事務所
オフィス入り口ドアは、MIWAディスクの玉座が付いています。先日見積もりを行った際、玉座を交換して耐ピッキング性能を高めるか、補助錠を取り付けるかという相談になりました。ほとんどの玉座は、ピッキングには強くても、破壊には弱い。最上階の事務所なので、暴力破壊による事務所荒らしも考慮した方がいい。破錠対策まで考慮された玉座というと、V18やらkabaリプレイスノブになります。料金的には、補助錠を取り付けるのと変わらないか、kabaより補助錠がリーズナブルになります。利便性も求めているとなると、やはりキーレックスです。ほとんどの場合shortデッドを即取付ますが、今回は内開きドアなのでlongデッド選択。longだと常時在庫でないので、取り寄せました。バックセット40の位置でデッドくわえ込み20。ストライクの掘り込み位置に鉄板があります。鉄板2mm厚の奥は、木でした。かなり得した気分です。彫れども彫れども鉄板だったり、モルタルが入っていると、手間が大分増えます。それに、こういうオフィスビルは、音の反響がすごい。ので、振動ドリルやらタガネを使う状況にならないほうが嬉しいです。キー式補助錠の取付需要はさっぱりありませんが、キーレックスはちょこちょこと依頼があります。例年6月は売上げが落ち込みます。最近はやたら電話が少ないですね。
6月 14, 2011 12:00 AM|
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学習塾の入り口ドア。15年以上使用してきたRYOBIのドアクローザは油漏れが激しい。RYOBIのREGNOというドアクローザーはビスの露出がない、スクエアボディ。本体ビスの上下ピッチを調べたら44でびっくり。今まで全て19でした。メーカーに聞くと、REGNOはすでに廃盤。交換用プレート付きの1000シリーズで取り寄せると、納期が3週間かかる。さらに万能取替えクローザより断然高い。今回は初めてMIWAの取替用クローザを使ってみます。見た目がすっきりしてていいね。アームブラケットも本体ブラケットも既存のビス穴は使えないので、新規取付と同じ作業です。幸い、既存のビス穴は全て隠れるので安心しました。取付後に、動作確認です。ドアを開けるとき、アーム連結ボルトの頭が上枠に若干こすれます。アームブラケットにライナー4mm厚を挟んでいるのですが、さらに2mm厚のワッシャーを挟み込み、解消します。日暮れ時、子供たちがやってきました。今時の子供たちは忙しいね。公立学校の教育レベルが下がってきているのも日教組のせいです。塾に通わないと、偏差値の高い学校に行けない。親の経済レベルが子供の学力レベルに影響するような、格差固定社会が出来つつあるといわれています。結果は不平等でいいけれども、チャンスは平等でなくちゃいけない。
6月 13, 2011 9:48 PM|
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立川市、開業前クリニックの裏口ドア。新築ドアにMIWAレバーハンドル錠LAが付いていました。本日はLAから自動施錠の暗証番号錠、キーレックス4000に変更します。追加の加工穴を表裏とも10発開けます。keylex4000は2010年発売された新製品。本体を取り外すことなく、キーもしくはコインで暗証番号を変更できるのが売りです。今までは、自動施錠できるkeylexは全て本体を取り外す必要がありました。kagistarとしても、新製品を取り付けるとのことで、楽しみにしています。ちょうど4000用の化粧プレートも発売されたので、良いタイミング。プレートがないと、室内側はサムターン穴が露出します。本体長さはキーレックス1100や2100よりも長い。化粧プレートの下部は、無駄に長い。カットしましょうかと、お客さんに訊いてみました。このままでよいとの回答。
今回取り付けたモデルは、デッドロック機能なし、キーで暗証番号変更する機種。室内上部カバーを開けると、FreeとAutoLockの切り替えつまみ、そして番号変更用の鍵穴があります。keylex4000には、デッドロック機能付き、他社シリンダー組み込み、暗証番号変更方法をキーにするかコインにするか、などいろんなモデルがあります。1100シリーズの後継機種になるのかな。当初の問い合わせでは、ネットで情報入手したお客さんの方が詳しい、という状態でした。新製品の存在を知ってはいましたが、商品知識を迅速にブラッシュアップしないといけないと感じさせられます。
