金庫破り
先日のガソリンスタンドに依頼された金庫の子鍵を届けに行きました。実は、また空き巣に入られたという話はすでに聞いています。今回、侵入口は不明です。犯人は事務所に侵入後、壁を破壊して裏口の金庫部屋へ。部屋の入り口引き戸をバールでこじ破り、さらに金庫も破壊した。暴力破壊のオンパレード、この手荒さは日本人か?金庫に金品は入れていなかったが、前回は多額の現金を盗まれています。半年間で社長さんの経営するガソリンスタンドが6回も事務所破りされているのに、「いやーまいった」と笑う社長さんはほんとに楽天的だと思います。
さて、注文した金庫のマグネットキーが鍵穴に入りません。鍵穴も暴力破壊されており、鍵が折れるかというほどに強く回さないと、シリンダーが回転しません。こりゃもうだめだ。とりあえず鍵は使わず、ダイヤル操作だけで開け閉めしてください。社長さんはすでに警備保障会社と契約していました。治安が悪くなるということは、警備コストが固定経費となります。売上げに上乗せできればいいですが、このご時世利益率が下がることを許容せざるをえないのでしょうか。道徳の退廃は、社会コストを増大させるだけでなく、日本人特有の相互信頼社会が崩れていくことであり、本当に悲しいことです。