スナックのドア鍵穴接着材

テナント入り口ドア

テナント入り口ドア

昭島の駅前テナント、入り口ドアはPRシリンダーの2ロック。鍵穴に接着剤を流し込まれており、キーが入りません。悪意のあるいたづらで、既に警察の現場検証も済ませているそうです。ドアにはなぜかドアスコープがあり、集合住宅玄関ドアの仕様です。解錠はさくっと終えて、U9シリンダー2個同一に交換しました。錠ケースはU-shinでこのタイプのMIWA対応シリンダーだと、テールピースが長い。U-shin錠ケース、見かけることが増えてきました。

ぼったくり鍵開けの実情を知る

アパート玄関ドア

アパート玄関

久しぶりの早朝出動、国分寺市、アパート玄関、鍵開け。解錠作業をしながら、お客さんと会話します。2年前にも、夜中に鍵屋を呼んで解錠料金が\30,000だったことを聞きました。見事なぼったくりです。今回の料金の2倍以上です。このような簡単な鍵開けでも、請求額\50,000というケースも耳にしたことがあります。上には上がいるものです。このぼったくりは地元の個人鍵屋で、ロックセキュリティ協同組合にも加盟しています。組合加盟といっても、料金まで規制できるわけじゃないので、業者の道徳心次第です。大手チェーンでも、個人でも、ボッタクリ鍵屋はいます。数年前から、問い合わせでも料金を探るだけの電話が増えています。エンドユーザーとしても、ぼったくられた経験があると、猜疑心が強くなるのも無理はありません。まあ、鍵屋もそういう電話ばかりでテンションは下がります。悲しいかな、相互不信社会になりつつあるのかも知れません。

VWキーシリンダー修理

VWドアハンドル

VWドアハンドル

1960年代のVWのドアハンドルが持ち込まれました。鍵穴のシャッターがきちんと動かない状態です。入手した別のハンドルからキーシャッターを移植してほしいとの依頼です。キーは変則ピッチの9枚タンブラーのはずです。フェイスキャップを外すのに苦労しました。
VWキーシリンダー

VWキーシリンダー

シャッターのキックバネが案の定折れていました。もう一つのドアハンドルを分解してシャッターを移植しました。フェイスキャップをかしめる際に、薄いステンレスの劣化を意識しないと、亀裂が入ることがわかりました。慎重に作業して、修理完了です。

max鍵作成at横田基地

横田基地

yokota airbase

久しぶりに横田基地に入ります。依頼人は、日本語片言のアメリカ人、代理で航空自衛隊の自衛官が電話してきました。2012年3月以前、横田基地に自衛隊はなかったので、英語しかしゃべれない米国人から電話を受けることもありました。鍵屋としても電話応対が楽になった。ゲートで待ち合わせて、毎度身分確認と撮影、guest pass が発行されます。visitor centerには、基地に入れない国籍一覧が貼りだしてあります。アフガニスタン、イラン、イラクなどなど20カ国以上。
マックス

ダイハツ

何度も基地に入っているのに、今まで気づきませんでした。依頼人は20代らしきアメリカ人男性です。日本語を少しずつ勉強しているらしい。「ありがとうございます」やら「スミマセン」やら礼儀に関する日本語をまずマスターしているようです。爽やかで礼儀正しくて、ここが占領地である悲哀を忘れました。私の英語力では空軍所属であることはわかっても、engineerかsoldierか分かりませんでした。I love Japanという言葉は聞き取れたので、嬉しくなりました。ダイハツ maxの鍵作はすぐに完了です。

メルセデスC240鍵開け

C240

ベンツ

ベンツの2トラをピックするのは久しぶりです。12年落ちなので、少し癖があるかなと思ったらそうでした。内筒の傾きは大きいですが、いきなり解錠方向へのピックは厳しい。施錠方向はすこぶる簡単です。解錠して、シート上のキーを取り出すお客さんに「インロックしたのは、初めて。なんでインロックしたの?」この質問よく受けますが、わかりません。リモコンのボタン電池切れだとか、電気的な誤作動で閉じ込めるというのはよくあります。機械的なインロックは出来ない車ばかりの時代になりました。ベンツはセキュリティレベルが高すぎて、最新のSクラスでもインロックすることがあります。セキュリティに対する設計思想が国産車とは違うようです。

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