5月 24, 2011 5:15 PM|
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瑞穂町、広い敷地のゲームセンター。平日昼間でも、結構客が多い。大人も結構いる。(仕事してんのか?暇人か?)と思ってしまいます。とはいえ、パチンコで時間を潰すよりは健康的。パチンコは違法賭博なので、景品交換所という名の換金所では本来全員、現行犯逮捕されなきゃいけない。製造業だと、不景気で自宅待機だの週休3日だのいう話を耳にしたことがあります。時間が有り余っている大人が多いのかね。「店内事務所のテンキーロックの電池が切れた。鍵穴はある」と聞いたとき、MIWAのランダムテンキーロックTK4Lを想像しましたので、撃沈をある程度覚悟しています。問題の事務所ドア、予想通りのTK4L・・集合住宅玄関じゃないから、セキュリティホールがない。あーしたり、こーしたりして、30分経過。小さなトリガーが見えるので、自動施錠のTK4LTですね。カタログを見る。てことはサムターンはないのか。サムターンを回そうとしたチャレンジが無意味だと気付きます。物理的には、室内レバーを引くことが出来れば解錠です。パーティションで区切られたような部屋のドアだと、隙間があるんだけど、このドアはない。(どうせ無理だろうな・・・)と思いながらの作業が、運良く開くなんてことはない。非常用の鍵穴のU9キーを持っている上司が、遠方で研修中だそうです。次の現場予定が気になってくる。おそらく売上げ0になる作業を長々と続けても仕方ない。「鍵穴を壊すしかありません」と伝えます。シリンダーコアはLAと同じで、テールだけ違うはず。比較的新しいようなので、超鋼でしょう。内筒をくり貫く破錠して、急いでコアを交換すれば次の現場に間に合うかも。上司に電話連絡を取っている担当者が戻ってきました。「上司が急いで戻ってくるそうです。」。こうして1時間の挑戦が予感どおり売上げ0に確定。でも次の現場を考えると、キャンセルになってほっとした感もあり、複雑な心境です。焦りながら作業するのもよくないからね。お客さんからすれば、鍵穴があるんだからU9だろうと開けられるでしょ、という論理。鍵屋は成功報酬制とはいえ、こういうとき、ちとつらい。Tk4Lは、室外からも電源を供給できる端子があればいいのにね。
5月 19, 2011 11:23 PM|
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国立市、プレハブ事務所。「折れた鍵を抜いて欲しい」という依頼です。本締錠BHのシリンダーを自力で外そうとした形跡があります。イモネジが緩んでおり、かなりの力でシリンダーを回そうとしたんでしょう。すでにテールピースがぐんにゃり曲がっています。チャレンジャーだね。錠ケースのダルマ強度が、テールより強いってことは大事だな。でないとケースが壊れてしまう。折れたキーヘッドを差し込んでも内筒が回転しません。内筒に残った鍵は正解位置より奥へ移動しており、手前に引き出すことができません。テールを潰してシリンダーを外します。レディーメイドのドア、ブロンズの玉座と同一キー。鍵が変わると、SECOMへの手続きが面倒だといいます。URシリンダーを修復します。
お尻の台座が衝撃で割れました。台座は現在も鋳物ですね。台座置き換えはU9用でよいかと思ったら、UR用とは異なります。キーウェイが違うからね。TOSTEM戸建シリンダーH759タイプの引取り部材が車内にありました。当初は、曲がったテールピースと台座だけ置き換えるつもりでした。ところが、分解してみると、スプリング、ガイド、ロッキングバーすべてがベトベトです。汚れの付着も大量です。調子が悪いからと、CRC556を吹き付ける人、本当に多いですね。CRC556が原因でさらに渋くなり、鍵が折れたんじゃないでしょうか。さらに、シアラインが若干ずれているタンブラーもある。磨耗が激しい。こうなったら、極力長年使えるようにと、純正キー配列に合わせて、内筒すべてのパーツを置き換えました。現在は本締錠だとDAが標準品です。DAであれば、お客さんは自分で解決できていたのかも知れないなあ。
5月 9, 2011 7:59 PM|
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