車
12時三鷹で金庫カギ作成の予定。片道25kmのうち20km走ったあたりで、「カギ見つかりました」とキャンセル電話。何度も電話を受けていただけに、ガックリ。鍵屋に依頼した後、本気でカギを探し始める人、たまにいる。気持ちを切り替え、即Uターン。日曜なので、帰巣本能を働かせて、地元待機が賢明。予感的中、車のインロックが連発。まずはサマーランドのゴルフ練習場でギャランの閉じこみ。終了直後、すぐ近くでベンツCクラスのインロック発生。お客さんは知り合いの家で待機中。お客さんを助手席に乗せ、あきる野市の農場へ。
車内にカギが多分あるらしい。2005年式C180発見。2トラのドアをピック、すぐ開いた。お客さんいわく「カギがあるとしたら、トランクなんだけど・・・・」トランクインロックとは聞いていない。当然、ベンツにトランクオープナーはない。トランクの鍵穴を見ると、下向き・・。物理的に覗くのは不可能。お客さん、トランク鍵穴の存在を初めて知った模様。さらに、車内にトランクオープナーがあると思っていた模様。自分の車について知らない人、増えている。リモコンだけで操作するのが当たり前になったからでしょうか。とりあえず、手探りピック工具でトランクピックTRY。解錠方向はどっちだ?経験者に聞く。逆に回すと、セキュリティーロックになってしまう。解錠方向には廻る感覚つかめない。となると、ドア鍵穴覗いて、鍵作製する。トランク鍵穴にキーを差し込んで解錠、これしかないでしょう。しかし、これは有料。料金伝えると、予想通り拒否。ロードサービスだと無料を前提に依頼している人がほとんど。「無料サービスはここまでです」と伝えて撤収。残念そうなお客さん、自宅がある川崎から家族にスペアの鍵を持ってきてもらうことになりました。
12月 19, 2010 8:35 PM|
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羽村市、3年落ちムーヴのインロック。2007年地図データのナビで番地が出てこない。おかげで現場付近でのタイムロスが2分ほど発生。過去に、目的地付近でお客さんに場所を聞いたとき、不機嫌に返されたことが何度かある。「おたくさあ、ナビあるんでしょ?何でわかんないんだよ!」厳しい時代だ。携帯電話事情の変化も影響している。開業当時は、たいてい現場付近でお客さんが立っていてくれた。現在は、自宅もしくは近くで待機しているお客さんに、携帯で電話するスタイル。したがって、車を発見しにくい場所だと、どうしても付近で迷う時間が発生する。インロック解錠は、無料のサービスどころではなく、もはや契約者の当然の権利と化している。5分遅れたことでクレームになったこともある。最新地図データを更新するか、新しいナビを購入しないといけない。マンション立体駐車錠に到着。雨がしとしと降る中、おばさまが傘をさしてくれる。ありがたい。このタイプは本当に難易度が高いと思う。外車ウェーブの方が全然楽勝だ。少なくとも5年前の自分なら、配列によってはピックできない。したがって鍵作しながらの開けとなり、時間がかかる。雨に打たれながらも、とにかく集中力を切らさないこと、それが一番大事~。何とか10分でピック完了。ドアを開けるとアラーム発砲。エンジンかけて鳴り止む。リモコンキーが効かない。ピックしての解錠、つまりキーであけることによってセキュリティの設定が変わることもあると聞いた。もう一度キーで施錠すれば元に戻るか?やはりリモコンに無反応。電池切れの可能性が高い。インロックの原因が電池切れかも知れない。あるいは取説を見ながら、セキュリティ設定をやり直しなのかな。過去に、ピック解錠して帰宅した後、”鍵屋のせいでリモコンが効かなくなった”というクレームを受けたことがあります。この辺の勉強もして、理論武装が今後必要になります。
12月 14, 2010 12:00 AM|
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八王子市、パルサーのインロック。今ではなかなか見かけなくなった、生産中止の車。路地の突き当たりに見つけた。その手前10mにスーパーカーあり。圧倒的な存在感に目を奪われる。一応、最後の?スーパーカー世代だと思うカギスター。これはランボルギーニ?スパイダーだ。ガヤルドというモデルらしい。こういっては何ですが、普通の戸建住宅に似つかわしくない印象。住宅よりスーパーカーの方が高いのでは?ピックしながら、お客さんに話しかける。「そこにすごい車、停まってますよね・・・」「そうなんですよ、あれだと盗難やいたずらが気にならないのかな」こんな車のインロック開け、死ぬまでに一度やってみたいものだ。
