カギ交換at雲海上の別荘
朝9:00に依頼元不動産屋さんに集合。檜原村の別荘、行ったことのある人に誘導してもらわないと、おそらく辿り着けないらしい。ハウスクリーニング屋さんの車が到着。追跡開始。檜原街道を15km以上走った後、一応舗装された山道に進路変更。小型車がやっと通れる急勾配の坂とカーブの連続。目的地直前の上り坂で、クリーニング屋さんの車がホイールスピン。今日は冷たい雨が降っており、グリップが効かない。旧型のエブリィ、ターボ付き。でも、カギスター号同様、結構な積載重量があるそうだ。ホイールスピンする車を2人で押しながら、ようやく勾配30度の坂を制覇。山道の突き当たりにある別荘が視界に入り、一安心。周囲360度が霧霧、雲海の上にいるようだ。
こんな場所に賃貸物件があるなんて。バブルの時代に、建設資材をヘリコプターで運び、建築したらしい。オーナーが今は賃貸物件にしている。この別荘を借りる人の日常生活は、どうやって成り立つのか疑問。一番心配していたのは、現調のみに終わること。ミサワホームと聞いていたので、独自デザインのレア部材、取り寄せで再度出直しになることを覚悟していました。ところが玄関ドア錠は、ありきたりの玉座。築20年以上だから、独自デザインのOEM玄関錠でないのか。よかったー。こういう現場が1回出動で終わることに、すごく感謝。帰り道、ツイテルを連呼しながら、また急勾配を下ります。強いブレーキを長時間かけなくてはいけない。新車なのに、ブレーキ音がゴーと何度も鳴る。相当負荷がかかっている。ベーパーロックか?東京とは思えない秘境物件で鍵交換を行うのは、最初で最後にしたい。