12月2010

UX逆マ鍵作成at立川市

MIWA UX LA
立川市、競売マンション空室、築91年。まずは解錠。キータイプはU9だと思っていました。よく見るとU9の前身、UXです。キーウェイが似ているので間違いやすい。エントランスのキースイッチがあるので、逆マスターキーシステムが入っています。暫定的なシリンダー交換をして、問屋さんに逆マ対応シリンダーを注文するつもりでした。ところが回答は、”廃盤”。UXまで廃盤になっていたんですね。MIWAディスク同様、廃盤になっている場合、鍵作製をします。キースイッチを回せる鍵を作成しないとエントランスから入れません。リフォームおよび販売完了時に、購入者の判断で鍵交換するか否かを決めていただく格好です。交換すると、エントランスと玄関のキーは別々になります。
UX内筒ディスクやU9はよく作成します。UXは初めて。タンブラー7枚分の位置を確認。シアラインを見ながら、少しずつカットしていきます。確か6段差。未知データのデプスなので、自分なりにデータ収集。こういう作業は面白い。UX逆マスターのマンション物件、かなり少ないと思うのですが、たまに遭遇します。数年後には、PRキーあたりに変わっているかも知れません。あるいは、築20年物件だから、玄関ドアごとリフォーム、最新プッシュプル錠2ロックに変わる可能性もあります。

forzaシートインロック

スクーターFORZAあきる野市、hondaビッグスクーター、鍵はシートに閉じこみ。ロードサービス会社経由なので、お客さん負担は0。ロードサービスには、バイクのトラブルも手がけている会社があります。古いタイプなので、シート下に鍵穴あり。解錠後、HONDA Road Service Cardを確認。バイクメーカーがロードサービス会社に委託しているんですね。
hondaロードサービス開業当時の2000年には考えられないほど、鍵業界は「システム化」されてきたことを痛感します。多くの”鍵のトラブル仕事”が下請けシステムに組み込まれてきています。玄関開け無料サービスを手がける会社、バイクの紛失鍵作製まで無料になる会員システム、玄関鍵の紛失・盗難によるトラブルを保障する保険サービス・・・数え上げればきりがありません。もちろんこれらは、相応の保険料や年会費によって成立しています。玄関鍵交換まで無料になるサービスを下請けで行ったことがあり、驚きの思いを禁じ得ません。たとえば、名の通ったマンションからの玄関鍵開けや交換依頼はほぼ皆無になりました。マンションデベロッパーで指定する業者ルートで請け負うシステムが出来上がっているのです。鍵屋は職人仕事の中で数少ない、下請けシステムに組み込まれなかった業種だと思います。しかし、これからはどんどん下請けでしか得られないルートでの仕事が増えるでしょう。手数料を抜かれ、デフレの波にさらされ、やけくそになった鍵屋が暴力的な価格破壊を敢行、薄利で個人客を得ようともがきます。安くしたところで、件数も増えない、リピートもない業種です。正直なところ、5年後10年後の鍵業界に強い不安を感じます。

暗証番号錠keylex取付

キーレックス500昭島、病院、職員の勝手口ドア。年々補助錠の取付は減る一方。今年はついに補助錠の普及品、U9 NDZを1個も付けなかった。WEST554が2回くらいか。防犯リフォームの需要はせいぜい2008年まで。新築物件のドアはそもそも補助錠は必要なし。そして鍵付きの補助錠よりも、キーレックス500面付補助錠の方が多かった。しかも、個人宅より店舗やオフィスの方が多い。暗証番号錠であれば、番号変更できる。長い目で見ると、職員や社員の入れ替わりなどの理由で毎回鍵交換するよりも、コストを抑えられるでしょう。
keykex miniストライク取付位置決めに少し悩む。枠の形状がL形状、続いてL形状となる。掘り込みのストライクプレートを付ける幅もない。煙返し部分の箱受けにする。鍵屋さんによっては、機械式暗証番号錠としてkeylexよりもTAIKOデジタルロックをメインに扱う人もいる。カギスターは何度かTAIKOの不具合に出くわしているので、個人的に嫌っています。番号ボタンが沈んだまま上がらないので開錠できないトラブルです。キーレックスではいまだにクレーム0。作業中、緊急作業依頼、また逃す。先月からずっとこのリズム。これはもう病気じゃないか。病名は分からない。ロックスミス科がある病院を探してみたい。

