引違錠の新規取り付け
あまりにも古い貸家の木製引戸、この錠の名称は何かと調べたら、NIKKANA 両面捻締錠という錠でした。廃盤ではないですが、時代遅れの使いづらい錠なので、引違錠にチェンジします。悪い建付の状態に合わせて、位置決めします。内障子、外障子とも長方形切り欠きを加工します。大量の木粉が作業服に付いた後に、小雨で濡れるので、不快でした。予算と子鍵の本数から、alphaの引違戸錠を取付けました。家賃が安くて、玄関引戸ごと交換できるほどの利益が出ないのでしょう。Crownテンキー金庫の破錠
98年製、テンキー式金庫X-1のボタン音がしなくなった不具合です。新しい電池を入れても、ジーと音が鳴るだけです。一流メーカーキングクラウンとはいえ、98年製だからわかりやすい構造かと甘く考えていたら、結構苦労させてくれました。スコープで見ながら作業しても、突起も見えないし、ソレノイド配線をたぐり寄せるのは不可能。ドリルで直接ソレノイドをガンガン破壊して、へし折ってやりました。開扉した後に金庫の造作を確認するのが楽しみ。ソレノイドが横向きになっているのは初めてで、突起はデッドボルト側にあります。少し複雑なメカニズムになっていました。ソレノイド解錠の造作が、配線孔から見えないようにしているのは見事でした。OLD公団ドア解錠
玄関鍵開け要請入りました。「玄関はURです・・・」と言われた時、MIWA のURシリンダーが付いていると申告できるなんて、素人ではないな、と思いました。実は公団の現在の呼び名がUR都市機構なのでした。まぎらわしい。玄関ドアは、古い公団タイプ、いつもの工具は使えない。ガラスが入っているということは、40年くらいの玄関ドアです。錠だけリフォームしているが、玄関ドアごと交換して欲しかった。この時点で予約の歯医者には間に合わないと覚悟。ポストオープナーはかなり苦手なのです。1時間かかってしまいました。バリアフリータイプのPMK、樹脂製サムターンだったから、まだ救われました。シリンダー付間仕切錠取付け
室内の間仕切り錠を鍵付きにしたいとのご要望で、本日は空錠からシリンダー付間仕切錠に取り替えます。既存はWESTのレバーハンドル空錠、フロント長65もあります。このタイプで鍵付きはないようです。小判座のサイズなどを測って、同じゴールド色で、nagasawaのパルムを発注しました。シリンダー付間仕切錠は受注生産品なので、納期3週間ほどかかります。
取替といっても、あちこち追加加工しないと、取り替えられません。シリンダーは標準で短いディンプルキー、子鍵3本付属です。nagasawaだと室内錠もディンプルが標準になっています。