立川市、築古アパート、不動産屋さんから交換依頼。初めて来るアパートだな、と思いながら玄関ドア前で記憶が甦る。これは・・・随分昔、自分が取り付けた気がする。ドアクローザもない薄い木扉、円筒錠から面付箱錠に変更したのは9年前でした。今では廃盤になったHPD30LS、とても重宝した部材だったのに、今では入手できません。円筒錠の付いているドアが、随分少なくなったから?さて、HPD30用の短いシリンダーはないので10mm長い40KJシリンダーで交換します。見た目の違いだけだよね、と思いました。
でも交換した後、鍵穴が飛び出す分、破錠しやすくなるかな、などと考えてしまいます。交換する前に気付いた不具合が1点。錠ケースの3点ビスがゆるゆるで、本体が5mm浮いています。当時新米のカギスターはいい加減な取り付けをしたのだなあ、と思ったら違う。ドア枠に隙間を埋めるスポンジが貼られています。なるほど、ぼろいドアだから(失礼)、前の住人が隙間風を遮断しようと貼り付けたんですね。で、収まりが悪くなったラッチを解消するため、錠本体ビスをゆるゆるにしたのも前住人でしょう。ビスをきちんと締めてみます。勢いよくドアを閉めないと、ラッチがストライクに入りません。これを見逃すわけにもいかず、ストライク位置をずらして、対処しました。
6月 11, 2011 12:00 AM|
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瀬戸物屋さん、個人商店です。老夫婦で経営していたようです。先日ご主人が亡くなられ、金庫の中身を司法書士立会いで、奥様と親族が確認したばかり。そして奥様が体調急変で亡くなられたとのこと。奥様が持っていた、ダイヤル番号表も鍵も見当たらないようです。親族の方が言うには、ダイヤルは揃っているはず。ピックしてみると、どうもダイヤルが揃っていない。誰かが少しでも触ったか、振動で座が動いたか。ダイヤル探りのために鍵作を行います。ダイヤルが揃っていない状態での鍵作は、苦手意識があります。シリンダーの種類にもよりますが、内筒の傾きがあまりないとはまります。今回はそのケースでした。刻印から配列はすぐ分かりますが、4ピンのピッチが大きいので、いつもより長いブランクを使います。探りが上手くいかないので、ぶるぶるっとやって鍵を強く回しました。
やはり、鍵の精度がよくなかったようです。ウチダの金庫といっても年代によってシリンダーの刻印が違いますね。どうやら金庫を親族の方が引き取るようです。駆り出した軽トラック荷台へ運びます。店内の大量の商品を、バーゲンセールで処分しています。生前からお付き合いのあったご近所さんが、次から次へと訪れては、セトモノを見ながら談話しています。残念ながらこのお店には、お子さんがいなかったようですので、後を継ぐ人もおりません。個人商店がまた、消え去ろうとしているのを目前にして、少し悲しい気持ちになります。
6月 9, 2011 9:35 PM|
カテゴリー:金庫|
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所沢市22:30到着。正直問い合わせ電話では、あまり印象がよくなかった。「本当にそれ以上かからないんですか?」「出張料金や技術料金やら別にかかるんじゃないですか?」何度も聞いてくる。依頼する気がないパターンだと思っていたので、もう電話を切る口実を考えていました。ところが予想外に県境の多摩湖を越えて、鍵作することになりました。hondaフィットH14年はウェーブキーです。初期型と違い、助手席とハッチに鍵穴はありません。H20くらいからイモビが標準だったかな。ドアキーを作成、さらにイグニションで追加分をカット。
女の子に鍵を渡してクレジット手続きをする際に、過去の経験を聞いて疑心暗鬼の理由がわかりました。以前にもFITの鍵を紛失して、作成したときになんと13万以上取られたといいます。電話での横柄な回答では7万くらいだと言われたのに、現場では解錠料金別途3万だの、追加タンブラーで別途2万円だの。。。唖然とする追加明細になすすべなくぼったくられたトラウマがあったんですね。一般キーでなくウェーブキーとはいえ、7万という料金がすでに相場を大きく越えています。さらに、鍵作するのだから解錠料金という項目自体が不要。イグニションで追加タンブラーがあるから追加料金なんて、素人に言うかね。その鍵屋グループの名前はもう忘れたそうです。有名なキーワードを冠したグループだった記憶があると言っていました。ALOAのメールマガジンを見ても、鍵屋ぼったくりはアメリカでも増えているようです。GHOST locksmithという、実在しない鍵屋の大量広告も問題視しています。あちこちに問い合わせて料金比較をする人が増えたのは、こういうことが要因でもあるわけですね。悪徳業者のせいで、懐疑的な問い合わせ客を増やしています。