店舗自動ドア鍵折れ

自動ドア着脱電話の内容は「鍵が折れたので、店舗のドアを閉められず、帰宅できない」。立川市のクリーニング屋さん。普通の開きドアかと思っていたら、自動ドア。時間のかかる作業になるかも知れない。鍵穴は地面と同じ高さ。地べたに顔を擦り付けながら、鍵穴を覗く。WEST4ピン。折れた鍵が食い込んでいる。キーウェイに隙間なし。30分悪戦苦闘。鍵穴からの取り出しをあきらめる。このまま1時間やっても抜けないと思う。早い見極めが大切。時刻、22:30、お客さんの了承を得て、自動ドア着脱することにします。そもそも自動ドアの着脱自体、10年間で5回ほどですから、少ない方だと思います。不動産顧客が少ないからでしょう。交換よりも、こういったトラブルのほうが多い。夜間に自動ドア着脱をするのは初めてです。外したドアを床面に寝かせて、シリンダーを外す。折れた鍵をするっと抜きます。錠とシリンダーの動きはスムーズです。どうやら、鍵をきちんと奥まで入れずに、力ずくで回したんじゃないかな。日付が変わる前に完了しました。
WEST4ピン最近は、鍵業界もデフレ気味。電話口で安い料金を伝えて、受注確率を上げようとする鍵屋もいます。ところが、今回のような現場もあり、うかつに安い料金を回答することはできません。カギスターは、安い料金を信じきった顧客との、現場での衝突を嫌います。電話口で完全に状況を把握するのは不可能なので、料金に幅を持たせる回答は必要。普通の開きドアと自動ドア着脱では、技術料金がまったく違います。ミニマム料金を伝える鍵屋さんだと、現場で料金を取り上げることに躊躇しません。最悪の事態を想定して、いつもmax料金を伝えるスタンスだと、お客さんも引いてしまいます。電話でのちょっとした回答の仕方が、依頼につながるかどうかの分かれ目になることもあり、難しい時代だと感じることがあります。大手鍵屋グループだと、元スチュワーデスを電話オペレータの研修講師に迎えていると聞きます。料金の高さをコンシェルジュのような丁寧応対でカバーするやり方もあるようですね。

vino鍵作成at八王子

ヴィーノ現場は八王子、大学が目の前。バイクはヤマハの・・これはビーノでしょう。シート下に鍵穴があり、イグにシャッターがない。古い年式ですが、外観はきれいです。毎回ヤマハの鍵作をしていると、感じること。最深デプスの隣に最浅デプスがある配列が、ほとんどです。どうでもいいことか。コードマシンでのカットだと、最深-最浅の刻みがどうしても鋭角になります。このままだと鍵の抜き差しが、結構引っかかります。毎度のように、ヤスリで坂をなだからにします。精算時、女の子が「クレジットでいいですか?」といって、キャッシュカードを差し出す。えーっと、これはクレジットカードでありません。というわけで、最寄のコンビニまでバイクを追跡、ATMで現金を引き出してもらいます。愛嬌のある女の子なので、かわいらしい勘違いだなあと笑っていられます。
悪魔のシナ民族さて、出動直前、車内で日向ぼっこwith読書をしていました。カギスターの待機時間のよくある過ごし方。著者は1400人ものシナ人犯罪者と対峙してきた、元通訳捜査官。坂東さんの文章は毎度読みやすい。1000万人移民構想、外国人住民基本法案など、数々の日本国解体法案をもくろむ民主党。ほとんど知っていることですが、新しい視点が一つ。労働人口減少、少子高齢化の解決手段として、低学歴高学力を挙げています。これは素晴らしい。経団連の連中のように移民、移民と叫ぶ必要はない。本来、大学はアカデミズムを希求する一部の若者が進む道。現在のように二流でも三流でもいいから、学歴取得のために、大きな経済負担をして4年間遊ぶところではない。長いモラトリアム期間であり、社会全体で見れば、莫大な労働力の損失だ。好きな道を見つけてさっさと社会に出ればいいのである。明治時代から戦前は、実践的な専門学校と、アカデミズムを追求する大学の棲み分けがきちんとできていたようだ。・・・書き足りない。お客さんが大学生だっただけに、こういう思いがふつふつとよぎるのでした。

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