面付HPDの不具合

面付錠HPD
鍵の調子がおかしいので、鍵を交換したいとの申し出がありました。公団住宅のMIWA面付錠はHPD、よくみかける公団錠です。ノブを回そうにも、重くて固い。ノブを回すと、ラッチが引っ込んだまま。ケース固定ビス1本をゆるゆるにすれば不具合解消するが、少しでも閉めると、また不具合再現。こういう状態は何度か経験しているので、
「調整すれば、スムーズに動くようになりますよ」と簡単に答えてしまいました。
MIWA HPD
ところが、大はまり。取付板3点ビスの位置、ケースの位置をいろいろと変えてトライアンドエラーを何十回も繰り返す。今までは、これで解決したのだけど・・・よじれが原因?ラッチバーが深く入りすぎてる?リフォームで塗り重ねた塗装の厚み?扉厚はちゃんと36ある。ためしに取付板の下に2mmスペーサーをかませてみても、ケース固定ビスを閉めると、やはりNG。過去にはシリンダーがラッチバーに干渉している場合もあったので、シリンダーを取り外して動作確認してみる。状態は同じで、やはりうまく動作しない。結局ケースとドア面の間に2mmスペーサーを挟み込み、スムーズな動作になると判明。浮いた2mm分隙間が出来るが、お客さんに了承を得る。予定時間10分の交換作業が2時間になりました。結構うんざりする。ケース単体では、問題なく動作するだけに、ケースごと交換しても、同じ状態になる気がする。とにかく、摩訶不思議な不具合でした。たかがシリンダー交換でも、こんなにはまることって、あるんだなあ。

タンドラ荷台のエースキー?

エースキー
入間の中古車屋さんから見積り依頼です。車はUSA TOYOTA 2000yのピックアップトラック、タンドラです。荷台の後部、左右両端にカムラッチが付いています。販売した車両にキーがないため、荷台カバーが風にあおられて、上がってしまうそう。カムラッチが純正なのか、後付なのかも不明。鍵穴を見ると、エースキーに見えます。日本製の良く見かけるエースキーよりも径は大きい。覗いてみるとピンはない。形状さえ合えば廻る出来合いキーのようです。
カムラッチ
とりあえず、日本の産業用ロックメーカー、タキゲンやLAMPのカタログを検索。でも、これほどビッグサイズのカムラッチはない。置き換えるのは厳しそう。特注で作ってもらうと、料金はつりあがる。出来合いキーだけ入手できないだろうか、とひたすらネット検索。アメリカのメーカーで、これがvise action compression latchなる製品だと分かりました。納期は1月かかりますが、なんとか日本の代理店を見つけて発注できました。

見積り2回は勘弁

GOAL LY
新座市の戸建住宅。通常は出張しないエリアだけど、依頼元は知り合いのリフォーム屋さん。先日、玄関シリンダーを調べました。セキスイハウスなので、通常在庫で即交換とはいかず、シリンダーを取り寄せました。交換のため、現場へ行こうと連絡したところ、「あのさ、ついでに勝手口も交換してくれって言われたんだよな」」と言われる。ああ、がっくり。積水ハウスだから、通常在庫で対応できずに、もう一度部材取り寄せになるでしょう。そういうことは、最初に言って頂きたい。新座までドライブ、勝手口ドアを確認。P LXだけど、扉厚50を超える。LXにはラッチがなく、空錠GOAL LYが付いている。丁番側のサムターンは何かと確認してみたら、上下スライド窓の固定のため。さすが、積水は一癖あるなあ。
P LX
キーは絶対ディンプルにしてほしい、とのこと。917シリンダーは一通り在庫しているけど、扉厚45まで。WESTは残念ながら、特注でも厚扉用シリンダーを作ってくれない。917 LXのカラーをぶったぎるか。いや、それじゃあ見栄えが悪くて、クレームになる。V18はカギスターの通常在庫ではないし、厚扉なので、思ったとおり再度出直しになりました。片道25kmの見積り2回はつらい。

物置の円筒錠

戸建物置
物置の鍵、と言われると、イナバやヨドコウといったホームセンターで販売されている物置を想像してしまいます。これは、戸建住宅に増設された物置部屋です。イナバやヨドコウの場合とは料金が変わります。電話口で物置、と言われた場合、問い詰める必要があります。こういった後付ドア物置の錠は、たいてい円筒錠ですね。まずは解錠。短時間でも汗が出る。今月もおそらくずっと真夏でしょう。そして交換。円筒錠は分解が基本的に不可能みたいです。以前インプレッションでULWの鍵作製したときは、たいそう時間がかかりました。鍵が変わってはまずい、というのはよほどの状況で特殊な要求です。
GOAL ULW-5E
おばあちゃんが言うには、最初、自宅で契約している警備保障会社に問い合わせたそうです。言われた金額が\25,000。当然、お抱えの鍵屋を手配するんでしょう。随分マージンを乗っけるなあ、と感じます。大手の警備保障、工務店、サッシメーカーなどに電話した後、あるいは大手鍵屋に電話した後に、カギスターに電話して頂くとありがたい。価格帯が全然違うので、割安感を感じてもらえ、依頼も決まりやすい。

指紋採取される

U9 PMKコア
立川市、マンション、19時到着。玄関の鍵が入らないという。不動産屋さんに紹介を受けたというので、20%くらい割引したい。公団規格U9 PMK。鍵穴にいろんなものが詰まっている。とりあえずドア解錠。シリンダーを取り外しちゃっちゃと分解。ロッキングバーの留め金を抜いても、内筒が抜けてこない。内筒と外筒の境目を見てみる。透明ゼリー状の物体が詰まっている。ああ、これは瞬間接着剤だ。交換するしかない。隣の部屋のカップルも鍵穴に入らないと言っている。こちらも交換。謀らずも、接着剤特需が発生した。接着剤はエスカッションからも垂れてドア表面にも付着。悪質だ。警察を呼んだ方がいいよとアドバイス。隣の部屋のシリンダーも接着剤たっぷりでした。
指紋採取
ほどなくパトカー到着。周囲の住宅でも、最近同様の被害が起きているという。しかもほぼ同時刻の被害が周囲に何件もあるそう。空き巣とはまた別種の、イカレタ犯罪者だと思う。こんなことして楽しいのか。目撃情報が得にくい地域社会になっているけど、一応パトロールを強化する、と警察官。指紋採取に協力して、帰途に着きました。

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