UCHIDA金庫鍵作
合鍵屋さんからの紹介で金庫の鍵作製。おばあさんの自宅マンションに上がる。前もって「家の中すごいよ」と言われていたが、予想以上のゴミ屋敷。病気がちで、体を動かすのもしんどいようなので、仕方ないか。誰か整理してくれる親戚や知合いはいないんでしょうか。通常、お客さん宅に上がるときにスリッパははかない。でも今回は、はかないと、大変だ。押入れの襖を開けると、UCHIDA刻印の金庫。ゴミ屋敷特有の匂いがするし、なんと言っても作業スペースがない。申し訳ないのですが、早く終わらせて退散したい気分。金庫前に正座できるスペースはある。
工具箱はガラクタの上に置く。工具箱を開くにも、障害物がある。やりづらいことこの上ない。昨日の電話では、ダイヤル番号も分からないという話でしたが、ダイヤル番号表が見つかったそうです。ものすごく嬉しい。番号表とおりにダイヤル操作。この環境でダイヤル探りまでやりたくない。金庫の上に大きな座布団が覆いかぶさっている。これまた幸いなことに、ナンバーから楽にカギが作れるパターン。一度車に戻ってコードマシンでカット。カギが廻る。扉を絶対開けないように指示が出たので、そのまま引き上げます。カギスターにとって、モチベーションが下がる環境は作業スペースがないこと。通常は、ダイヤル番号不明なら、俄然嬉しくなるんだけどね。