立ち退かない競売物件は、警戒心が強く防犯意識も強い。今日は断行なので、玄関錠を破壊してもよい。いつもの不動産屋さん、「今日は玄関のカギ、壊しちゃっていいよ。」壊すのなら、10分20分で終わると思っているのかな。最新玄関錠の2ロック、破錠するのにそんな短時間で済むはずがない。ここで、先月購入した伸縮はしごが初登場。最大4.2mまで伸びるはしごを使って、さっさと侵入したい。pica伸縮はしご2Fの腰高窓、見たところ、クレセント無施錠。引越し屋さんに足元を持ってもらい、恐る恐る登る。やはり窓、開いている。内部侵入、玄関ドアを開ける。玄関トステム2シリンダーを交換して、撤収。「催告やる鍵屋はみんな持ってるよ」という師匠は伸縮はしご車内常備。確かに築浅戸建、1Fにはセキュリティホールがもはや、ない場合が多い。カギスター号に常備するには、スペース的にも厳しい。車がどんどん重くなり、加速も燃費も悪くなる。とりあえず、こういう場合だけ車内に積載することにする。10年前にはまったく考えられなかったほど、鍵屋の必要装備は増えていく。

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