武蔵村山:バイク鍵紛失
ホンダの原付の鍵をなくしたお客さんから入電です。古いタイプのDio、今では少数派となったブランクを使用して鍵を作成しました。今日は暑い。本格的な夏がすぐ近くまで来ています。
シートの鍵穴が随分傷んでいます。車上荒らしかと思ったら、お客さんが自身でこじ開けようとしたそうです。鍵をなくして力づくで開けようとする人、時々います。でも、絶対開きませんよ。
鍵屋カギスターの現場工事日記
バイク
私事ですが、今週からは外出時にメガネを使っています。先日コンタクトレンズの違和感を感じ、左目が真っ赤に充血、眼科で検査を行いました。角膜びらんという角膜表面が傷ついた状態で、しばらくコンタクトレンズ使用禁止とお医者さんに言われたのです。鍵屋を初めてから12年、ずっとコンタクトレンズで現場作業をこなしてきました。メガネで作業をしたことはないので今週はずっと不安です。昨日、車のピックにおいて鍵穴の見え方に違和感があり、苦戦します。本来かかる時間の倍はかかったので、軽くショックを受けました。本日は東村山でバイクの鍵作製です。ついでにシャッターキーも作成するすることになりました。こういう場合は格安料金で受けています。
まずは鍵作製、裸眼視力が0.1なので視界ほぼ0。めがねをかけても、レンズとスコープが離れるので、今ひとつ見え方に違和感があります。簡単なhondaなのに、なんと一度読み間違えブランクを1本無駄にしました。キーウェイのきつい車に出くわしたら、ピックできるのか?早くコンタクトを装用できる日を待ち構えています。鍵屋は目が命。年齢を経るとコンタクト装用が厳しくなる人もいるようです。レーシック手術に関心を持ち始めました。
最近だいぶ日が長くなりました。小平市、キリスト系私立学校の敷地内にあるスクーターの鍵を作成します。寮の部屋が火事となり、カギが見つからないそうです。2Fから飛び降りた学生が1人骨折したそうです。重症患者はいないとのこと、不幸中の幸いです。スクーターはsuzukiアドレスV50、バイク鍵作は久しぶりです。5枚タンブラーの適合ブランクは、M428でした。
イグニションの段差が分かりづらい。幸運なことに、シートの鍵穴があり、しっかり判別できます。イグニションでも回るように修正して、完了です。若いうちに全寮制の学校生活を送るというのは、とても良い人生の糧になるんじゃないでしょうか。この後は、ヤマハJOGのカギ紛失作成現場に向かいました。不思議と重なるものです。
多摩市の駅前駐輪場、ヤマハvoxのカギ紛失です。過去にVOX鍵作製で時間がかかったことがあります。鍵穴をきちんと覗けないのが原因でした。このスクーター、ステアリングが邪魔してイグニション鍵穴に頭を近づけられない。鍵穴をきちんと覗けるかどうかで、作業時間が大きく変わると悔しい思いをしたものでした。やはり今回も通常のスコープでは厳しい。タンブラーがおぼろげに見える位置だと、斜めになるので高さ読みに不安あり。
今はボアスコープがあるので問題ありません。倍率を上げて、鍵穴と平行に覗ける位置で7枚段差を読みます。駐輪場のおじさんが興味津々で車内のキーマシンやらを見つめています。首長ロングのブランクで鍵作はすぐ完了しました。yamaha VOXはシート下の収納容量が通常のスクーターの2倍くらいあります。多少買い物をしても、シート下に収納出来そう。シャッターキーは、やはり作らなくてよいとのこと。今年初のバイク鍵作でした。
八王子、今朝の気温は2度くらい。例年より随分寒い気がします。MotoGuzziの鍵作は初めてです。イグニションシリンダーの接点が劣化しており、ランプが点いたり点かなかったりで、バイク屋さんから中古パーツを譲ってもらったそうです。この中古シリンダーの鍵作を行います。30年前と言うので、手こずるようなことはないでしょう。問題はブランクがあるかどうか。鍵穴は中心からずれています。ヨーロッパのバイクはこういうのが多いですね。FIATのsilcaブランクが合致しました。K版でも対応ブランクがあるようです。シリンダーは車体に取り付けている状態の方が、インプレッションはやりやすい。シリンダーを強くバイスで固定すると、ボディが凹みそうな感じ。かといって緩めに固定すると、キーブランクを揺すっても傷が出にくい。
片側刻み6枚タンブラーのピッチマークを取ります。外車デプスデータが見つかったので、素読みで読んだ配列をカット。ホンダバイクなみに簡単に完了してしまいました。V35Imolaというバイク、国産とはかなり違うエンジン音だそうです。早速お客さんがイグニション取替え作業を始めていました。