帰り道にホームセンターに寄る。土日祭日は人ごみを嫌い、極力こういう店には入らない。朝一なので、まだ込み合ってないだろうと予想。お目当て工具の選択肢がいくつかある場合、できるだけmade in JAPANを選ぶ。Made in CHINAしかないなら、せめて日本企業を選ぶ。こういったことを国民の大半が意識すれば、デフレは加速しないと考えている。しかし、日教組による左翼教育が蔓延している現代、健全な愛国心さえ育たない。私みたいな中途半端な日本人でも、百冊単位の近現代史書籍を読むこと、TVの時間を大幅削減して桜チャンネルを見ることで、ようやく歴史の真実を知ることができた。100円ショップに行くのは愚の骨頂、あの安さはチャイナによる世界中への失業とデフレの輸出だ。カギスターは滅多に私服を買わない。360日くらい作業服だから必要ない。しかし、いざ衣類を買うとなると、どの店に行ってもmade in CHINAだらけで悲しくなる。仕方なく購入してしまう。次回からは、せめて親日の新興国を選ぶように意識する。
12月 11, 2010 11:22 PM|
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小平市、10年ほど前のトヨタbB。このタイプは久しぶり。M377やM354を使用しているシリンダー、ほとんどがシリンダー裏のキックバネがない。ピックした後、ニュートラル位置へ勝手に戻ることはない。えーと、これは7段差で、ドアには1枚抜けていて、イグにはちゃんと8枚あって・・・思い出してきた。鍵作日和の現場完了。師匠宅まで、そう遠くないので、電話確認して、合流。相変わらず暇なときはいつも工具を作っている。解錠工具を作るための、DREMEL超高速ルーターがお気に入りのようだ。車にバーナーやステンレスパイプやらを積んでいて、一体何屋なのかと思ってしまう。車内にキーマシンがなければ鍵屋だとわからない。現場にて速攻で工具を作りつつ対処することもある。モンデオピックを自分で作ってしまうほどの師匠、今回は何を作っているのかな。鍵屋同士の仕事談話は楽しいものです。
「自分で作った解錠工具で開けることに、喜びを感じるのが鍵屋だ」という信条の持ち主。NHKのプロフェッショナルに推薦したい、と言ったが断固拒否。そもそも、裁判所登録の鍵屋などの超職人肌の人って、ネットにもメディアにも出てこないんですよね。個人客相手に営業する必要もないし、その気もない。一流だから、同業からもヘルプ要請が来る。「こんなすごい人がいる」という口コミで依頼が自然発生する。開業当初から、何度ヘルプで助けてもらったことか。当時、車の鍵作で、毎回読みが1発で当たるので、「ひょっとして師匠は眼球に金庫スコープでも埋め込んでいるんですか?」と聞いてみた。「ばれた?」と返された。やはりロックスミス業界で製造されたターミネーターの疑いがある。
12月 10, 2010 8:38 PM|
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八王子、ディーラーの整備工場。預かっているCR-Vが勝手にロックしたらしい。自分たちの持っている差し金工具で悪戦苦闘したけど、開かなかったそうです。んーたしかに、垂直ロッドの肩口ボタンですが、これは引っ掛けて、引き上げる開け方ではないんですよね。いずれにしろ、きちんとお金を頂くので、カギスターは鍵穴から開けます。honda車の刻みキーのタイプ、極力助手席から開けてます。それは、運転席より圧倒的に簡単で楽だから。このタイプは100%助手席にも鍵穴があります。壁との隙間が狭いですが、なんとか作業できました。幅30cmほどの隙間でも開けたことがあります。太っちょボディでは無理です。同業者の鍵屋さんに言うと、藤原さんは細いから作業できるんだと言われました。
その後、「私はぼったくられたのか?」という問い合わせがありました。大手鍵屋に依頼して、鍵交換したら、\20,000オーバーだったそうです。どういう錠にどういうシリンダーを付けたのか分かりませんので、回答のしようがありません。「車の修理代で\100,000かかったが、高いか安いか?」と質問しているようなものです。一般的な錠に、普及品のシリンダーを付けると大体、\10,000~\15,000です。このパターンで\20,000以上の料金だと言うのなら、高いと回答できます。こういう確認電話、時々あります。いずれにしろ、もう取り付けした後なので、依頼する前にカギスターに問い合わせて頂きたい。こちら、ぼったくり相談センターではありません。リフォーム詐欺のように、何十万という違いでもないので、ぼったくりといえるのかどうか、難しいですな。
11月 29, 2010 8:26 PM|
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