6月 7, 2011 12:00 AM|
カテゴリー:車|
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先日玄関PSシリンダーを交換した物件の勝手口シリンダーです。レバーハンドルを挙げると2ロックの鎌デッドが突出。サムターンを回すとデッドを固定、グレモン錠のような仕組みです。上の錠にはGOAL D9シリンダーが付いており、下の錠は内締りのみ。D9シリンダーはAD系のようですがテールピースが横向き、ADのように遊びはありません。初めて目にする奇妙な形状なので、シリンダーを引き取り、問屋さんに調べてもらっていました。フロント刻印がMIWAとあるので、PSシリンダーの設定もあるのかも知れません。三協立山アルミのドア名称は不明ですが、住友林業仕様だろうとのことです。築浅の戸建ドアは、ドア名称がわからないと問屋さんも回答できないほど複雑化しています。回答を得るのにも時間がかかり、もう4日経っています。こういうことが増えており、問屋さんも困っているそうです。戸建OEMシリンダーの種類が爆発的に増えているので、知識が後手後手になるとのこと。
納期・値段さえサッシメーカーが回答できない状況が続くと、リフォーム屋さんがしびれを切らします。同業鍵屋さんがやっているようにD9のピンを全て移植して、シリンダーを取り付けました。MIWA PSだとコア交換できますが、GOALのD9やV18だと、今後ピン移植で対応することが増えるのでしょうか。シリンダーボディをピカールで磨き上げると、ピカピカの新品みたいになりました。おそらく回答が来たとしても、納期・値段ともにお話にならない条件だと思います。
6月 6, 2011 12:00 AM|
カテゴリー:住宅|
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マンション敷地駐車場に「業者用」と書いたスペースがあります。年配の管理人さんに事情を伝えれば駐車できるかと思いました。が、なんとも冷たい回答「あー、あそこのコインパーキングに停めてよ」。面倒くさがりのサラリーマン的な管理人、本当に増えてます。イラっと来たので、「もういい」と言って路上に停めたまま、エントランス内に入ります。PRキーの抜き差しに違和感があるそうです。大手デベロッパーのマンションだと必然的に下請けになります。有名どころのマンションは、解錠、交換、メンテナンスすべての発注ルートが決まっています。2000年頃と違い、現在では個人鍵屋に直接依頼が来ることはほぼ皆無となっています。MIWAのプッシュプル錠はPGVF703なので、築3年以内でしょう。PG(F)シリンダーより若干短く、外筒まわりに破壊対策のリングが付いています。ここまで破錠対策する必要はないだろうと感じます。
さて、PR子鍵の差込を確認してみます。たしかに、キーを挿し込む最後の2mmで若干重さを感じる。でも人によっては、気付かないレベルです。正直ちょっと気にしすぎじゃないの?という気もする。今までに何度かクレームで鍵屋を手配している模様。PRシリンダー2個とも分解洗浄します。差込時の抵抗感がなくなりました。以前にも業者に洗浄してもらったが、半年ほどで、抜き差しに違和感が出てくるとのこと。どうも不良品だとか、部品の損傷・磨耗じゃないかと思っているようです。ここは、お客さんに考え方を変えてもらうしかない。精密すぎるゆえに、この鍵は定期的にメンテナンスをしなければいけない旨、伝えます。鍵屋のように分解洗浄する必要はありません。相変わらず、PRシリンダーの洗浄は、鍵屋にとって一定需要のある仕事です。
6月 4, 2011 12:00 AM|
カテゴリー:住宅|
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