LAからキーレックス4000

UNIONレバーハンドル立川市の開業医院が集積しているメディカルモール。昨年keylex4000を取り付けた医院の向かいのドアにkeylex4000を取り付けます。口コミでキーレックス取付け依頼が来ることはとても珍しい。今回もMIWA LAからkeylex4000シリンダー切替タイプへ変更です。追加の加工穴を表裏とも10発開けます。LA交換用のフロント金具、ストライクに取り替えます。室内側は化粧プレートで既存サムターン穴を隠します。
キーレックスK423C
東京多摩地域は夕方から雪が積もるかも知れないらしいので、本日施工できて安心です。デフォルトの暗証番号で何度か解錠確認をします。院長さんの診察の空き時間をずっと待ちましたが、お忙しい様子。代理の看護婦さんに操作説明をさせてもらいます。暗証番号の変更をする際には、室内側切替座の番号変更シリンダー鍵穴にキーを差込みます。暗証番号ボタンは0-9,A-Eまで15個です。機械式なので暗証番号ボタンを押す順番は関係ありません。それぞれのボタンはON/OFFどちらかを設定する格好になります。なので1123という暗証番号も123という番号も同じになります。これといって難しい操作はありません。従業員用の裏口ドアなので、利便性は格段に増すでしょう。

シリンダー付間仕切錠取付

室内ドア空錠土曜日の朝はスイスイ走れます。25km先の現場まで1時間弱で到達することは平日昼間ではありえません。みぞれ交じりの雨が降っていますが、本日は室内錠の取り付けです。厳しい寒さと対峙しなくて済みます。先月現場調査した新築戸建の室内ドア、小さいお子さんが入れないように施錠機能を付けたいとの要望です。新規追加でチューブラ本締錠や簡素な面付錠を取り付ける選択肢もありました。見た目をスッキリさせたいこと、室内錠なので防犯性能を考慮する必要がないといった事情があります。既存の空錠から、シリンダー付間仕切錠に取替えることになりました。チューブララッチはほぼ同じサイズなので、フロントの加工は不要です。ラッチは耐久性を考えてNAGASAWAを取り寄せました。不思議なことに、2大ロックメーカーであるMIWA,GOALともにシリンダー付間仕切錠は製造していないですね。
シリンダー付間仕切錠ドア面に追加加工を施します。取付板を固定する木ビスが既存切欠穴と干渉する箇所がありましたので、穴を広げ、高ナットを使用して両側からM4ビスで挟み込みます。間仕切錠はあくまでも室内錠なので、施錠してもデッドボルトが突出するのではなく、レバーハンドルが固定されるだけです。また、サムターンを廻して施錠状態でドアを閉めるとインロックが発生するデメリットがあります。鍵がなくても施錠できるという点は、円筒錠と同じです。インロックが発生しても、構造を理解している鍵屋なら簡単に開けられます。NAGASAWAだと、最近は室内錠でもディンプルキーが標準になっているようです。

NLS防犯サムターン開け

カバスターRA100分かけて相模原市の競売マンションに到着です。お得意さんでなければ、依頼を受けないエリアです。203号室と聞き、鍵穴を確認したらMIWAディスク。楽勝だね、と弛緩モード。競売明細書の文字滲みが原因だったのでしょう、執行官が「いや202だ」と言います。こちらは、カバスターのRA。急遽車に戻り、解錠工具を変更します。サムターンを確認すると、NLS防犯サムターンです。カバスターを付けている輩なので、こういう防犯対策はありがちです。黒い樹脂部分は空転します。でも、グレー部分をきちんとグリップ出来れば、通常サムターンよりも回転トルクは弱くても回ります。ほとんどの鍵屋さんが使う市販工具だと、グリップ力が弱いかも知れません。私のは師匠直伝オリジナルなので、WESTアクトのサムターンでも苦労しません。今回は、さらに付属のカバーで被されていたら、完全にお手上げです。伸縮はしごを使って2Fベランダに上る選択肢もありえました。
NLS防犯サムターンさて、本日は催告なので、室内確認および壁に警告書を貼付した後に、施錠をしなければなりません。どうしよう?ちょっと工夫すればいいだけですね。それにしても、戦闘機の轟音がうるさいのには驚きました。厚木基地からの発進でしょうか?カギスター事務所がある昭島近辺には、横田基地があります。横田基地は通信基地なので、離着陸するのは輸送機ばかりで戦闘機はなく、大してうるさくありません。自国の軍隊なら我慢できるけど、アングロサクソンの戦闘機ならば、不快感が倍増します。

ストライクに石が沢山

グレモン錠おばあちゃんから緊急出動要請。「玄関ドアを施錠できないので、外出できない」そうです。昭島市の公営住宅、横田基地が近いため、この地域の公営住宅は防音ドア+グレモン錠が多い。グレモン錠はデッドと同時にドア上下にロッドが突出します。なぜにグレモン錠と呼ぶのか、語源はフランス語のクレモンから来ているみたいですね。ハンドルを90度回すことが出来ません。ドア下部のストライクに小石が沢山詰まっているのが原因でした。石を取り出せば、きちんと施錠できます。
都営住宅緊急出動でしたが、作業内容はガキの使いか、と思わせるものでした。まあ、おばあさんには理解できないですね。都営住宅の管理部を呼ぼうとしたら、随分時間がかかるとのこと。すぐに解決出来て感謝されたのは良いが、これは鍵屋の仕事なんでしょうか。

エアウェイブのイモビ鍵紛失

hondaイモビマーク昭島市の某カーディーラーに隣接するので、メーカー系でしょうか。広大な敷地に陸送会社があります。年式不明のhondaエアウェイブの鍵を失くしたそうです。エアウェイブは2006年からイモビライザー標準搭載。フィットベースの車で、既に製造は打ち切られた車種のようです。イモビ搭載の確率がかなり高いと伝えた上で、中古車広場に出かけます。運転席ウインドウにホンダおなじみのイモビマークがありました。今回初めて安物マシンでチャレンジしてみます。まずはMT-7のウェーブキーを作成。なぜかドアの鍵穴にキーが入りません。完璧にカットしていても、ホンダの古いウェーブキーは鍵の抜き差しがきついことがままあります。イグ追加をカットしてメカニカルは楽しみながら完成。
エアウェイブイモビ登録マシンを接続しても、自分で作業するのは初めてなので、試行錯誤、五里夢中。同業スペシャリストに電話しながら作業し、結局暗証コードを突破しなければいけないタイプだと判明しました。この安物マシンでは突破できないので、help要請を発動します。同業鍵屋さんが1時間後に到着、20分ほどで完了。うーん残念です。おまけに鍵作の2倍以上の時間がかかってしまった。こういう経験があると、本格的にイモビ投資をしようかなという気持ちが出てきます。でも、せいぜい年に数件なんですよね。とりあえずイモビスペシャリストの同業人脈があるから、依頼も受けられる。メカニカル作成だけでも売上られるから、いいかな。でもそんなスタンスではカーロックスミスとは言えない時代になっているので、これまた葛藤します。

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