車
ロードサービスから入電。代車で使用しているミラの鍵がイグニションで折れたそうです。あちこちの鍵屋さんに断られたと聞きました。やはりイグニションだと敬遠する鍵屋さんが多いということです。折れ鍵が抜けなくても、ドアシリンダーなら、難なく分解できます。ミラは八王子のコンビニに停車しています。お客さんに聞くと、折れ鍵が残っているのは、ドアでした・・そして、カギ抜き作業をやってみたら数分で完了です。拍子抜けしました。
現場へ向かう運転中、イメージした作業はイグニションシリンダー分解です。少し苦手意識はあるけどダイハツならさほど苦労しないと想像します。問題は、鍵穴から折れカギを抜く作業時間の見極め。タンブラーが強く噛んでいる状態で、数時間かけて鍵抜き作業でもがいた経験があります。往生際よく、最初からシリンダー分解をしたほうが良い場合もあります。折れた鍵がイグニションにあるのかドアにあるのか、この違いで身構え方が変わります。イグニションという言葉自体知らない人も多いので、適当に答えるお客さんもいるんでしょう。今回もし、「鍵がドアで折れた」と正確な情報が伝わっていれば、私には依頼が来なかったでしょう。折れた純正キーにナンバー刻印がありました。コードカットした鍵を渡して現場引き上げです。
2月 9, 2012 6:07 PM|
カテゴリー:車|
コメント(0)
昨夜降り積もった雪が裏道やら小道だと、まだ残っています。日陰だと、凍っている路面もあります。お昼過ぎの出動、幹線道路沿いの現場で助かりました。雪はほとんど溶けています。コンビニ駐車場に到着。エンジンがかかったままのワゴンR、わんこが車内でご主人様を見つめているのかな。飼い犬がロックボタンを押してしまうことは時々あります。コンビニ店内にお客さんがいました。ピックは面倒なので、ヘルパー開けで3秒。ロードサービスなんて要は早く開けばいいんです。
帰り道、またワゴンR鍵開け依頼。先ほどはドッグインロック、今度はチャイルドインロック。オペレーターが「急ぐようにと言われましたので、よろしくお願いします」。このせりふを聞く度に、少し戸惑います。ぶっ飛ばせ、ということでしょうか。数千円の売上より事故や違反金の方がリスクでかいよ。5分後、また電話が鳴りました。思った通り、キャンセルでした。急がされるケースほどキャンセル確率は高い。ここ最近キャンセルがなかったので、ありがちなパターンを忘れていました。インロック開けは無料ですから、依頼するのもキャンセルするのも気軽に連絡できる時代です。
1月 24, 2012 9:30 PM|
カテゴリー:車|
コメント(0)
昭島市の某カーディーラーに隣接するので、メーカー系でしょうか。広大な敷地に陸送会社があります。年式不明のhondaエアウェイブの鍵を失くしたそうです。エアウェイブは2006年からイモビライザー標準搭載。フィットベースの車で、既に製造は打ち切られた車種のようです。イモビ搭載の確率がかなり高いと伝えた上で、中古車広場に出かけます。運転席ウインドウにホンダおなじみのイモビマークがありました。今回初めて安物マシンでチャレンジしてみます。まずはMT-7のウェーブキーを作成。なぜかドアの鍵穴にキーが入りません。完璧にカットしていても、ホンダの古いウェーブキーは鍵の抜き差しがきついことがままあります。イグ追加をカットしてメカニカルは楽しみながら完成。
イモビ登録マシンを接続しても、自分で作業するのは初めてなので、試行錯誤、五里夢中。同業スペシャリストに電話しながら作業し、結局暗証コードを突破しなければいけないタイプだと判明しました。この安物マシンでは突破できないので、help要請を発動します。同業鍵屋さんが1時間後に到着、20分ほどで完了。うーん残念です。おまけに鍵作の2倍以上の時間がかかってしまった。こういう経験があると、本格的にイモビ投資をしようかなという気持ちが出てきます。でも、せいぜい年に数件なんですよね。とりあえずイモビスペシャリストの同業人脈があるから、依頼も受けられる。メカニカル作成だけでも売上られるから、いいかな。でもそんなスタンスではカーロックスミスとは言えない時代になっているので、これまた葛藤します。
