アリストのインロック開錠

toyotaアリスト

アリスト

あきる野市の山道、トランクインロック。直射日光がないので涼しい現場です。トヨタ アリストは年式がH10くらいなので内溝ロングかと思えば、ショートでした。だから、2分以内に終わるでしょう・・結果は15分ほどかかりました。古い年式だと内筒30度で引っ掛かり、もう一度ピックが必要です。30度から、45度まで回すのに随分手こずりました。タンブラーが汚れすぎてて、動きが悪いと言っても言い訳になります。気休めか、ブレーキクリーナーを吹いた後数分で回りました。でも、ウェーブは絶対長時間になることはないので不安はありません。ハーフタンブラーがガタガタになったM382や383のほうがよほど怖いです。この地域では、ハーフ382に当たることはほとんどなくなりました。

羽村:築浅TOSTEM鍵交換

築浅戸建

築浅戸建

本日も東京多摩は猛暑日です。不動産屋さんはたいていお盆休みのはずですが、依頼された業者さんは売る気マンマンです。築5年ほどのきれいな戸建、競り落として所有権移転も完了しました。窓は2重ロック3重ロックがなかったため、解錠はすぐに終了。TOSTEM玄関ドアは定番のMIWA PS 2ロックです。毎度カラーをきれいにして流用するのですが、このカラーは汚れが落ちない。同色の楕円でなく長方形の新品カラーがあったので、これを使ってシリンダーボディを移植しました。不動産屋さんいわく、販売完了時に交換したいので、中古キーシリンダーなどの暫定交換でいいとの要望でした。サッシメーカーの玄関キーシリンダーだとコンスキーがあるので助かります。販売中はコンスキーを使用して、買主には未開封の子鍵袋を渡す段取りで納得してもらえました。
MIWA PS

TOSTEM玄関

玄関ドアに注ぐ熱射がすごい。いつもは気楽に行うキーシリンダー交換も、皮膚が焦げていくようで辛い。汗が湧きでてポタリポタリの不快感。それから勝手口のU-shin内溝シリンダー、物置シリンダー、ポストダイヤル錠などの見積もり下調べをして現場を引き揚げます。住宅ドアの破錠は久しくやっていませんが、この時期はぜひとも避けたいところです。鉄分不足で倒れそうです。

金庫OBK鍵開け解読

金庫OBK

OBK金庫

猛暑日になりそうな日差しですが、金庫の鍵開けは一戸建ての室内なので、快適に作業できます。OBKブランドの金庫、長年開けていないそうです。ダイヤルはすでに揃っているかも知れないので、鍵穴をピックして内筒を傾けます。完全に回らないので、ダイヤルが揃っていないとわかりました。鍵を作成し、その後にダイヤル番号を探っていきます。お母さんと小さいお子さんは、そろそろ遊びに出かけるようで、知人と電話で会話しています。30分くらいで終わると踏んでいたのかも知れません。こういう会話が聞こえてくると、少しプレッシャーになります。気持ち急いで作業しますが、鍵作成+ダイヤル開けなので、やはり1時間ちょいはかかりました。作業時間は数十分で終わる場合もありますし、2時間くらいかかってしまうこともあります。鍵がない、ダイヤルが揃っていない、あるいはその両方なのかによって難易度と時間が変わります。

横田基地でグロリア鍵作成

98yグロリア

日産グロリア

久しぶりに横田基地内に入ります。ゲート入り口で電話が入ったのでハザード出して停車、電話応対していると守衛の人に怒られました。車を停められない、ここは軍事基地だぞということです。車検証と免許証を提出してセキュリティチェックで10分くらいかかりました。毎度面倒くさいので、複雑な事情があると基地内の依頼は断っています。英語しかしゃべれない、すごいマッチョな米軍兵士にI am a locksmithだとかI follow your carだとか言って、彼の車についていき、現場に到着です。98年らしい、日産グロリアの鍵紛失です。基地の外に出れば、あまり見かけない古いクルマです。ここは通信基地なので高給取りがいないのか、走っている車だけ見ると10年前くらいにタイムスリップしたようです。作業そのものより、筋肉ムキムキの男たちが集まっていることの方が気になります。車検証は、car inspection sheetっていうのかなどと考えつつ、もう確認するのが面倒でパスです。ロードサービス経由なので、問題ないでしょう。年齢的なものなのか、こういう現場だと、もうコミュニケーションを最低限にしたいと思ってしまいます。作成したキーを渡すと、歓喜の声が上がり、すぐにエンジンをかけています。great skillだとかThank youだとかいう英語は聞き取れましたが、依頼人の筋肉のほうがよほどすごいと思うほどでした。

警察署経由の鍵開け依頼

玄関錠west

玄関錠west


珍しく警察署から電話が入りました。依頼者が隣にいるので、直接話ができて安心できました。警察でも代理の依頼だと、気分的に後ろのめりになります。八王子の一戸建て、初老のおばあさんが待っています。最初に概算料金を伝えると「ものすごい取るね・・・」と言われます。「ものすごい」という表現は初めて聞く。人生で初めて鍵屋を呼ぶようだし、年配なので相場は全然知らないでしょう。「大手ならこんなもんじゃないですよ」と伝えて半分理解してもらえたようです。玄関ドアは・・WEST6ピンシリンダー、2ロック。現場でピック出来た試しがない。バンプキーでチャレンジ、内筒回る気配なし。5分で見切りをつけ、攻撃ポイントを切り替えます。
腰高窓

腰高窓

腰高窓は、構造上工具が素直に入らないタイプでした。一手間かけて工具挿入、クレセント解錠。その後一手間かけて部品を戻します。雨上がりで蚊が多く発生しています。攻撃前のスキンガードが役に立ちまして、1箇所刺されたのみでした。結局玄関ドア2ロック開けるより、こちらのほうが安いし早い。最後は感謝してくれたおばあさん、さきほどいたすぐ近くの警察署に挨拶と報告に行ってくる、と言います。すごい、こんな律儀な人いるんだなと驚きました。昔の日本人なら当たり前的な行動なのかも知れない。

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