トランクルーム解錠

トランクルーム
とあるメーカーさん経由でトランクルームの会社から、解錠と交換を依頼されました。こういう電話応対は、依頼することが前提の問い合わせなので、とても気楽です。現場は八王子なので、立会人の社員さんは都心にある会社から、電車とタクシーで来た模様。かわいらしいお姉さんでした。入居者、もとい借受人というんでしょうか、借りたまま連絡不通になったドアが3箇所あるとのこと。いずれもディスクシリンダーなので、ピックは楽勝です。ノブタイプだというので、インテグラル錠かと思ったら、円筒錠でした。さすがに円筒錠を3個も在庫していないので、2個で勘弁してもらいました。
レンタル倉庫
レンタル倉庫、あるいはトランクルームを利用したことはありません。社員さんが言うには、需要は増えているとのこと。この商売は不動産とは毛色が違う気がしますが、住居を提供する商売よりもリスクは小さいんでしょうか。エアコンが効いてないので、気温26度の本日、コンテナ内部の密室空間は暑い。夏だったら、間違いなくサウナ状態でしょう。

エースキー解錠

エースキー
「金庫のまあるい鍵を開けて欲しい」との電話を受けました。メーカーはSENTRYだというので、エースキーだと確信しました。
他の鍵屋に電話したところ、「壊すしかない」と言われたそうです。自作テンションとピックを作ったことがありますが、指がつってしまうほど大変です。時間もすごくかかります。少し回すたびに引っかかるので、ピックを合計3回もしないといけません。現場では、専用ピックを使います。テンション加減が合わないのか、10分くらい時間がかかりました。内筒を90度回したままでは、キーが入らない状態です。再度逆回し90度で鍵穴をニュートラル位置に戻します。
セントリー
日本製の金庫なら、鍵の閉じこみはありえません。セントリー金庫のシリンダーはプッシュ栓錠になっており、飛び出たシリンダーを押し込みドアを閉めるだけで施錠となってしまいます。鍵屋仲間には、セントリーのアフターサービス業者として、多くのトラブルを解決している人がいます。テンキーが反応しないなどのトラブルが多く、金庫としては二流品だという意見です。ホームセンターではmade in USAの信頼ある金庫という謳い文句でよく売られていますけどね。

モドリック交換未遂

モドリック
リフォーム会社いわく「交換用シリンダーを仕入れたがシリンダーを固定できない」とのこと。マンション玄関の錠は初めて見かける、奇妙な形状の錠前です。どうやらメーカーはモドリック、イギリス製のよう。築30年でmodric採用だとは、当時は相当こだわりのある設計者だったんでしょう。シリンダー交換が当たり前になる時代が来るとは、当時は考える必要もなかったので、メンテナンス性を考慮しなかったのか。シリンダーとサムターンが一体になったユーロプロファイルというんでしょうか。シリンダーはフロントからイモネジで固定しています。
ユーロプロファイル
右が既存の、左が交換するシリンダー。似ているようで、細部はいろいろと違う。立会人が「ねじを締めることができないんだよね」と言う。調べてみると、新しい方は、イモネジを通すタップ穴の直径が大きい。穴の中心位置も少し違う。当然、シリンダーが固定できずにがたつきます。イモネジが沈まないので、アーマープレートも取り付け不可能。シリンダー取り寄せに3週間かかり、2日後には入居者に新キーを渡さなきゃいけないので、何とかしてくれと言われます。ケースを取り外し、何とか改造できないものかと考えあぐねました。ケースに穴を開けると、デッドボルトに悪影響が出る感じ。シリンダーのがたつきによってサムターンが廻ったり廻らなかったりします。改造すること自体が危険だと判断し、無理だと回答しました。
立会人が携帯で電話したらしき会社の上司と会話してくれと頼まれます。
「つまようじでも何でもいいから、がたつくなら、とにかく動かないようにしてくれよ」
随分な言い草です。素人発想の無茶苦茶な言い分ですね。イモネジが沈まないなら、切断しろ、とまで言いました。
もし固定できたとしても、開けられないトラブルが発生して大クレームとなる可能性があります。その矛先は必ず自分に来るでしょう。「後でトラブルが起きてもいいから、何とかしろよ。とりあえず、何とか鍵を明後日渡さなきゃいけないんだよ」気分が悪くなったので、
「あんたとはもう会話できない」と伝えて終了です。
仲間内に聞くと、モドリックは5年ほど前に、錠ケースのサイズもシリンダーも規格が変わったそうです。フロントサイズも全然違うので、少し大掛かりな加工工事でもしないと、鍵交換できそうにありません。

非常用丸カバー取付

非常用丸カバー
店舗非常口ドアの丸カバー取付で八王子にやってきました。普段は開け閉めしないドアは、非常時にカバーを割ってサムターンをまわします。乳幼児向け衣料のお店だからでしょうか、子供が、非常用カバーを割ってしまったようです。店員さんが、自分で取付できないということで、店舗専門管理会社経由での依頼です。
非常口ドア
非常用カバーをつけるには、一度サムターンを取り外す必要があります。カバー台座の中心をあわせて取り付けると、本締錠のバックセットが小さいため、枠と台座が干渉してドアを締めることができません。台座の内径のヘリを少し削って、台座を2mmほど丁番側へずらして取り付けました。こういう仕事ってあるんですね。もちろん初めてです。

ロゴ鍵作

ホンダロゴ
代車で使用している車のカギをなくしたそうです。
あきる野市の自然豊かな現場は、桧原村も近い。
最近ロゴをみなくなったのは、2000年で生産終了したからなんですね。2001年からフィットが後継となっています。
作業中、依頼者の母親と思われるおばさまが話しかけてきました。
「すいませんねえ、お手数おかけしますねえ」心が和む一時です。しばらくすると、隣の畑で野良仕事をしていた感じのおばあさんが話しかけてきました。
「ほんとに迷惑かけますねえ、すいませんねえ」
こちらが恐縮してしまいます。こういう声かけをしてくれる日本人は、田舎方面に行くほど多いと感じます。美しい日本の家族である。こんな気遣いの出来る親御さんだから、きっと立派な青年になるのだろうなと思いました。キーは現行ホンダでは少数派になったM374刻みキー6段差。読みが2発目で正解でした。

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