金庫
久しぶりにテンキー式金庫の解錠です。お父様が亡くなった、というよくあるパターンの依頼です。鍵はあるけど暗証番号が分からない。本降りの雨は、夕方からさらに強くなるようです。こんな悪天候の日に、室内でじっくり作業出来る依頼は、なぜか得した気分です。戸建てのお宅に車を駐車できると、さらに嬉しくなります。逆に、大雨の日に車の鍵作が来たら、損した気分になってしまいます。EIKOのテンキー式金庫SSP、製造年も不明です。
見たところ20年は経っているか。ソレノイド線がすぐ見えたので、短時間で終わると当初思いました。ところがスペースが狭くて時間がかかりました。時間がかかって首が痛くなったので、金庫ドアを上に向けて作業させて頂きました。金庫を使い続けるのなら、ソレノイドのプランジャーを取り外します。金庫はすぐに廃棄処分するそうです。ドアを閉められないようカンヌキを出したままで引き上げました。当店は、金庫の廃棄処分は請け負っていません。
5月 2, 2012 12:00 AM|
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あきる野市、家庭用金庫のブランドはsky safe。「金庫の鍵が空回りする」という現象は初めて出くわすケースだと思います。お客さんの言うとおり、右にも左にもクルクル回ります。構造をイメージしてみると、シリンダー裏の連結が外れたのだろうと推測できます。ダイヤル番号は分かっているので、少し肉体労働をすればカンヌキは引っ込みます。裏蓋を外し、内部を確認します。思ったとおり、シリンダーのカム固定ビスがゆるゆるでした。
内筒が回転してもカムに伝わらないため、走り金具もスライドしないという状態になっています。走り金具を外して、カムをがっちり固定します。86年製金庫、25年落ちです。いろんな金庫と対峙しましたが、シリンダーが空回りする状態を見かけるのは初めてです。今回は、かなりのレアケースじゃないかと思います。電子基盤を使わない機械式金庫でも故障することはあるんですね。電話口では、最悪の状態を考えて破壊解錠の可能性をお伝えしました。引き続き金庫を使用できるので、お客さんも安心されたようです。
1月 31, 2012 4:26 PM|
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奥多摩の入り口あたり、なんと築400年という見事な古民家での金庫ダイヤル解錠依頼が入りました。古民家に到着した瞬間、少年時代にタイムトリップした錯覚に陥ります。少年時代に訪れた亡き祖父の家の光景が脳裏で甦ってきたからです。当初伺った内容は「鍵が回らない、高さが50cmくらい」ですが、2回目のお話では「鍵は回る、金庫の高さはもっとある」となります。鍵が回る、回らないの違いは大きい。業務用で間違いないだろうと判断して工具類を車載します。73年製crown業務用金庫、先日鍵屋のマー坊さんに頂いたオートダイヤラーがついに活躍します。セッティングに時間がかかりました。慣れが必要ですね。
あとはコンピュータまかせでジージーガラガラ音が響きます。金庫が置いてある部屋の鴨居には、いろんな神社のお札がびっしり、仏間に掛け軸もあります。地元の神社からの感謝状の額縁も多く飾られています。亡くなられたお爺さんは、いわゆる地元の名士だったようですね。八百万の神々に見守られながら、ダイヤル解読作業が完了しました。親族のご希望により、わかりやすいダイヤル番号に無料で変更します。3時間弱の待ち時間中、懐かしの掘り炬燵でお食事まで頂きました。ありがとうございます。
11月 25, 2011 12:00 AM|
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紹介ルートで三鷹市の個人宅へ伺います。金庫の番号はわかっていて、キーがない状態だと聞きました。予定時刻数分前、お客さんが自宅の前に立っています。律儀な年配の方です。この感覚が懐かしい。鍵屋を始めた2000年頃は、車のインロックでもたいていお客さんが現場に立っていましたね。目的の車や住宅が見つからず、わかり辛い場所だと、探すだけで5分10分かかります。こういうことが昔はあまりなかった。さて、お宅にお邪魔して押入れに設置してある金庫を確認します。お客さんに「カギも見つかったんですよ!」と言われます。ダイヤル番号もわかっているわけですから、カギスターの来た意味がなくなったようです。ところが、ダイヤル操作がどうしてもわからないそうです。webサイトでもダイヤル操作方法を説明しているのですが、これがわからずに先日も電話を受けました。それでもうまくいかないということで、日野市へ訪問してダイヤル操作を説明したのもつい先日。右へ4回、左へ3回・・・記入された番号でストップさせるように実演して、さらに自身でも操作してもらいます。ダイヤル操作スタート時点の数字を合わせないといけないと勘違いされていました。ダイヤル操作教室が連発しています。カギスターとしては、出張料+αしか頂けないので、何だかなあという気分です。まあ、しょうがない。
10月 19, 2011 12:00 AM|
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珍しく、調布市の現場。飲食店の事務室です。ITOKIはホームセーフも製造していたんですね。仲間内に聞くと、ダミー切欠が複数ある金庫に出くわしたことがあると言います。ダイヤルを回すと、DD値は判明する。でも、探り、ブルブル、コード表すべて上手くいきません。久々に穴を開けます。金庫は廃棄するそうです。知ってれば、90分も回り道はしなかったなあ。金庫スコープを使うのも久しぶり。解読し、ドアを開けると、理由が分かりました。DD座のみ1回り大きい、そして4枚座に振動が伝わっても、回転しない。やはりイトーキ、1クセ2クセありました。そういえば先日、同業者が金庫メーカー営業マンと交わした会話を思い出しました。
大震災の被災地で大量に集められた金庫、解錠のために金庫メーカー社員が呼ばれたそうです。自社メーカーの製造番号からデータベースをもとに大量の金庫を解錠したらしい。報酬をもらったのかボランティアなのかは知りません。メーカーならダイヤル番号は即座に分かるでしょう。鍵もその場でコードカットしたのかな?TV映像では、クレーンで金庫を持ち上げて落下させ、破壊するシーンを見ました。このような金庫メーカーの活躍もあったんですね。金庫は耐火性を保証するもので、海水の浸水は保証外です。大切な書類は大丈夫だったんでしょうか。
9月 27, 2011 7:39 PM|
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