
発電機
中古車輸出業者さんの敷地内、お客さんは日本滞在10年のスリランカ人でした。日本車は古くても、人気があるそうです。トラック鍵作のついで、ということで依頼されたのは発電機の鍵作成。86年のヤンマーディーゼル、当然未知のキーシリンダーです。鍵穴覗くと、結構奥にタンブラー2枚。ブランク探しが大変だと思いつつ、ブレードの長いブランクを差し込んだら・・・そのまま回ってしまいました。シアラインの精度がゆるゆるなんでしょう。ブランク代金+αだけ頂く、しょぼい仕事となりました。

ヤンマーキー
もう1件は日産ディーゼルのトラック、コンドルの鍵作成でした。M301だから簡単だと思ったら、なかなか正解にたどり着かない。実はキーはisuzuでないとだめなのでした。キーウェイが近くても、デプス1の高さが違うのだから、いくらやっても廻るはずがない。isuzuからのOEM車、ということを知っていれば、こんな遠回りをすることもなかった。こういう知識は大切です。
5月 21, 2014 9:41 PM|
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MIWA ドアクローザー
築20年ほどの積水ハウスです。ドアクローザー本体もブラケットもない一戸建ての玄関ドア、取付板だけが残っています。年配の職人さんが取り外したまま、2年近くになるそうです。随分気長に待つお客さんです。取付板のビスがどうしても廻らない。なるほど、板を取り外せなくて断念したのだと思います。下穴開けてボルト抜きで廻して行くと、4箇所ともビス頭だけが折れてしまいました。残ったビスをすべてドリルで除去し、タップ切り直し。これだけで結構時間を食いました。板の刻印がM802P M822Pとなるので廃盤のMIWA M800シリーズだと思い、交換用ドアクローザーM612PSを取付けてみたら、問題が起きました。

交換用ドアクローザー
上枠からクローザー本体までの距離が大きくて、この部材ではアームと本体を結合できない。取付け部材を在庫のRYOBIの交換用ドアクローザーに変更。なんとかアームも水平になりました。MIWAの交換用ドアクローザー、見た目は恰好いいのですが、取付け条件に制約があります。おそらく元々付いていたブラケットは段付きだったはずです。上枠の戸当り高さが20mmありました。RYOBIのブラケット取り付ける際にも2mmワッシャーを挟んで、アームと戸当りが干渉しない余裕を確保出来ました。
5月 9, 2014 8:16 PM|
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松坂屋
金庫の鍵をなくしたそうです。ラベルに驚きました。[Matsuzakaya]79年製なので、昔は有名デパートのOEM金庫があったということですかね。一応金庫4ピンのHigh/Lowを確認して、コードで作成出来ました。ダイヤル番号不明なので、一応判明させた方が良いと伝えたのですが、ガムテープで固定しているから大丈夫でしょう、との返しでした。
4月 24, 2014 7:52 PM|
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miwa EC
先日解錠した競売マンションの玄関キーシリンダーは廃盤のECです。鍵が一本もなく、逆マスター物件なので、鍵を作成しないことには、キースイッチを廻してエントランスを開ける事も出来ません。シリンダーを持ち帰って、久々にECの鍵作をすることになりました。今までの経験だと、逆マスター入りのECは磁石6個までですが、実際は7個使われていました。ECシリンダーは使い込まれており、磁石の反応がとてもわかりづらい箇所がありました。磁力は半永久ではない。これが、ECが廃盤になった理由の一つでしょうか。また、MXECだとの思い込みで作業をしていましたが、実際はRXECでした。RXECはレアだと聞いていいましたが、初めて出くわしたことになります。2つの思い込みが重なり時間がかかりましたが、なんとかECキーが出来上がりました。ECトライアウトを使うのは、本当にこれが最後になるかも知れない。それほど逆マスター分譲マンションで見かけることのなくなったキーです。
4月 1, 2014 8:01 PM|
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U9コア
また警察官立会いで学生さんの安否確認の玄関ドア解錠です。上京したというお母さんは博多弁だなーと思ったら、佐賀の人でした。連絡の取れない息子さんですが、たまに帰宅しているようです。家の中は、ゴミ屋敷状態。こんなに親を心配させてはいけません。しばらく部屋に滞在した後、施錠しなければいけません。誰でもできる施錠方法を教えたのですが、鍵作依頼となりました。久々にU9シリンダー鍵作をやりました。ばらして配列を確認してカットする。やはりシアラインが揃うと少し嬉しくなります。
2月 28, 2014 7:43 PM|
カテゴリー:住宅|
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