フォードeconoline鍵抜き

エコノラインフォード92yエコノライン、聞いたことのない車名です。鍵が折れて、イグニションに残っているそうです。年式からして10cut、シンプルなキーウェイなので、はまることはないだろうと思います。何件かの鍵屋に断られたらしい。武蔵村山の現場到着、随分でかいバンです。エクスプローラーやらダッジ ラムより長い。室内は随分広いのに、シートは7人分。シートもでかいし、ウオークスルーのスペースも広い。大柄なアメリカ人のガタイを基準にしている車です。個人的にはアメ車のふわふわサスペンションが好きではありません。まったりと乗りたい人には好まれるのでしょう。イグニションを覗くと、結構隙間があります。ジグを2本差込、ねじります。
ford10cutイグ運良く、数分で折れ鍵を抜き取りました。スペアーキーがないので、折れた鍵をコピーしてみます。先端あわせであること、折れた位置が根元1番目であることが幸いして、難なく合鍵作成できました。silcaの大きなキーヘッドのブランクしかありません。ヘッドを削って、イグニション奥までキーが入るようにします。イグニションが廻ってもエンジンがかかりません。イグON位置でキーが折れたまま、数日経過した模様。自分で解決しようともがいたみたい。当然バッテリーがあがる。24Vなので、こちらは対処できません。保険会社に依頼すれば、ジャンピングも無料になるんじゃないでしょうか。

メルセデスA160鍵開け

メルセデスAクラスAクラスのインロックは初めてです。オペレーターに聞いた497番地には、車があるはずのゴルフ練習場がない。お客さんに電話すると、947番地でした。2km離れているので、タイムロス10分。最近、こういう伝達ミスが時々ある。不機嫌になる人がたまにいますが、感じの良いお客さんでした。右ハンドルで2トラックなので、すぐにピック完了する気がする。予感的中、30秒で解錠、大当たり。お客さんもA160では初めてのインロックらしく、「なぜ勝手にロックしたの?」と訊かれます。この質問をよく受けますが、うーん、わかりません。リモコン基盤の劣化なのか、電池の消耗なのか。ベンツA160最近は国産大衆車でも、機械的にインロックできないメカニズムが多い。それでもインロックは一定数あります。電気的誤作動がなくなることはないでしょう。そういったトラブル時のために、鍵穴は絶対必要だと思います。でも日産車には、オプションで鍵穴なしの設定があります。そんな車がバッテリー上がりで、ドアもボンネットも開けられないトラブルに出くわした同業鍵屋さんの話を聞きました。ディーラーにもJAFにも断られたケース、なんとかボンネットを開けたそうです。メーカーの設計思想に疑問を感じますね。

セルシオ内溝ロング開け

セルシオH12年くらいのセルシオインロック、福生市。オペレーターが「一般の外溝キーです」と言う。セルシオはデビューしたときから内溝キーです。ロードサービス会社の言う「外溝キー」は鍵屋の言う「刻みキー」です。外溝ってのは、ウェーブキーの中で、ホンダやBMW,BENZなどの4トラックあるいはbenz2トラックなどのキーを指して言います。過去に何度もオペレーターに説明しても、まったく浸透しないので、現在は聞き流すようにしています。雨の日の屋根下駐車はありがたい。フロントマスクからすると、10系?20前期と外観上の違いがわかりません。鍵穴を覗く。左下1枚、これ内溝ロング。セルシオピックを取り出して2分で解錠。たまには真面目にピッキングしてもいいね。専用工具をあると、とても楽。パチンカス帰途で目に付いたパチンコ屋、盛況です。車も自転車も大量に敷地にあります。今日も膨大な経済損失が発生している。怠惰な日本人たち。パチンコに絡む社会事件は尽きない。薬物中毒同様に病気なので、全員精神治療したほうがよい。おまけに、「がんばろう日本」という欺瞞丸見えの旗がなびいいている。がんばろうというなら、営業を自粛するのが筋。大半が朝鮮マネーである、パチンコ21兆円産業の膨大な電力消費がなくなれば、そもそも原発がいらない。最近、景品交換所での強盗がやたら多い。どうもこれが怪しいと感じています。パチンコ禁止法制化の動きに危機感を持った経営者たちが、自作自演の資金隠しを行っているのではないか、と思うのです。かつてのチマチョゴリ切り裂き自作自演事件と同じ匂いがする。電力不足がどうこう言う以前に、パチンカーたちは、間接的に拉致国家を支援していると感じないのでしょうか。日本人が働いた金を吸い取られ、そのおかげで作られた核ミサイルが日本に向けられていますよ。知ったうえでの賭博なら、もう売国奴といわれても仕方ないでしょう。

ekワゴン鍵修理at府中市

ekワゴンホンダの中古車ディーラー、オートテラスさんの展示場です。「成約した車の運転席ドアで、キーが廻らない」とのお話を伺っています。すでにEKワゴンのシリンダーを取り外してくれています。H16年式、中古で仕入れた車だそうです。事故による板金でシリンダーも交換したために、別鍵になっているんじゃないでしょうか、と返答をしています。タンブラー組替のつもりで、やって来ました。でも純正キーの刻印と、シリンダーボディの刻印が同じ。交換しているわけじゃないね。じゃあ車上荒らしによる故障、破損?外観上はまったく問題ありません。クリーナーを吹いても解決しません。鍵穴を覗くと、ガチガチで動かないタンブラーがある。これをピックしろと言われても不可能な状態。
内筒グリス原因を探るためにフェイスキャップを外して、分解しましょう。専用工具を使うとはいえ、慎重にやらないと薄いスチールのキャップ端に切れ目が入ります。かなり力を入れるので、レザーグローブをはめます。素手だと確実に指の皮膚がめくれます。ようやく内筒を抜き取りました。動かないタンブラーにはクリーム色の固着物があります。固着物を、内筒のあちこちに発見できました。グリスが劣化して、カチカチに固くなっています。これではタンブラー君が動けません。固着物をすべて取り除き、ブレーキクリーナで洗い流します。最後にグリスを少量塗ります。前ユーザーは、リモコンだけで解錠施錠を行っていたんでしょう。鍵穴をまったく使わないと、こうなりやすいということかな。

アルトラパンのキー閉込

アルトラパン瑞穂町で、アルト ラパンのインロック。年式がH18くらいだというので少し気になることがあります。先代アルト、MRワゴン、エリオあたりは旧型382を使用している。スズキなので、旧型382採用が多いトヨタとは開錠方向が逆。トヨタの場合は解錠方向とピックしても安全な方向が一致。スズキだと、解錠方向にピックすると、ハーフが飛ぶ恐れあり。じゃあ、助手席でピックすれば?と思っても、この年代から、助手席ドア・ハッチともに鍵穴なし。現場のアルト、やはり運転席のみ鍵穴があります。
「車内にワンちゃんがいるので、急いでください」とロードサービスに言われてました。なんだ、エンジンかかってエアコンも付いているじゃないか。犬は人間より暑さに弱いらしい。毎年夏は、ワンちゃん閉じ込み現場で耳にする。
アルト運転席運転席ドアのロックボタンが肩口に見えます。なので、差し金使って秒殺で開けられます。こうしてsuzukiのハーフ382に出くわす度に、心配が杞憂に終わる。水平ロッドタイプだったなら手間が増えるだけなのですが、面倒だなと感じます。施錠方向に回して、段差読んでカギ作るのが安全策だね、という会話を同業者と交わしたことがあります。

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