玄関引戸プッシュ栓錠
玄関引戸の錠前交換と聞いたので、召合せ錠だと予想していたら、プッシュ栓錠でした。メーカーがBESTなので、当然廃盤、約50年前の引き戸ではないでしょうか。alphaプッシュ栓錠を使うのは12年ぶりでしょうか、受け金具はサイズが違うので、金具厚み分彫り込んで埋め込みました。社会福祉協議会からの依頼で、どうやら所有者は介護施設に入るようです。親戚が立ち会うのではなく、協議会の方が家財整理をしている様子でした。身寄りがなくて、公的機関に資産整理を依頼しているのかも知れません。このような事例は、今多いのでしょう。ゴミ置き場の鍵折れ
立川市の商業ビル、ゴミ置き場の鍵が折れてシリンダー内に残っており、開けられず困ったという状況です。MIWA LA錠ですが、2型なのでサムターン側はメクラです。折れて残った根元側の鍵を持ってきてもらい、解錠方向へなんとか回すことができました。あとは折れた鍵を除去して、内筒の分解清掃を実施です。タンブラーの劣化でシアラインが少しずれています。使用頻度が激しく老朽化しているので、交換が必要と伝えて作業完了です。ステップWGインロック
久々だと思ったら、今年初の車インロック解錠です。出動回数がめっきり減った要因は、インロック自体が激減したことに加えて、ロードサービス会社が都市部を中心に自前のグループ会社出動部隊を整備しすつつあることではないでしょうか。都心部では10年くらい前から、素早い到着時間の要請に応えるため、バイクで出動する会社がメインになっているようです。
ステップWGは高年式だったので、少し難易度が上がるウェーブキーでしたが、すぐに解錠です。2007年頃のピーク時には、ロードサービスからの出動は月平均15件くらいあったと思いますが、現時点ですでにお小遣い稼ぎ以下の売上になっています。2022年10月には20年ぶりにインロック出動0件でした。これを機に、技術的なキャッチアップのインセンティブがなくなりました。需要が激減しているのに、高年式車は鍵穴を覆い隠すレバーハンドルなど厄介さは急上昇中です。