UCフロントの加工取付
八王子の戸建て玄関ドア、老朽化したインテグラル錠が故障して、デッドボルトの出し入れが出来なくなっています。なので、施錠して外出できない、困った状態です。この錠ケース、初めて見る奇妙なサイズです。デッドボルトが2つあります。BS70, フロント長110、SHOWA/ALNAの刻印があります。昔アルナというサッシメーカーがあったらしいのでOEM製品でしょう。やはり廃盤商品です。問屋さんいわくBS70のインテグラルは現存しない、フロント長110は特注できるそうです。GOAL UCのBS64ケース在庫があります。フロント長がよくある130、ドア側の加工を一旦考えます。薄アルミの先に厚アルミ、さらに補強板?イメージしてみると、結構厄介な作業である上に綺麗に仕上がらない。賃貸物件でもあるのでドア加工をやめて、UCケースのフロントを加工することにしました。まずフロント上下とも10mm切断、そして既存のビス穴位置に合うようにM5穴、座ぐりを作ります。錠ケースが厚いので、彫り込み幅をベルトサンダーで広げ、ケースをドア内に押し込む。ドアが薄くラッチの動きに不安を感じたので、スペーサーを内外に入れる。バックセット6mmずれる分の加工若干。最後に建付調整、ストライク穴を広げて完了です。玉座は今まで通り使用できます。フロントの見た目はいまいちですが、機能的には問題ありません。