RAサムターンカバーat八王子
競売落札マンション、八王子、平成10年式。依頼元はいつもの不動産、立ち会うのは転売先の大手不動産チェーン店。だいぶ涼しくなったので、久々にジャケットを羽織りました。すでに債務者は立ち退いたようです。シリンダーはHDH、RAのサムターンを確認する。サムターンカバーが付いている。競売物件は、こんな防犯対策、ほんと多い。交換するので破錠してもよいのですが、面倒くさい。これ用の先端アタッチメントは作っております。サクサク、スコンと解錠。
作業を見ていなかった不動産屋店長さん、サムターンカバーを指差して、「何ですか?コレ」と質問。んー不動産屋でも、知らない人は結構いるんですね。鍵屋なら、なんでも鍵穴を覗いてチャッチャと開けてしまうイメージなんでしょうか。確かに、古めのHDHならピックにチャレンジしてもよいし、バンプもある。でも、結局確実に最短で解錠できる方法がいいですね。サムターン回しという手口を説明します。このサムターンを回すってことが通常の難易度ではないってことまで説明してもわからないでしょうね。室内はけっこう残置物があります。競売の物件明細書を見ると、管理費や税金の滞納が結構ある模様。住宅ローンを払えず、マイホームから立ち退くケースはまだまだ多いと聞きました。シリンダーをU9に交換して、終了です。