インプレッサ鍵作開け
あきる野市のバーベキュー場でインロック依頼が発生しました。GWには、キャンプ場やバーベキュー場などの行楽地に行くことが多いです。到着後、携帯電話をコールしても、電話に出てもらえません。河川敷の広いエリアでインプレッサを探すのは大変。運の良いことに、管理事務所のおじさんが声をかけてくれました。呼び出しのアナウンスを行ってもらい、お客さんと遭遇できました。
さて、平成18年のインプレッサということで、嫌な予感が的中しました。刻みキーで、運転席にしか鍵穴がない。このタイプは施錠方向には簡単にピックできるけど、解錠方向へのピックが猛烈に厳しい。意地になって、解錠方向へのピックを20分行っても、決まらない。助手席に鍵穴があれば、あるいはMT-8ならせいぜい2分で終わるのに、天と地ほどの差です。仕方ないので鍵作をしながら開ける方法に変更しました。高年式のM403は傷が出にくい。40分かかってやっと解錠。「最近のカギは難しいんですねー」などと言ってくださり、お客さんが理解ある人で助かりました。鍵屋は魔法使いではありません。車のインロック解錠でさえ、求められる技術レベルは、10年前とは比べ物にならないケースがあります。