業務用もどき金庫の鍵作成

金庫鍵なし

ホーム金庫

福生市で金庫二台の鍵開けです。高さ70cm。ダイヤルは家庭用ですが、キーシリンダーが独立しており、業務用との中間的な構造の金庫です。ピックして360度回転したところ、片方の金庫crownは開扉できました。もう一方OBKはダイヤルが揃っていないので、番号割り出します。
金庫ダイヤル

OBKダイヤル

その後は二台とも鍵作成です。5ピンシリンダーは初めて、苦戦してなんとか完了しました。どうやら金庫を使用していた方は亡くなったようです。集まった親戚方は、談笑していました。大往生だったんでしょうか。お客さん、最初に地元の鍵屋に電話して「きょうは問屋が休みだから無理」と言われたそうです。番号照会サービス使うだなんて、なんだかなーという感じです。サイズを聞いて業務用だと思ったのかも知れません。

ボルボ240GL鍵作成

ボルボ鍵

ボルボ

現場は清瀬市です。90yボルボ240GL ステーションワゴン、鍵を失くして早朝の出動となりました。ボルボの刻みキー作成は初めてでした。均等ピッチでドア作成だけで大丈夫なようです。イグニション追加もなく、予想外にすぐ完了しました。
ボルボ鍵

volvoキー

ボルボのドアはベンツのように重厚感があり、重たいです。ボルボのウェーブキー鍵作は過去に一度やりました。刻みキーは、これが最初で最後だと思います。

スナックのドア鍵穴接着材

テナント入り口ドア

テナント入り口ドア

昭島の駅前テナント、入り口ドアはPRシリンダーの2ロック。鍵穴に接着剤を流し込まれており、キーが入りません。悪意のあるいたづらで、既に警察の現場検証も済ませているそうです。ドアにはなぜかドアスコープがあり、集合住宅玄関ドアの仕様です。解錠はさくっと終えて、U9シリンダー2個同一に交換しました。錠ケースはU-shinでこのタイプのMIWA対応シリンダーだと、テールピースが長い。U-shin錠ケース、見かけることが増えてきました。

ぼったくり鍵開けの実情を知る

アパート玄関ドア

アパート玄関

久しぶりの早朝出動、国分寺市、アパート玄関、鍵開け。解錠作業をしながら、お客さんと会話します。2年前にも、夜中に鍵屋を呼んで解錠料金が\30,000だったことを聞きました。見事なぼったくりです。今回の料金の2倍以上です。このような簡単な鍵開けでも、請求額\50,000というケースも耳にしたことがあります。上には上がいるものです。このぼったくりは地元の個人鍵屋で、ロックセキュリティ協同組合にも加盟しています。組合加盟といっても、料金まで規制できるわけじゃないので、業者の道徳心次第です。大手チェーンでも、個人でも、ボッタクリ鍵屋はいます。数年前から、問い合わせでも料金を探るだけの電話が増えています。エンドユーザーとしても、ぼったくられた経験があると、猜疑心が強くなるのも無理はありません。まあ、鍵屋もそういう電話ばかりでテンションは下がります。悲しいかな、相互不信社会になりつつあるのかも知れません。

VWキーシリンダー修理

VWドアハンドル

VWドアハンドル

1960年代のVWのドアハンドルが持ち込まれました。鍵穴のシャッターがきちんと動かない状態です。入手した別のハンドルからキーシャッターを移植してほしいとの依頼です。キーは変則ピッチの9枚タンブラーのはずです。フェイスキャップを外すのに苦労しました。
VWキーシリンダー

VWキーシリンダー

シャッターのキックバネが案の定折れていました。もう一つのドアハンドルを分解してシャッターを移植しました。フェイスキャップをかしめる際に、薄いステンレスの劣化を意識しないと、亀裂が入ることがわかりました。慎重に作業して、修理完了です。

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