WEST本締504鍵作
現場が立川駅前ビル8F、と聞きました。正直嬉しくないロケーション。パーキングを探す手間、パーキング代もかかる。車と現場の往復も時間がかかる。ビル8Fの店舗は雀荘でした。学生時代よく行っていたなあ、と懐かしく思います。卓は30%くらいしか埋まっていません。マージャン人口も随分減っているとの記事を読んだことがあります。「ピンヅモのみ!」なんとも懐かしい響き。さて、入り口ドアはWESTの本締504。サムターンが360度回転するタイプ、過去に一度遭遇したことがあります。鍵が1本もないので、鍵作することになりました。交換と言われても、こんなレアなシリンダー在庫してません。シリンダーを取り外して、車に持って行きます。4ピンなので、すぐ終わるかと高をくくっていました。ところが、随分苦労しました。シムがなかなか入らない。30分かけてようやく2ピンまで入り込む。それ以上はもう無理。WESTのシアラインはタイトだ。ピックしてみるが、これも苦戦。フルインプで作成すると時間がかかるので嫌だ。即席でバンプキーを作って、バンバン叩く。内筒が廻ったけど、ピンの動きがおかしくなりました。やはりやりすぎは危険です。電動ピックガンを長時間打つようなものです。いやバンプの場合、左右方向にも力を入れるので、スプリングに過大な負荷をかけてしまう。ばらしてみたところ、スプリングがグニャリとなっていました。4ピンともスプリングを入れ替えて、鍵作完了です。完璧に作成した鍵なのに、なぜか回転が重い。H727ブランクの背のメッキと角を削ると、スムーズになりました。ブランクが完全に正解ではなかったようです。