1月 12, 2012 12:00 AM|
カテゴリー:車|
コメント(0)
カギスターの仕事はあらゆるカテゴリーにおいて、需要が減っています。唯一減っていないのは車のインロック解錠。福生市のコインパーキング、駐車中にH21年式フリードのカギを紛失したようです。当然イモビライザー搭載。ピッキング解錠してから、お客さん、車内を探しますがやはりカギは見つかりません。直後にレッカー車が到着しました。地元のディーラーまで牽引するそうです。ロードサービスだと牽引30kmまでは無料なんですね。
ディーラーによってイモビキー納期は3日から2週間。金額を聞いたら\15,000だって。びっくりしました。登録作業を含めても\20,000くらいでしょうか。ホンダの場合イモビライザー搭載車両はデータベースで管理していると聞きます。また、カギ紛失への対応をアフターサービスと捕らえるディーラーもあります。だからこの手の作業は利益を度外視していたりします。トヨタ以外の日本車は、コンピュータ交換なしで、ホンダ同様の対応が多い。だから、たとえ鍵屋がイモビライザー投資を100万単位で行っても、トヨタ以外は依頼に結びつかない。しかも、ポケットに入れたままドア解錠からエンジン始動まで行えるスマートキーがどんどん増えてます。カギ紛失は今後ますます激減する。エンドユーザをターゲットにしていれば、需要がないので商売にならない。一部のイモビライザー勝ち組のように、車屋さんや輸出業者と提携しないと、元本回収さえできないと考えています。この実情が、いつまでもイモビライザー投資に踏み込めない理由ですね。
1月 9, 2012 12:36 PM|
カテゴリー:車|
コメント(0)
サンバーの鍵をなくしたのは、宅配ドライバーさん。配送中にキーホルダーが何かにぶつかってマンション敷地内で落としたようです。気づいた直後に、歩いたルートをくまなく探しても見つからない。きっと誰かが拾ったんでしょう。事業用の黒ナンバーのカギ紛失は非常に珍しいです。スバルM404の8枚タンブラー、作成難易度は低いのですが、作業はのんびり気楽に出来ません。一方通行道路は、車の往来が多い。運転席側で作業していると、通過の度に作業中断となります。助手席と壁の隙間に入ってピック、配列読み、カギ作成します。鍵穴がとてもきれいで読みやすく、すぐに完了しました。とはいえ、出動要請から完了まで約1時間、配送業務がストップしてしまいました。「これから配送再開ですか」と聞くと、「いや、既に他のドライバーにヘルプしたので、商売あがったり」とのことです。世界一きめ細かい日本の物流ですから、顧客の要求水準も高いはずです。実は、私も売上ロスがありました。作業が終わる頃、地元近辺でのロードサービス依頼電話が鳴りました。地元を離れると、地元で緊急依頼が発生し、売上ロスとなる。今年も鍵屋的マーフィーの法則は健在です。ロードサービスにおいても顧客の要求水準が10年前より高くなったと感じます。お客さんが待てるタイムリミット目安は約40分。これを越えると、依頼は流れます。距離の目安としては15kmがマックス。地方の鍵屋さんのブログを見ていて、ロードサービス出動で距離30kmだとか2時間だとかいう記述を目にして驚きます。お客さんがのんびり待ってくれる傾向が強いのか、鍵屋密度が低いからなのか。都心の鍵屋さんいわく、渋滞にはまると10km走るのに1時間以上かかることもはザラですから、だいぶ事情が違います。
1月 8, 2012 5:32 PM|
カテゴリー:車|
コメント(0)
« 前のページ
次のページ »