長屋の引戸錠交換

場末スナック

長屋スナック

昭島市、江戸街道沿いの廃業スナック、古い長屋の引戸です。オーナーさんが鍵をなくしたので、一人で開けといて、と言われました。解錠するときだけは立ち会ってもらわないと行けない旨説明して、不動産屋さんが合流します。MIWAの引違戸錠、U4でしょうか、古いタイプなので、すぐに開きました。不動産屋さんが引き揚げ、交換作業開始となります。枠が曲がっていて、引戸の上側は隙間が10mm空く。
alpha引戸錠

alpha引戸

今までの中で、建付け最悪レベルです。建付け悪いなりの状態で、内障子も外障子も、4mmずらすべく追加加工です。穴が露出するので、飾り座で隠します。私見ですが、駐車禁止厳罰化以降、このような街道添いのスナックは、集客力ガタ落ちなんじゃないでしょうか。引戸錠交換はしましたが、このご時勢テナントはおそらく入らないでしょう。

引違錠の新規取り付け

両面捻締錠

両面捻締錠

あまりにも古い貸家の木製引戸、この錠の名称は何かと調べたら、NIKKANA 両面捻締錠という錠でした。廃盤ではないですが、時代遅れの使いづらい錠なので、引違錠にチェンジします。悪い建付の状態に合わせて、位置決めします。内障子、外障子とも長方形切り欠きを加工します。
alpha引違錠

alpha引違錠

大量の木粉が作業服に付いた後に、小雨で濡れるので、不快でした。予算と子鍵の本数から、alphaの引違戸錠を取付けました。家賃が安くて、玄関引戸ごと交換できるほどの利益が出ないのでしょう。

Crownテンキー金庫の破錠

crownテンキー

クラウン金庫

98年製、テンキー式金庫X-1のボタン音がしなくなった不具合です。新しい電池を入れても、ジーと音が鳴るだけです。一流メーカーキングクラウンとはいえ、98年製だからわかりやすい構造かと甘く考えていたら、結構苦労させてくれました。スコープで見ながら作業しても、突起も見えないし、ソレノイド配線をたぐり寄せるのは不可能。ドリルで直接ソレノイドをガンガン破壊して、へし折ってやりました。開扉した後に金庫の造作を確認するのが楽しみ。ソレノイドが横向きになっているのは初めてで、突起はデッドボルト側にあります。少し複雑なメカニズムになっていました。ソレノイド解錠の造作が、配線孔から見えないようにしているのは見事でした。

OLD公団ドア解錠

公団玄関

公団玄関

玄関鍵開け要請入りました。「玄関はURです・・・」と言われた時、MIWA のURシリンダーが付いていると申告できるなんて、素人ではないな、と思いました。実は公団の現在の呼び名がUR都市機構なのでした。まぎらわしい。
バリアフリー公団錠

公団錠バリアフリー

玄関ドアは、古い公団タイプ、いつもの工具は使えない。ガラスが入っているということは、40年くらいの玄関ドアです。錠だけリフォームしているが、玄関ドアごと交換して欲しかった。この時点で予約の歯医者には間に合わないと覚悟。ポストオープナーはかなり苦手なのです。1時間かかってしまいました。バリアフリータイプのPMK、樹脂製サムターンだったから、まだ救われました。

シリンダー付間仕切錠取付け

空錠

空錠


室内の間仕切り錠を鍵付きにしたいとのご要望で、本日は空錠からシリンダー付間仕切錠に取り替えます。既存はWESTのレバーハンドル空錠、フロント長65もあります。このタイプで鍵付きはないようです。小判座のサイズなどを測って、同じゴールド色で、nagasawaのパルムを発注しました。シリンダー付間仕切錠は受注生産品なので、納期3週間ほどかかります。
シリンダー付室内錠

シル間仕切錠

取替といっても、あちこち追加加工しないと、取り替えられません。シリンダーは標準で短いディンプルキー、子鍵3本付属です。nagasawaだと室内錠もディンプルが標準になっています。

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